ももいろクローバーZ［YouTube人気曲ランキング］再生回数が1番多い曲は？

4位「MOON PRIDE」（2014年7月リリース）
2,182万回再生

アニメ『美少女戦士セーラームーンCrystal』の主題歌ということもあり、スケール感の大きいサウンドが特徴。「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」に続き、この曲にもマーティ・フリードマンがギターで参加していて、天まで突き抜けるような甲高いフレーズを奏でています。“ただ護られるだけの　か弱い存在じゃないわ”とアニメのキャラクターたちの気持ちを綴ったような歌詞を、伸びやかで爽やかなユニゾンで歌い上げるももクロのボーカルもまた壮大。加えて、最後に5人（当時）が複雑なメロディでハモるという高度な技を見せているところにも注目です。

3位「笑一笑 ～シャオイーシャオ！～」（2018年4月リリース）
2,608万回再生

ダンスミュージックのような軽快な4つ打ちビートと、美しい響きの弦楽器がなんとも晴れやかなサウンドを紡ぐ「笑一笑 ～シャオイーシャオ！～」。本記事でこれまで紹介してきた楽曲は、ボーカルがパワフルだったり、一癖も二癖もある展開を持っていたりするものが多かったのですが、この曲はどちらかと言うとストレートなポップソングで、優しさや柔らかさに徹している印象を受けます。にこやかな表情で歌っているシーンが目に浮かぶくらい、明るくてスイートなメンバーの歌声も素晴らしい。『映画クレヨンしんちゃん 爆盛！カンフーボーイズ ～拉麺大乱～』の主題歌になったのも納得の、老若男女に受け入れられる親しみやすいナンバーです。

2位「サラバ、愛しき悲しみたちよ」（2012年11月リリース）
3,980万回再生

日本テレビ系ドラマ『悪夢ちゃん』の主題歌として、＜第75回ザテレビジョンドラマアカデミー賞＞でドラマソング賞を受賞し、ファン以外の人からも高い評価を受けた作品。作編曲を布袋寅泰が手がけたということでも大きな話題となりました。ディストーションがかけられた重く響くギターの低音と、リスナーを否応なしにドキドキさせるような、サイレンにも似た不穏なシンセの音。その2つが絶妙にマッチしたイントロは強烈です。1回聴いただけで耳に残るようなサウンドメイクが施されているところに、布袋寅泰のスキルのすごさを改めてまざまざと感じさせられます。