広瀬すず[イベントレポート]『一度死んでみた』“公開初日記念ミサ”で不満を叫ぶ「勝手にキャベツにドレッシングかけるんじゃねーー!!!」
広瀬すず[イベントレポート]『一度死んでみた』“公開初日記念ミサ”で不満を叫ぶ「勝手にキャベツにドレッシングかけるんじゃねーー!!!」
広瀬すずが初のコメディに挑戦した映画『一度死んでみた』が、3月20日より全国公開された。本作はいまだ反抗期継続中のこじらせ女子大生・七瀬(広瀬すず)が、“2日間だけ死んじゃう薬”を飲んで仮死状態になってしまった大嫌いな父親・計(堤真一)を、生き返る前に火葬されるピンチから救うべく、計の秘書・松岡(吉沢亮)と共に奔走するハートフルコメディ。公開日当日、東京コンベンションホール ホールBにて<“公開初日記念ミサ”イベント>が開催され、広瀬すず、吉沢亮、堤真一、リリー・フランキー、小澤征悦、木村多江、浜崎慎治監督が登場した。本記事ではその模様をお届けする。
広瀬すずがコメディに初挑戦した映画『一度死んでみた』が公開初日を迎え、本作に登場するデスメタルバンド“魂ズ”のライブ名<ミサ>にちなみ、<公開初日記念ミサ>が東京コンベンションホールで開催。広瀬、吉沢亮、堤真一、リリー・フランキー、小澤征悦、木村多江、浜崎慎治監督らキャストたちが登場し、広瀬演じる七瀬が世の中への不満を<ミサ>と称するライブでシャウトすることにちなみ、日々の不満をシャウトした。
本作は2018年秋に撮影を行い、そこからおよそ1年半の期間を経て本日3月20日についに公開初日を迎えた。先月行われた<完成披露ミサ>も大好評で、満足度97%、“笑った”率94%(※松竹調べ/19年4月調査/10~30代女性対象)を記録し、数多くの著名人から絶賛のコメントが寄せられるなど、すでに大反響を呼んでいる。
イベントでは“S(死んだ)・F(ふり)コメディ”というキャッチコピーにちなみ、思わず死んだふりをしたくなるほど恥ずかしかったエピソードが語られた。広瀬は小学生の頃にみんなから憧れられていた先輩の前で、顔面から転んで鼻血を出してしまった際に思わず“死んだ・ふり”をしてしまったと恥ずかしそうに述懐。
一方、吉沢はでんでん演じるラーメン屋の店主をはがい締めにするシーンで力み過ぎたゆえに、バイクのコールのような爆裂音のオナラを出してしまったことを告白。“絶対にでんでんさんも気づいているのに何も言ってこなくて……”というイケメン俳優らしからぬまさかの告白に、計の秘書・渡部役の小澤が“でんでんさんなら自分が出したと思ったのでは?”と言い、共演者たちから笑いが起きた。
さらに、劇中、七瀬が日々の不満をライブでシャウトしていることにちなみ、“シャウト壺”というシャウトするとすっきりした気分になれる魔法の壺に向かって、キャストたちが叫ぶことに。
広瀬は“最初は恥ずかしいけど、だんだんと気持ちよくなる”とシャウトの魅力を語ると、“勝手にキャベツにドレッシングかけるんじゃねーー!!!”と劇中さながらにシャウト。広瀬は“私はキャベツにはソース派”と語り、断りもなくドレッシングをかけるのが許せないと話す。
また七瀬の母であり計の妻である百合子役の木村は、“花粉症の鼻水、毎日そんなにどっからくるのーー!!”と花粉症持ちの気持ちを代弁シャウト。七瀬の父で化学オタクの変人社長・計を演じた堤は、愛娘たちへの鬱憤について“娘たち、こっそり食べたお菓子の袋をソファーの溝に捨てるのやめてくれ!”と叫んだ。
加えて吉沢は“アゴが痛てぇー!!”と季節の変わり目にアゴが痛くなる悩みを打ち明ける。すると計をあの世へ案内する火野を演じたリリー・フランキーが、何の脈略もなく“吉沢くん、すっごく刈り上げいいね”と言い、小澤も“すごく可愛い”と激褒め。それに応えるようにカメラに刈り上げを見せるドヤ顔の吉沢のサービスっぷりに、会場からはおびただしいフラッシュと笑いが湧いた。
最後に広瀬は、“少しでも早く全国に笑いが届いたら嬉しいです”と述べ、イベントを締めくくった。
次ページ
- 1