アプガ(2)[イベントレポート]災害復旧支援のキャンプで滝探し、料理、アートに挑戦

アプガ(2)[イベントレポート]災害復旧支援のキャンプで滝探し、料理、アートに挑戦

アプガ(2)[イベントレポート]災害復旧支援のキャンプで滝探し、料理、アートに挑戦

アップアップガールズ(2)が、2月22日(土)に神奈川県相模原市 青野原 野呂ロッジで行われた災害復旧支援イベント<新汗覚キャンプ>に参加した。本記事ではその模様をお届けする。

<新汗覚キャンプ>神奈川県相模原市 青野原 野呂ロッジ(2020年2月22日)

昨年2019年10月、東日本や東北に甚大な被害をもたらした台風19号。約4ヶ月経った今でも依然復旧されていない場所も多い。道志川に面する青野原地区の野呂ロッジも、敷地の約9割が川の増水で削られるなど大きな被害を被ったキャンプ場である。現在、キャンプ場としての営業は再開しているものの、完全な復旧までは程遠く、また川を挟んだロッジ正面の山は台風の大きな爪痕が残されたままだ。

今回の<新汗覚キャンプ>は、野呂ロッジの復旧作業をアプガ(2)とボランティアがお手伝いするというもの。復旧作業というとどうしてもハードなイメージが頭に浮かんでしまうが、それをあえてポジティブに変換。自然に触れ合い、散乱した石を使ってバーベキューをするなど実際にキャンプを楽しみながら作業を進めようというのが<新汗覚キャンプ>のメインテーマだ。

現地に到着したアプガ(2)のメンバーは、野呂ロッジ近辺の現状の説明を受ける。その後、スタッフの先導のもと山の中にある滝を目指して出発した。吊り橋を渡ると、舗装されていない道路のような場所が目の前に広がった。ここは、土砂で埋まってしまった川だというのだ。メンバーは、いきなり自然の猛威のすごさを知らされた。

藪を抜け、ロープを伝って川沿いを歩いていくと、瞬く間に深い森林も見えてくる。小山を越えてゴツゴツした岩場の沢を登っていくのだが、とても気持ちがいい。至るところに地層が見えるが、なんとここは600万年前に地殻変動によりフィリピンプレートに押され垂直隆起した場所だというのだ。川の水は、川底がはっきり見えるほどのきれいさ。気づけば、メンバーは自然の美しさに圧倒されている。だが、あちこちに大量の流木や土砂もあり、台風の災害の大きさを改めて痛感させられたりもする。美しい自然と、簡単に復旧が進まない現実。様々なことを考えながら、川の上流へ前進していくメンバー。

やがて険しい岩場の道のりを抜けると、目の前に巨大な滝が姿を現した。神奈川の名滝16選に選ばれている、落差20メートル級の牧馬大滝(まきめおおたき)である。メンバーは、降り注ぐ大量の水と音のど迫力に歓喜の声を上げた。パワースポットとしても知られているそうだが、思わず納得だ。マイナスイオンをたっぷり浴び英気を養ったアプガ(2)は、ロッジへの帰路に着いた。

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メンバーがロッジに戻ると、作業に協力してくれる41人のボランティアが集まっていた。メンバーとボランティアは、楽しく災害の片付け作業を行うために、この場にあるものを利用して<新汗覚キャンプ>としてこの日を過ごすという意識をひとつにした。

この日の大きなお題は、至るところに散乱した石を使って、直火石焼き料理やサウナにチャレンジしようというもの。ボランティアの作業は、火力班と材料班の2班に分かれて進められた。火力班は、バーベキューや鍋をするために川辺の石を組んでかまどを制作。材料班は、先ほどの滝できれいな水を汲み、アートワークで使う流木や枯れ木を集めてくることとなった。

メンバーは、野呂ロッジのスタッフが漬けたキムチを使った“青野原マグマ鍋”の調理担当。たっぷりの肉や野菜の下ごしらえを行う。ちなみに、具材は地元で採れた野菜や肉をふんだんに使用。鍋に入れる納豆も、相模原市津久井で採れた地産の大豆で作られたものだ。メンバーもボランティアも、それぞれの担当をしっかりと全うしていく。

2月の川辺となればかなりの寒さを想像していたのだが、実際に動いていると“新汗覚”のタイトル通りみんな汗だく。復旧作業の手伝いではあるものの、実に楽しい。その場にあるものを利用しキャンプしていくというのは、ちょっとしたサバイバル体験でもあり、キャンプの原点的なことでもあったりする。このように、この経験を通じていろいろなことが見えてきた。

やがて、メンバーとボランティアが団結して作り上げた食事が完成。メンバーは、ボランティアに鍋や肉を振る舞い、全員が自分たちで作った料理の旨さを分かち合う。石のかまどで作られたリアル石焼き芋もホクホク。川に入った人はサウナで温まったりと、全員がそれぞれの楽しみ方を満喫している。こうした様子を随時SNSで発信するというのも、新しい形の復興支援の取り組みを多くの人に知らせるという意味でとても有効的な手段だ。とにかく、参加者全員が笑顔だというのが一番素晴らしいことではないだろうか。

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しっかり腹ごしらえをしたあとは、アートな時間に突入。メンバーは竹灯籠にチャレンジ。長い竹を切り、自分なりのデザインをドリルで描いていく。さらにメンバーは、石へのペイントを行なっていった。そして、サウナへもペンキでイラストを描いていく。ボランティアは、流木などを使ってオブジェを制作。そこに、メンバーデザインの石も並べられた。メンバーとボランティアの一体感の証が、形として残るのも実にいい。

ひと通りの作業を終えると、ロッジの広間で、メンバーからボランティアへ感謝とおつかれさまの思いを込めて「We are Winner!」がアンプラグドで歌唱された。大きな拍手は、まさに<新汗覚キャンプ>の大成功を表していた。

災害の復旧作業を楽しみながら、自然のあらゆるすごさを体感し、キャンプの醍醐味を味わえた<新汗覚キャンプ>。参加者が気持ちをひとつにして、全て手作りでネガティブなものをポジティブに変えられたという意味でもとても実のある1日だった。こうした新しい支援の形が、より広がっていくことを期待したい。

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