今泉佑唯[イベントレポート]豆まきでヒット祈願!映画『酔うと化け物になる父がつらい』完成披露試写会

今泉佑唯[イベントレポート]豆まきでヒット祈願!映画『酔うと化け物になる父がつらい』完成披露試写会

今泉佑唯[イベントレポート]豆まきでヒット祈願!映画『酔うと化け物になる父がつらい』完成披露試写会

ちょうど昨年の2月3日にクランクインをした本作。イベントでは、映画の撮影エピソードも多く語られた。

主人公・田所サキ役の松本は、役作りについて“演じることを意識しないというか、監督も『言いやすいようにセリフを変えても大丈夫』と言ってくれたので、動作も違和感ないように。監督自身も私のすることがサキのすることだと見ていてくれたような気がする”と回想。

サキの父親でお酒に酔うと“化け物”になる田所トシフミ役の渋川は、撮影では実際に酒を飲んで演じたそうで“実際に飲みながら演じたらどうかな?と。でも実際は緊張するし、セリフも言わなければいけないしで、全然酔えませんでした。俺にもう少しの勇気があればベロベロになれたのに。次回挑戦したいです!”と笑わせた。

サキの母親で新興宗教にハマるサエコ役のともさかは、監督からのラブコールでキャスティングされたことを撮影後の打ち上げで知ったそうで、“それをもっと早く知っていればモチベーションも上がったのかな?”とニヤリ。演じる上では“サキにとってお母さんもある意味で化け物だったのかなと。それに意味を持たせて演じるよりも、ふわっと空気のように漂ってふわっと消えていくような印象になればと思いました”と工夫を明かした。

サキの妹・フミ役の今泉は、今作が長編映画デビューで“撮影場所が一軒家で、そこに人が密集してて…。皆さんのオーラに圧倒され過ぎてしまいました”と緊張した様子。姉役の松本が“色々と撮影の合間にお話ししました。アイドル時代の話とか、握手会ってどんな感じなの?とか。そういうところから仲良くなろうと必死でした”と姉妹感を出すために心を砕いていたことを紹介すると、今泉は“ずっと頼っていました!”と感謝しきりだった。

最後に片桐監督は“去年の今頃に11日間休みなしで撮影した作品です。エンタメ性を持って家族の話として見てもらえるのではないかと思います。どんな感想でもいいので、応援してください”と公開に向けて意気込み十分。

渋川は“片桐監督にしか出せない色のある映画で、最近の日本映画にはあまりないテイストの作品です。楽しんでほしいです”とアピール。松本は“アルコールに溺れてしまうお父さんとその家族の物語ですが、人間関係についても考えさせる内容です。映画の中に答えはないかもしれないけれど、皆さんの中で何か一つのきっかけになれば嬉しいです”と思いを込めイベントを締めた。

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