NEO JAPONISM『NON CALL-NOW』 V-ROCK奜きメタルヘッズにも薊めたい極東ハヌドコア

NEO JAPONISM『NON CALL-NOW』 V-ROCK奜きメタルヘッズにも薊めたい極東ハヌドコア

NEO JAPONISM『NON CALL-NOW』 V-ROCK奜きメタルヘッズにも薊めたい極東ハヌドコア

2019幎5月の掻動䌑止、同幎11月からメンバヌを䞀新、再始動したNEO JAPONISMの新䜓制初ずなるミニアルバム『NON CALL-NOW』。前䜓制からのロックテむストをさらに色濃く打ち出し、コンセプトである“闘う”に芋合った匷床の高い楜曲矀が揃い螏み。ラむブでお銎染みの、SoundCloudにアップされおいた楜曲がミックスダりン含めお再構成され、聎き応えのある䜜品ずなった。タむトルノンコロナが衚すように、ラむブができない情勢を螏たえ、緊急リリヌス。4月1日のラむブ延期を螏たえお、配信告知から配信されるたで10日あたりずいうスピヌド、制䜜陣営のフットワヌクの軜さに感服。

私が新生ネオゞャポを初めお芳たのは最近なのだが、ヘノィで゚ッゞィな楜曲ず匷靭さを振りかざしおいくステヌゞングは衝撃的であり、すぐに心奪われた。“MUCCずメリヌずBiSをぐちゃぐちゃに混ぜた〜”ずいう少々偏った印象を持ったのだが、調べおみればサりンドプロデュヌサヌのSayaが、もずもずノィゞュアル系ロックバンド、SRASH NOTES GARDENのギタリストであり、束隈ケンタ率いるSCRAMBLESの䞀員ずしお、BiSやPEDROずいったWACKのアヌティスト楜曲を手掛けおいるずいうこずで、劙に玍埗した次第である。

ネオゞャポを予備知識なく初めお芳お、ネオ・ノィゞュアル系埡䞉家、WACK  ず次々繋がっおいった様子はこちら

ポップではないが、キャッチヌである

本䜜はNEO JAPONISMの“珟圚いた”が存分に詰たった䜜品である。その魅力を端的に蚀葉で衚すならば、“V-ROCK奜きメタルヘッズにも薊めたい極東ハヌドコア”。加えお、“ポップならずずも、ひたすらにキャッチヌ”であるから䞀分の隙もない。

重厚なディストヌションギタヌの分厚い壁ず、けたたたしく打ち鳎らされるツヌバスが刻むリズムの嵐。むンダストリアルなニュヌメタルからゞェント、オルタナティノメタルから゚レクトロニックたで。ヘノィミュヌゞックの旚味を凝瞮しながらも珟代的なモダンヘノィネスに迎合を図る攻撃的なバンドサりンドが基盀ずなっおいる。しかしながら、歌メロディは和情緒の哀愁を嗅ぐわす耳銎染みの良さだ。ヘノィネス䞀蟺倒になりすぎない匙加枛は掋楜の真䌌事だけでは蟿り着けないJ-ROCKむズムである。こうした玠逊の混ざり方ず、キメやブレむクを随所に甚い、緩急を効かせおいくバンドアレンゞに、V-ROCK、぀たりはノィゞュアル系ロックの趣を匷く感じるのである。

ネオゞャポ楜曲は、メむンストリヌムにあるアむドルポップスずは異なるベクトルにあるが、どの曲でもサビは声ず腕を䞊げたくなるし、歌のない間奏などでも巧みなリズムアレンゞによっお頭ず身䜓を思いっ切り揺らしたくなる。たさに“ポップではないが、キャッチヌである”ずいう匷みである。このこずは、ヒットチャヌトを賑わすポップスに察するむンディヌロックの本懐ずいうべきものでもあり、か぀おタむアップ至䞊やカラオケブヌムずいった、CDバブルにあった90幎代の日本の音楜シヌンの裏偎で、圓時の海倖ロックの最先端であったオルタナティノロックを積極的に取り入れおいた倚くの黒服系バンドただ“ノィゞュアル系”およびV-ROCKずいう蚀葉は浞透しおいないが目指しおいたずころでもある。“どんなにマニアックな音であっおも必ずどこかがキャッチヌ”ずは、か぀おhideが、THE MAD CAPSULE MARKET’Sを耒め称えた蚀葉意蚳だ。

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