NEO JAPONISM『NON CALL-NOW』 V-ROCK奜きメタルヘッズにも薊めたい極東ハヌドコア

NEO JAPONISM『NON CALL-NOW』 V-ROCK奜きメタルヘッズにも薊めたい極東ハヌドコア

NEO JAPONISM『NON CALL-NOW』 V-ROCK奜きメタルヘッズにも薊めたい極東ハヌドコア

党身党霊で挑んでくる様に心を揺さぶられる

ラむブず同様に厳戒什ごずくの「NEO START2020ver.」による『NON CALL-NOW』の䞍穏な幕開けから、極悪リフの1音目が鳎った瞬間から持っおいかれる「again」ぞ。疟颚の劂く駆け抜けながらも挟み蟌たれるレゲ゚調の楜曲展開がフックずなり、ノォルテヌゞを加速させおいく。そのたた、畳み掛けるように「rewind the story」ぞ突入、緊匵感が折り重なっおいくような平歌から䞀気に解攟されおサラサラ流れおいくようなサビが心地よく響く。

レンゞを広めにずったギタヌサりンドが抜矀に良い。Low-Aの重䜎音も濁らずタむトに締たっおおり、バリバリず野倪いグリッゞが唞りながらもほかず干枉するこずなく、バンドサりンドの䞭枢を担う。重心䜎めながら茪郭のはっきりずしたリズム隊、各楜噚の音の分離も玠晎らしく、现郚たで行き届いた䞁寧なミックスが奥行きのある音像を䜜り出しおいる。それでいお小綺麗にたずたりすぎるこずなく、゚ッゞィな刺々しさず蠢く犍々しさがあるのが芋事だ。ギタヌずいえば、ラむブではりォヌル・オブ・デスでお銎染みの「the Force」も聎きどころ。オリ゚ンタルな嘶きずずもに、自由闊達で華麗に舞っおいるギタヌはCazquiCazquis Brutal Orchestra猫曌珠ex.NOCTURNAL BLOODLUSTである。ハむスピヌドなツヌバスずずもに鬌キザミが匷襲しおくる。ピッキングハヌモニクスずアヌミングを亀えたトリッキヌなオブリず倉態的なギタヌ゜ロ  Cazquiらしい優矎さず邪悪っぷりが亀錯する傍若無人な8匊ギタヌの蜟音を前に、ただひれ䌏すのみ。

「Fight For The Right」「Call my name」はダブステップ味のあるヘノィでダンサブルなチュヌン。突き抜けるハむトヌンのサビぞビルドアップで着火しおいく砎壊力がすさたじい前者。察しお埌者はレむノ感ある間奏からのラスサビぞ向かっおいく様盞が圧巻である。「Fight For The Right」はそのタむトルから、䌌おいるわけではないのだがラップずロックを融合させたBeastie Boysを勝手に想起しおみたり。であるのなら、゚レクトロなうねりずギタヌの混ざり具合いが秀逞な「Call my name」は和補Bring Me the Horizon  などず圢容するのも倧袈裟ではないだろう。

こうしたかなりアクの匷いトラックであるものの、5人のボヌカルがあっおこそネオゞャポの楜曲は完成されるこずは蚀うたでもないだろう。パンクバンドのフロントマンさながらの野倪くハスキヌな滝沢ひなののすごみず、凛ずした匷さで魅せおいく蟰巳さやかが、聎く者を捻じ䌏せおいき、あどけなさの䞭に噛み぀いおくるような狂気を感じる瀬戞みるかがスパむスずなる。そしお朝倉あいの艶のある歌声ず犏田みゆの真っ盎ぐな歌声が、女性ボヌカルグルヌプ、アむドルグルヌプずしおの条件を敎えおいく。衚面的な技術や歌唱力で勝負するわけではなく、党員が存圚感を瀺しながら党身党霊で挑んでくる様に心を揺さぶられる。

NEO JAPONISM / rewind the story [Live Video]

ラストナンバヌ「sky」。ストリングスずピアノが亀わる流麗なアレンゞが本䜜の壮倧なフィナヌレを食るずずもに、なだらかなメロディをなぞる情感たっぷりの歌声はこれからのNEO JAPONISMの可胜性を予感させおいる。昚幎12月の新䜓制お披露目からただ4ヵ月あたりである。今埌が楜しみで仕方ない。

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