第14回:夢眠ねむ〜小出祐介&南波一海「小出は明日、昨日の南波と連載する」〜

第14回:夢眠ねむ〜小出祐介&南波一海「小出は明日、昨日の南波と連載する」〜

第14回:夢眠ねむ〜小出祐介&南波一海「小出は明日、昨日の南波と連載する」〜夢眠ねむ卒業を主軸に、小出が南波の細かすぎる変化を追及する

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2018.11.24

南波が小出のために選んだアイドル曲を聴いて、2人が気になっていることをフリートークする連載。今週は久々に曲を聴きながら、夢眠ねむ卒業についての話。後半は小出が気づいてしまった南波の細かすぎる変化を追及。

【夢眠ネム「あるいは夢眠ねむという概念へのサクシード」】

南波:
でんぱ組.incの夢眠ねむさんが1月に卒業しますね。

小出:
こないだ『アイキャラ』の収録現場で升野さんとも話したんだけど、もう完璧な卒業じゃないですかっていう。久しぶりに見る完璧な卒業。

南波:
じつはアイドルをやり遂げて卒業ってかなり難しいから。運営とかメンバーの関係がウマくいかなかったり、学業の都合だったり、スキャンダルだったり、志半ばで辞めてしまうことのほうが多いんですよね。こんなに気持ちのいいのは嗣永さん以来じゃないかくらいの。

小出:
嗣永桃子の卒業・引退が完璧だったように、夢眠ねむも同列に近いレベルで、完璧な卒業の1つ。伝説や目標として語り継がれていくんじゃないでしょうかね。

南波:
10年の活動をきっちり総括して、さらにはその先の道まできっちり示して。たぬきゅんのプロデュースをしていくのと、書店をやるんですよね。

小出:
アイドルも人だから、この仕事を辞めてもこのあとずっと人生が続いていくわけじゃないですか。その人生までをも応援できるのであれば、ファンの人にとってはこんなにいいことってないですよね。これだけのキャリアがあって、シーンへの貢献度も影響度も高い人が、アイドルを辞めるための準備をずっとしてきて、今後こういう道に進むっていうのを示してくれると、ファンは卒業まで応援し切ることができるし、その後の人生もどこかで何らかの形で応援することができる。か、完璧(笑)。ねむちゃんの場合は母体のグループも残るし、新メンバーも育成したわけじゃないですか。おそらく根本凪さんがねむきゅんの後継者となるんじゃないかな、みたいなこともあり。

南波:
“夢眠ねむ”を襲名制にしたいってよく言っていたけど、根本さんはその意志を継ぐ人というか、そんな雰囲気ありますよね。

小出:
そうそう。だからもう言うことなし。“立つ鳥跡を濁さず”のこれ以上の事例はないよね。これからやろうとしてることもカッコいいし。

南波:
だって、いま本屋やる?

小出:
出版不況にあえいでいるなかでね。

南波:
あちこちで潰れまくってるのに。

小出:
でも、そこで本屋をやることに面白さを見出しているわけでしょ? それに興味あるしさ。どんな本屋を作るんだろうって。

南波:
髪型がボブでメンバーカラーが緑の人が増えたように、本屋も増えないかな(笑)。

小出:
あはは(笑)。でも本当にキュレーターの力がすごいからな~。本当に本屋が出来たら通うよ。特集の本棚とかやらせてもらいたい(笑)。