アプガ（２）、エレファンク庭、SW!CH、リルネード、IDOLATER［インタビュー］困難を乗り越えた先に見つけたモノ＜ぽぷろないと vol.12＞出演者特別インタビュー

突然解散の経験があったから、今の私がいます（栗原）
アドレナリンありがとう（MyN）

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――では、ここからは今回のスペシャルインタビューのテーマに移りたいと思います。みなさんの“逆境を乗り越えた体験”についてお話いただければと思うのですが。

栗原：
私は今、リルネードというグループで活動しているんですけど、前は違うグループにいたんです。でもそのグループが、突然、解散することになってしまって……。すごく悲しかったし悔しかったし、私にはまだアイドルをやりたいという気持ちがあったので、その時に＜でんぱ組虹コンJr.メンバー募集オーディション＞の存在を知って、オーディションを受けて、今のグループに入ることができました。

――その時の気持ちをバネにして、新しい道を歩んでいったんですね。

栗原：
そうですね。やっぱりアイドルが好きだし、それに1度ステージに立ったら、なんかもう（ほかの道は）無理ですよね？

一同：
（全員でうなずく）

栗原：
ステージからの景色を知っちゃったから、まだ諦めたくないって思ったんです。その経験があったから、今の私がいます。

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――それではMyNさんはいかがでしょうか？

MyN：
私は昔、友達とスキーに行った時に転んでしまって、大腿骨が粉砕骨折してしまったことがあるんです。

早美：
えー！

伏木：
粉砕……！

MyN：
そのまま救急車で運ばれて、場所が新潟だったんですけど、新潟の病院に入院になってしまったので、東京に帰ることができなくなって。しかもそれが春休みの初日だったんですよ！　私は春休み中に、カンボジアにボランティアの1人旅をしに行く予定だったんですけど……。

早美：
なんかさ、すごいな！

伏木：
すごいですね。

栗原：
国際的……！

MyN：
それに、私はダンス部に入っていて、ダンス部の公演が春休み明けにあったのに、その練習にも参加できないから、みんなにも迷惑をかけてしまって……。自分の楽しみにしていたものが一気になくなっちゃって、これからどうしようって考えた時に、病室で見ていた雑誌にダンサーのオーディション情報が載っていて、それに応募したんです。足は折れたままだったんですけど（笑）。

伏木：
折れながら（笑）。

MyN：
そうしたら書類選考に受かって、オーディションに行ったんですけど、その時はまだ松葉杖で歩けるようになったぐらいだったのに、まさかのダンス審査で。

栗原：
わ～！

早美：
やば！

MyN：
でも、そういう時って底力で踊れちゃうもんなんですよ！

早美：
アドレナリンが出てね。

MyN：
そう！　アドレナリンありがとうって感じで！　結果、合格することができて、とある公演でダンサーとして出演させていただきました。そこでたくさんの人の前で踊る楽しさを知って、アイドル活動をやろうって思ったんですよね。だから、骨が折れていなかったらアイドルになっていなかったなと。

――すごいキッカケですね。

MyN：
自分でもそう思います（笑）。でも、その時に、逆境を乗り越えたという経験ができたし、諦めずに何かに挑戦するということを学べたなと思いますね。

――お話を聞いていると、MyNさんはすごくアクティブな方なんですね。

MyN：
そうですね。昔から好奇心旺盛で、何ごともチャレンジしてみようという精神を持っていました。毎日が同じことのくり返しになるのが嫌で、刺激が欲しいなって思うタイプなんです。これからもSW!CHでいろんなことに挑戦していきたいと思っているので、頑張ります！

早美：
良い話！

伏木：
なんか涙出てきた！

MyN：
泣かないで～（笑）。

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