櫻井優衣（MyDearDarlin’）＆石橋哲也［対談］「細胞からアイドルだから、アイドルをやっていることに無理がない」櫻井優衣（MyDearDarlin'）＆石橋哲也（MC・構成作家）対談

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たぶん泣くと思いますよ（石橋）

ーーMyDearDarlin’が、石橋さんが主催する＜バシフェス Vol.6＞にも出演されますね。

石橋：
そうなんですよ。＜バシフェス＞では本戦の出演者を僕が選びますし、予選では審査員として元AKB48のメンバーや現役人気振付師の先生をお呼びして選んでもらっています。そんなガチンコの予選やミニフェスというスピンオフ対バンまでやってみんな競ってるのに、マイディアはデビュー前から出演を発表しちゃって（笑）。でも、この記事とかが出て読んでもらえばわかると思うんですけど、“櫻井優衣がいる”っていうだけで、僕の中では出演に値するグループなんです。

ーー天才ですからね。

石橋：
出られなかったグループのメンバーやファンの方は“不公平だ”と思うかもしれないですけど、そこはパフォーマンスを観て決めてほしいですね。それに、そもそも“FES☆TIVEの妹分”っていう肩書きで出てくるわけですから、最初は追い風もあるだろうけど、同じぐらい逆風もあると思うんですよ。でも、そこは妹分グループの宿命だと思うので。最初の3〜4ヵ月ぐらいは、大きい対バンにもいきなり出られたりすると思うんですけど、でもそこで大したことなければ“大したことないじゃん”ってなっちゃうので。その大きなプレッシャーには8人で励まし合って打ち勝ってもらいたいです。恵まれたスタートダッシュが切れるというのは本当にラッキーなことだと思うので。

ーー＜バシフェス Vol.6＞はスタートダッシュの1つになりそうですね。

石橋：
そうなってくれるといいですね。しかも、優衣ちゃんはソロでも出ますから。生バンドの演奏で歌えるカラオケ『パセラステーション』が協賛企業なので、歌のウマい子がソロで生バンドで歌うっていう“生バンド歌合戦”というコーナーがあるんですけど、その出演者に今回いきなり（櫻井を）選んだんですよ。前回だったら、転校少女*の塩川莉世ちゃんや、辞めちゃいましたけどPimm’sの郡司英里沙ちゃんとかが出て、今回はまねきケチャの松下玲緒菜ちゃん、BenjaminJasmineの成瀬朋香ちゃんなども出る。そこにいきなり選ぶっていうのはさすがに（笑）

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ーー猛プッシュじゃないかっていう（笑）。

石橋：
“猛プッシュが過ぎる”って言われると思うんですけど、そもそも（櫻井は）1年半前、ソロアイドルの時にも＜バシフェス＞に出てるんですよ。当時は全然人気がなくて（笑）。その時も“何で出すんだ？”って周りに言われたんですけど、でも出てみたらいろんなファンに見つかって。その＜バシフェス＞が6月だったんですけど、8月の＜＠JAM EXPO 2018＞のステージに出る時に観に行ったら、ステージの前方にその時の＜バシフェス＞に出てたグループのTシャツを着た人たちがけっこう観に来てたんです。

櫻井：
オレンジステージに出たんですけど、けっこうびっくりするぐらいのお客さんが来てくださって。

石橋：
その人たちのほとんどが、優衣ちゃんを＜バシフェス＞で見つけたっていう。“ああ良かったね”と、やっぱりこの子はそういう惹きつけるところがある子だなって再確認しました。その時の＜バシフェス＞でカバーしたのが「初恋サイダー」（Buono!）だったんですね。今回、1年半ぶりに＜バシフェス＞に戻ってくるので、やっぱり「初恋サイダー」を……。しかも、生バンドでという、ちょっとエモい。ずっと前から応援してる人からすると、たぶん泣く案件だと思いますよ。全然泣く曲じゃないのに（笑）。

櫻井：
私がグループを辞めて、ソロで＜バシフェス＞に出させていただいた時ですら、ファンの人がみんな“よかったね、よかったね”って泣いてて。

石橋：
あと、僕の姉がミュージカルの歌唱指導の先生をやっていて、ニジマス（26時のマスカレイド）のボイストレーナーでもあるんですけど、今回のデビュー前の充電期間に（櫻井も）そのボイストレーニングを紹介して。だから、櫻井優衣の生まれ変わった歌に注目していただきたいですね。ダンスのキレは昔からですけど、歌が何倍もウマくなっているっていう。

櫻井：
石橋さんのお姉さんに歌を教えていただきました。1回行っただけで、全然変わったんですよ。だから、“本当にすごい！”って思って、大感動でした。（石橋には）頭上がらないです、ずっと。本当にいろいろとやってくださっているので、私自身も逆に何か自分に吸収していくことができないと出してくださった意味がないとすごく思うので。支えてくださってることに感謝して、さらに自分のプラスにもして、それが石橋さんのプラスになれるくらい大きくなれたらって思っています。

ーー最後にデビュー1年目となる2020年の目標を教えてください。

櫻井：
2020年の目標……。まず、次の＜バシフェス＞にも出たいです。

石橋：
まだあるかどうかわからないけど（笑）。

櫻井：
まず、今回の＜バシフェス＞は（石橋からの）すごい応援で出していただく形なんですけど、次の時には、ちゃんとMyDearDarlin’としてお客さんをたくさん呼べるようになって、“呼びたい”って思ってもらえるグループにしたいなって。あとは、また石橋さんと番組をやりたい。

石橋：
やりたいね！

櫻井：
以前のグループの時、私、全然しゃべれなくて。今もしゃべれないですけど、MyDearDarlin’も石橋さんに特訓していただいて、いい感じにバラエティができるユニットになりたいです。

石橋：
そうですね。じゃあ、今やってるFES☆TIVEの番組を終わらせてやりますか！　毎月第三水曜の19時からをマイディアにするってことでいいですか（笑）。

櫻井：
さすがにちょっと……。

石橋：
別枠で検討してもらいましょう（笑）。8人もいれば必ずバラエティに突出している子がいると思いますし。

櫻井：
私、石橋さんのMCがすごく好きで。番組でトークをする時、石橋さんがMCで立ってくれることによって、一言発することができるんですよ。何も面白いこと言えないのに、全部拾って、笑いに変えてくださるので。それがすごい心強かったです。だから、石橋さんのMCじゃないと、ちょっと自信なかったりすることも多々あって。トークとか全然わからないから細かくはわかってないと思うんですけど、個人のいいところを全部引き出してくださる、思いやりのあるMCをしてくださるので……何で笑ってるんですか？

石橋：
いや、鼻水が出て来ちゃって（笑）。

櫻井：
だから、新しい番組でMyDearDarlin’が出る時もそういうMCをして……。

石橋：
恥ずかしいね、なんか（笑）。俺さっき“天才だ”とかって言ってた時、こういう気分だったんだね。ごめんね。ちょっと控えるね。恥ずかしい。僕、こんなにちゃんと褒められることないんで。

櫻井：
私の語彙力がないので、あんま伝わらなかったら申し訳ないんですけど。

石橋：
本当に優衣ちゃんを＜TIF＞とか、＜＠JAM＞のメインステージで観られたら、たぶん号泣しますね。どうにかここに辿り着いたし、楽しみです（笑）。変な話、これでダメなら諦めがつくと思うんです。やっとしっかりと心技体が揃った状態でアイドル活動に専念できると思うので。『三匹の子豚』じゃないですけど、ワラの家も木の家も吹き飛んじゃったけど、コツコツ積み上げたレンガの家での再スタートですから（笑）。ホント、頑張ってね！

櫻井：
頑張ります！

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MyDearDarlin'インフォメーション

＜バシフェス Vol.6 supported by パセラステーション＞
日程：2月6日（木）開場 14:30／開演 15:00
会場：TSUTAYA O-EAST

＜MyDearDarlin' 1stワンマンLIVE＞
日程：7月16日（木）
会場：新宿BLAZE

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