衛藤美彩[イベントレポート]『静かな雨』舞台挨拶で共演者が衛藤に惚れ惚れ「現場に来るだけでみんなが明るくなる」

衛藤美彩[イベントレポート]『静かな雨』舞台挨拶で共演者が衛藤に惚れ惚れ「現場に来るだけでみんなが明るくなる」

衛藤美彩[イベントレポート]『静かな雨』舞台挨拶で共演者が衛藤に惚れ惚れ「現場に来るだけでみんなが明るくなる」

乃木坂46を卒業し新たな一歩を踏み出した衛藤美彩と、仲野太賀とのダブル主演映画『静かな雨』が、2月7日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開中。それを記念して2月8日(土)、シネマート新宿 スクリーン1にて公開記念舞台挨拶が実施され、衛藤美彩、仲野太賀のほか、共演のでんでん、メガホンをとった中川龍太郎監督、原作者の宮下奈都氏が登壇した。

本作は、足に麻痺があり、穏やかな“あきらめ”を秘めた若者・行助(仲野)と、常連客に愛されるたいやき屋を営む、事故の後遺症によって新しい記憶を留めておけなくなったこよみ(衛藤)の、絶望と背中合わせの希望に彩られた日々を描いた、静かで美しく、切なくて愛おしいラブストーリー。

そんな本作を見終えたばかりの観客の前に登壇した中川監督は“宮下さんが書かれた美しい原作を初めて読んだのが1年前のことになります。1年経ってこの映画の最初のお客さまに、みなさまになっていただけて嬉しいなと思っています”と感慨深げに語り、“初めて原作がある作品を作ったので、最初は不安もあったんですけど、素晴らしい仲間や先輩方に囲まれて作れたので、ここに立てて光栄だなと思っています”と晴れやかな表情を浮かべた。

また、本作が映画初主演となった衛藤は、乃木坂46在籍中に本作の撮影を行ったことを明かし“オファーをいただいたときには不安のほうが大きかったんですけれども、素敵なキャストのみなさまとスタッフの方々に支えられました。それから約1年経って、今日みなさんに観ていただけて、そこまでの過程が全部初めてだったので、こんなに嬉しい気持ちになったのも初めてです”と目を輝かせ、“映画ってすごくいいなって思いましたし、映画界の魅力に自分自身もどっぷり浸かってしまいそうなくらい、この作品が大好きです”とニッコリ。

そして仲野は“衛藤さんのファンの方にお叱りを受けないかなと怖気付いています”と吐露して観客の笑いを誘い、“素晴らしいキャストのみなさまと、スタッフのみなさまと作り上げた、濃密な時間が刻まれた映画になっているので、どういう風にみなさんの元に届いて、どういう風にこの映画が広がっていくのかなっていう興味もあります。本当に嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいです”と語った。

さらに、本作を寝転びながらテレビ(DVD)で見たというでんでんは“無言のシーンがものすごく多いので、耳が遠くなったんじゃないかと思うくらいでしたが、太賀くんと衛藤さんのキメの細かい芝居が、同じ役者から見ても素晴らしいなと思って見ていました”と若手の2人を絶賛。続けて“静かで淡々と流れる映画の中で、細かい感情の起伏なんだけど、太賀くんと衛藤さんが上手に演じているのを見て、共演者としても痺れた映画でもありました”と吐露した。

撮影時のエピソードを聞かれると、本作を作る上で苦悩したという中川監督は“自分と太賀がぶつかるというか、気まずくなることがあったんですけど(笑)、衛藤さんがめちゃくちゃ空気が読める人で。衛藤さんがいなかったらもうちょっと現場の空気が暗かったかもしれないです”と明かすと、太賀も“確かに、中川監督とは同世代でもありますし、意見交換で激しめのディスカッションがあったかもしれないんですけど、衛藤さんが現場を明るくするパワーを持っていて、衛藤さんが現場に来るだけでみんなが明るくなるので、本当に助けられましたね”と衛藤に感謝。これに中川監督は“衛藤さん、本当にいい人。現場にご飯を作って来てくれたりね。無限ピーマンとか作って来てくれましたね”と惚れ惚れしていた。

一方、衛藤は“私は太賀さんとのシーンが多かったんですけど、年齢も同い年ということで、想像していたよりも気さくで、カメラが回っていないとこでもたくさん話しかけてくださったりして、私も緊張がほぐれて楽しく撮影できたかなと思います”と太賀に感謝し返した。加えて、実際にたいやき屋に通って修行したとのことで“たくさん失敗したりもしたんですけど、最後はきれいに焼けるようになって、映画の中で食べているものは、私が実際に焼かせていただいたものもあります。それを太賀さんがすごく美味しそうに食べくれて、たくさん食べるんけど、いつ食べても初めて食べたときの美味しい顔をしてくれて、その姿に励まされたというか、作っている方はこういう気持ちになるんだなって体験させてもらいましたね”と笑顔を見せた。

イベント終盤には、本作の公開日でもあった2月7日(金)に27歳の誕生日を迎えた仲野をお祝いするため、サプライズで宮下が登場し、仲野に花束を贈呈する一幕も。本作を観た感想を求められた宮下は“手触りがザラザラだったり、ツヤツヤだったり、本当にいい映画で。「ゆきさん」って呼んだ衛藤さんの声で、ゆきさん(行助)の世界が立ち上がった気がしたし、こよみさんの目と、行助さんの目が同じ色で、すごくよかったと思いました。嬉しかったです”と感無量な様子だった。

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