桜花爛漫[ライブレポート]ラストライブ終幕で3年間の活動にピリオド「桜花爛漫は永遠不滅」

桜花爛漫[ライブレポート]ラストライブ終幕で3年間の活動にピリオド「桜花爛漫は永遠不滅」

桜花爛漫[ライブレポート]ラストライブ終幕で3年間の活動にピリオド「桜花爛漫は永遠不滅」

桜花爛漫が、3月19日に赤羽ReNY alphaにて<桜花爛漫ラストライブ「散開~満開の桜へと続く道~」>を開催した。本記事では、このライブの模様をお届けする。

<桜花爛漫ラストライブ「散開~満開の桜へと続く道~」>赤羽ReNY alpha(2020年3月19日)

取材・文:長澤智典
撮影:保坂萌

2019年12月25日、桜花爛漫が活動を始めた記念日に発表した“桜花爛漫、散開”のニュース。グループにとって喜びを覚える大切な日にその発表は、衝撃でしかなかった。その後に続いた、“メンバー5人が新たに誕生するグループへ配属になり、新しい活動を行なう”という希望を抱かせる報せに、当時、ホッと胸をなで下ろしたファンもいれば、複雑な気持ちで現実を受け止めている人たちも多かっただろう。

2020年に入りメンバーたちは、桜花爛漫と並行し、次なるアクションへ向け水面下で行なっている活動についてTwitterで報告。その知らせを受け取るたびに、メンバーたちの新たな動きへ期待を寄せる人たちが増えていった。とはいえ、期待が膨らむと同時に、日を追うごとに桜花爛漫との別れの日が近づくことに寂しさを覚えていたのも現実だった。

桜花爛漫は2016年12月25日に活動をスタートし、2018年8月より、現メンバー(白石彩花・七瀬瞳・朝比奈怜生・小日向真実・星乃瑞波)となった。そして彼女たちが最後に咲き誇る場として選んだのが、3月19日赤羽ReNY alphaを舞台にした、<桜花爛漫ラストライブ「散開~満開の桜へと続く道~」>と題した散開ワンマン公演である。

幕が開くと同時に、桜花爛漫のメンバーたちが目の前へ飛び込んできた。ここまで描き続けてきた物語を改めて総括するように、桜花爛漫が最初に届けたのが「桜花の物語」。彼女たちにとって最後となる日に届けたこの歌は、次なる道へ向かい旅立ちを告げる歌として胸に響いてきた。その状況や置かれた環境によって、歌は異なる意味を持つ。そんな風に心に特別な色を落とした楽曲から、ライブは始まりの風景を描き始めた。

“ウッホウッホ”とフロア中から飛びかう絶叫をエンジンに、5人は心の翼を大きく広げ、新たな未来へ向かうように「ソラノイロ」を歌い出す。5人を支え続けてきた仲間たちとともに、これからも未来へ向かって共に羽ばたき続けようと、彼女たちは“何時までも側にいて”と歌いながら想いを響かせていった。観客たちの振り上げる腕が、この日は特に翼のようにも見えていた。

<桜花爛漫ラストライブ「散開~満開の桜へと続く道~」>赤羽ReNY alpha(2020年3月19日)
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<桜花爛漫ラストライブ「散開~満開の桜へと続く道~」>赤羽ReNY alpha(2020年3月19日)
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<桜花爛漫ラストライブ「散開~満開の桜へと続く道~」>赤羽ReNY alpha(2020年3月19日)
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<桜花爛漫ラストライブ「散開~満開の桜へと続く道~」>赤羽ReNY alpha(2020年3月19日)

愛らしい笑みを浮かべ、軽快にステップを踏みながら桜花爛漫が歌ったのが「魔法をかけてやる」。眩しい5つの笑顔の魔法に、これまで僕らは数えきれないくらい救われてきた。微笑みの魔法は、これからも解けることはない。そんな想いを胸に覚えながらも、チャーミングな彼女たちの姿を視線はずっと追いかけていた。

桜花爛漫流のロックンロールナンバー「WEEKEND」。熱を持って駆ける楽曲の上で、5人は表情や歌声に凛々しさを込め、力強く歌いあげる。彼女たちの挑発に、声を張り上げ想いをぶつける観客たち。このやり取りが、とても嬉しい。“壁を超えていざ進むのさ 目の前が見えなくても”。強気なその姿勢に心を励まされ、“俺もー!!”と声を張り上げるオーディエンス。熱を上げて走り出す「凸凹マイウェイ」が、沸きだした気持ちへさらに熱を注ぎ込んだ。

桜花爛漫のメンバーたちは、“こんなもんじゃないだろ、もっともっと騒ぎなよ”とけしかけるように「エスケープ」を突きつける。興奮に身を浸し、騒ぐ観客たち。その様を躍動的なステージングを描きながらも、笑顔で見つめる5人。楽しさと熱を次々と重ねてゆく関係が生み出したエスケープ……いや、エクスタシーな恍惚感を大勢の人たちが感じていた。

“ウッホウッホ”と熱い声が飛びかうフロア。桜花爛漫は「少女の想い」を歌いながら、ギュウギュウのフロアの人たちを、右へ左にと揺さぶりだす。彼女たちの動きに合わせ、窮屈な中でも左右に動きながら騒ぐ観客たち。でも、それが気持ちいい。それが、彼女たちと一緒に熱と想いを分かちあうライブだからこそ得られる興奮と幸福だ。

ライブは止まることなく続いてゆく。桜花爛漫流ラウドナンバーの「beautiful spider」に合わせ、ダイナミックなステージングを描く彼女たち。雄々しい5人の歌声に触発され騒ぎ、沸き続ける観客たち。フロア前方はすでにカオスな状態だ。

彼女たちは攻撃の手を緩めることはない。ポップでチャーミングな、でも明るく弾ける曲調が身体を騒がせる「This way」の登場だ。愛らしい表情で“わたしが壊して進まなきゃ何も始まらない”と煽られるたび、その眩しい笑顔に心が堕ちてゆく。ノンストップで繰り出されるライブに身体は激しく反応しながらも、視線は、流れる汗さえ輝かせ歌う5人の姿に釘付けだった。

心へ眩しい希望の光を射すように、桜花爛漫は「太陽のカサ」を愛らしさいっぱいに歌いかけてゆく。舞台上で無邪気に戯れる5人の姿。

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MCでは、メンバーがそれぞれ胸の内を語る。

白石彩花:
これまで桜花爛漫とみんなで作ってきた思い出は宝物です。初期メンバーとして、桜花爛漫を引っ張っていかなきゃと頑張ってきました。3年間続けてこれたのは、みんながいてくれたからです。これからも桜花爛漫の一員だったことに誇りを持って頑張っていきます。彩花にとって桜花爛漫は永遠不滅です。

七瀬瞳:
こんなにたくさんの人が来てくれて、改めて桜花爛漫ってすごく愛されてるんだなと思いました。私がアイドル活動を始めたのが桜花爛漫だから、終わるのは正直すごく寂しいけど。出会ってくれた、愛してくれたみんなと、このメンバーと、一緒に桜花爛漫として活動が出来て本当に幸せでした。瞳は、桜花爛漫のこの雰囲気がとても大好きです。

小日向真実:
私も桜花爛漫が、初めてのアイドル活動だったんですけど。桜花爛漫を通して、たくさんの夢を叶えさせてもらいました。このメンバーが大好きです。この4人だったから、いろんなことを乗り越えて走ってこれたんだと思います。私たちはバラバラになりますけど、次は、それぞれの夢に向かって頑張っていきます。

朝比奈怜生:
まだ桜花爛漫が最後だという実感がぜんぜんなくて、泣けなくてどうしよう……ぴえん。でも怜生は怜生らしく、最後まで笑って桜花爛漫を終われればいいなと思っています。1年7ヶ月、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。怜生は、最後まで笑っていけたらなと思います。

星乃瑞波:
桜花爛漫は、私にいろんなものを与えてくれました。メンバーともいろんな話をしてきたように、このメンバーで最後を迎えられて良かったと思います。これからも、私は私らしく頑張っていきます。

ライブも終盤戦へ。彼女たちの歌う「僕が僕であるために」が、再び胸を熱く騒がせる。これから5人は新たな道へ進むことが決まっている。でも、自分らしく生きることの大切さや意味を、桜花爛漫を通して強く感じてきたからこそ、それを改めて噛みしめるように、5人はこの曲を歌っていた。“夢は夢で終わらない”と歌う彼女たち。夢を追い求める形は異なったが、これからも5人は“僕は僕である”という強い意志を持って突き進むのだろう。“いつかてっぺんをいただく”気持ちも、熱狂を生み出しながら改めて示してくれた。

気持ちを一気に解き放つように、桜花爛漫は「ピストル」を晴れた表情で歌いだす。その歌声には、確かに情熱が漲っていた。意志を持った強い歌声が、触れた人たちの気持ちも一緒にグッと押してゆく。続けて、愛らしさと弾けるパワーを全開に「ずっキュも!」を熱唱。愛らしいアイドルソングなのに、5人の歌に揺るがない熱情と意志が満ちている。

次に繰り出されたのは「ふわふわ」。胸を騒がせる楽曲に誰もが飛び乗り、フロア中から“ウッホウッホ”と熱い声をぶつけていく。「今から始まる宴」では、“僕らが覚えている限り終わることはない。形としては消えるけど、心に刻んだ想いと風景をリピートし続ける限り、この宴は決して終わらない”という想いを、誰もが身体にインストールしていた。いつだってハートをクリックすれば、脳内にこの時の風景が甦る。そんなことも心に抱きながら、この楽しさへくしゃくしゃの笑顔のまま溺れていた。

桜花爛漫が最後に届けたのが、「終わらない物語~Go Faraway~」だ。“いつまでも傍にいて 見ていてくれませんか?”と歌う5人の気持ちを心に抱えたまま、これからも彼女たちと一緒に輝くための道を歩み続けたい。互いに光を放つ場は変わろうと、5人とも“夢を信じて”いる気持ちは何も変わっていない。むしろ、桜花爛漫からすべてが始まったことをわかっているからこそ、彼女たちは光を放つように「終わらない物語~Go Faraway~」を笑顔で歌いあげていた。

桜花爛漫の物語はここで幕を閉じた。でも、その幕は、再び形を変えて開くためのもの。それをメンバーも、仲間たちもわかっていたからこそ、5人は笑顔で舞台を去り、観客たちも、悲しみを飲み込みつつ、熱いエールで5人を送り出していた。

なお、本公演の模様を残してほしいという要望が寄せられ、急遽、YouTubeでライブ映像が全編放送されることが決定した。

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撮影/編集/放送:iColony(アイコロニー)

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