26時のマスカレイド［インタビュー］新メンバー加入を前に4人が掲げる未来地図「きっと今年が終わる時も“よかったね”って言えている」

もう、いろいろと失いました（笑）（吉井）

――初の冠番組『26時“ちょい前”のマスカレイド」の放送も決まりました。初回からけっこうなことをやったと聞きましたよ。

来栖：
もう感情が露になりすぎて（笑）。

森：
（プロデューサーの）毛利（忍）さん、キライ！　これちゃんと書いてください（笑）。

――毛利さんはアイドルを追い詰めるような企画をやりがちですよね。覚悟はしていたんじゃないですか？

来栖：
していましたけど……かなり過酷でした（笑）。

吉井：
“1発目の収録からここまでくるか!?”って（笑）。

来栖：
“ホントにやらせるんだ!?”って思いました（笑）。

森：
私は“やるかな？　やるかな？って思わせて、やらないんだろうな”って思ってました。えじは“最初だから絶対に大丈夫”って言ってた（笑）。

江嶋：
だって、初回なんだから自己紹介かなって思うじゃないですか！　まずはメンバーの人となりを視聴者のみなさんに伝えないとって。

吉井：
いきなり変なことをやっても“誰、こいつら？　どこのアイドルだ？”ってなるじゃないですか（笑）。

森：
よくわからないアイドルがヤバいことをやっているだけの番組になっちゃう（笑）。

吉井：
“そんなの、誰が観たいの？”って思っていたので……。

江嶋：
でも、覆された（笑）。“バラエティってすげえな……”って思いましたよ（笑）。

来栖：
ニジマスの表面的なイメージだけを知っている人が観たら、ビックリすると思います。

――その自分たちが思う“表面的なイメージ”はどんなものですか？

来栖：
けっこう“スンッ”としたイメージがついているっぽいです（笑）。私たち、ステージ上でわちゃわちゃするタイプではないので、対バンライブで1度観ただけだと、そう思うのかも。ワンマンを観てもらうと、そうじゃないってわかってもらえると思うんですけど。

森：
有名な夏曲とか、ちゃんと王道アイドルだしね。

江嶋：
なので、ワンマンとかを観たことがない人が、番組を観たらビックリすると思います。

来栖：
“めっちゃ人間っぽい”って思ってもらえるかも！

江嶋：
人間だもの（笑）。

来栖：
“人間っぽい”って思ってもらえるといいな。私、表情筋がここからここまで動いたから（手を上下に大きく広げる）。

江嶋：
でも、“可愛い”を求めて観てほしくはないです。

森：
あ、絶対にそう！　“可愛い”はSNSのばっちりキメた写真で見てもらえれば（笑）。

吉井：
ホントにそう！

江嶋：
番組では全体の雰囲気を楽しんでもらえれば（笑）。

森：
でも、いきなり人間性を見られちゃうのもシャクだよね（笑）。でも、あそこまでされたら出ちゃうんだけどさ！

江嶋：
もうしょうがないよ。

来栖：
それはそれで面白いなと思って観てもらいたいです。

――“こういう一面もあるんだ”という発見があるかもしれないですね。

森：
あんまりそういう一面もあるんだと思ってほしくないです（笑）。

江嶋：
“人間、追い込まれるとこうなるんだ”っていうことを学びました（笑）。

来栖：
あぁ～、過酷だったなぁ～。

ポスト

――番組HPには“芸能界のてっぺんを目指すために必要なスキルを身につけるべく、さまざまな能力が試される王道のバラエティ企画に体当たりチャレンジ”とありますよ。

森：
絶対にいらないよ！

吉井：
少なくとも1回目のやつは要らなかったかも（笑）。

来栖：
もしかしたらこれからいろいろ大事なことを学ばせてもらえるかもしれない。

――それで聞きたいのは“必要なスキル”とは何かということなんですよ。ライブは盛り上がっているし、大きな会場でワンマンライブをやれるようになっている。これからもう1ランク上に行くために、テレビのバラエティで活躍するために、必要なものは何だと思いますか？

森：
諦め（笑）。

吉井：
大人の言うことを聞く（笑）。

江嶋：
精神統一をする……嫌だと思わない（笑）。

来栖：
度胸（笑）。

江嶋：
あ、根性と度胸はマジで必要かも。

――なるほど。今、挙がったようなことを番組で身につけていくわけですね。

森：
身につけていくというより、もう……そうさせられたという感じです。

来栖：
強くなった。

江嶋：
絆は深まったかな。

吉井：
（テレビ収録の）帰りには“もうホントにメンバー大好き！”ってなりました（笑）。

来栖：
収録が終わって、パッと上を見たら満天の星空で“みんな大好きだよ”って思いました（笑）。

江嶋：
ヤバいでしょ？　そこまで追い詰められちゃうんですよ（笑）。

森：
着替えながら、みんなで愛を語り合いました。“ホントに、このメンバーでよかった！　みんなありがとう！”って（笑）。

江嶋：
なので、私たちの友情は素晴らしいですよ。

来栖：
固く結ばれたよね。

――今までも根性はあったと思いますし、大人の言うことをちゃんと聞く場面もあったと思うんですよ。

江嶋：
それはまた別の話です。

森：
なんだかんだ言って、大人の言うことを聞かなくてもいい時もいっぱいあって。はねのけてきたんですけど、今回は（笑）。

江嶋：
ライブについては、衣装とか自分たちで意見もたくさん出しますし、スタッフから“こうしてください”ではなくて、私たちが“こうしたい”って言って、日頃の仕事は進んでいるんです。でも、番組に関しては行き違いがあったみたい（笑）。私たちは“楽しいことがしたい”って言ったんですけど、なぜか、みんなが苦手なことをやっています。まあ、まだ初回なんで、これからですけどね！

――みなさんの個性が見られる番組になるといいですね。見られたくない部分まで見えてしまうかもしれませんけど（笑）。

吉井：
もう、いろいろと失いました（笑）。

森：
この人（吉井）、最後の方は自分から失いにいってましたから。誰も求めていないのに（笑）。

吉井：
あれはおかしくなるよ（笑）。

来栖：
洗脳の一種だよね（笑）。

――そんな吉井さんの姿が番組で観られるかもしれないんですね。

吉井：
カットされていなければ（笑）。

森：
ちょっとハード過ぎたので、コンプラ的に難しいかも（笑）。

来栖：
頑張り過ぎたよね（笑）。

――吉井さん、大丈夫ですか？

吉井：
大丈夫……です。でも、思い出すとつらくなります（笑）。

江嶋：
とりあえず、みんな頑張ってはいるので、そこはちゃんと観てほしいです。

来栖：
観てくれないと元がとれない（笑）。

森：
（頑張りと）視聴率がそぐわなかったら泣いちゃう（笑）。

吉井：
ぜひ……観てください。

ポスト