アプガ（２）、エレファンク庭、SW!CH、リルネード、IDOLATER［インタビュー］困難を乗り越えた先に見つけたモノ＜ぽぷろないと vol.12＞出演者特別インタビュー

人前に立つことで自信に繋がりました（伏木）
自分たちの力で大きいステージをつかみ取りたい（吉川）

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――続いて、伏木さんお願いします。

伏木：
私はこう見えて、小学校まで人と話すことが苦手だったんです。でも中3の文化祭で、ステージの出し物を募集していて、それに出たいなって思って、勇気を振り絞って応募したんです。

――突然、そう思った理由は？

伏木：
私はこんな人間なんだぞって見せつけてやりたいなって思ったんですよね。そして、1人で弾き語りをしたんです。その時に、ステージからの景色を見て、これからもステージに立つぞっていう気持ちが芽生えました。で、なんとこんなに明るくなったんです！

早美：
ね！　楽屋でもめちゃくちゃ明るいしね。

MyN：
昔はそうだったって言われても、信じられないぐらい。

――明るくなれたのはどうしてだと思いますか？

伏木：
やっぱり、人前に立つことで自信に繋がりましたね。私は、自分がどういう人間なのか人に理解してもらいたいし、そういう自分を受け入れてほしいんです。だから私を受け入れてくれる人が大好きです（笑）。

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――吉川さんは、いかがでしょうか？

吉川：
私は今のグループで感じた逆境なんですけど、私たちはお姉さんグループのアップアップガールズ（仮）の妹分として結成されたので、お姉さんたちの存在が、追い風にも向かい風にもなっていたんですよね。

――身近に大きな存在がいるからこその、大変さや悩みがあったんですね。

吉川：
そうなんですよ。お姉さんたちはハロプロから上がってきた方々なので、めちゃめちゃスキルもあるし、パフォーマンスもすごいんです。でも、アップアップガールズ（２）は、素人というか、あまりスキルのない子たちで構成されていたので、最初の頃は比べられることも多くて大変でしたね。大きいステージに立たせてもらっても、悔しい思いをすることも多かったし、お客さんから厳しい言葉を投げかけられることもありました。

――そんな逆境を乗り越えたキッカケは？

吉川：
まずは、お姉さんグループとの違いをどうやったら見せられるかってところを考えました。メンバーと話し合って、SNS更新の仕方1つでも、もっとこうしようって考えたり。お姉さんグループはカッコいい感じなので、私たちは可愛い方向性にしようとか。そうしないと、ライブを観たお客さんたちに、お姉さんグループと同じじゃんって思われてしまうなと。

――試行錯誤しながら、自分たちの見せ方を考えていったんですね。

吉川：
そうですね。そういう経験があったから、初めての単独ライブの時に、私たちだけを観に来てくれたファンの方が客席にいて、その光景がすごく嬉しかったのを覚えています。だから、私たちは、自分たちの力で大きいステージをつかみ取りたいっていう気持ちが強いんです。そして、みんなでコツコツ頑張って、昨年の夏に＜@JAM EXPO 2019＞でメインステージに立たせていただけました。逆境の時期があったからこそ、そうなれたんだなって思います。

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