BABYMETAL［ライブレポート］楽曲被りなしの幕張メッセ2DAYSで“メタルの銀河の旅”を体現

1月26日（日）のDAY-2は“闇の力”をテーマに、3rdアルバム『METAL GALAXY』のDisc-2の収録曲を中心に12曲を披露。DAY-1の東の神バンドに代わり、DAY-2では西の空の守護神であるもうひと組の神バンドが登場。重厚なサウンドを奏でる中、左右に広がった花道とステージ奥からシンボルマークを象った杖を手にしたBABYMETALとアベンジャーズ3人が登場し、荘厳な演出の中「IN THE NAME OF」からライブはスタートした。

続く「Distortion (feat.Alissa White-Gluz)」では、巨大LEDスクリーンが真っ赤に染まり、途中SU-METALが無言のまま鋭い眼差しで会場を煽る。続く「PA PA YA!! (feat. F.HERO)」では、ムービングステージが客席に向かって大きく迫り出し、客席ではタオルが振り回され早くも会場が一体となった。

西の神バンドの醸し出すダウナーな「Kagerou」のグルーヴに会場が揺れ、ライブ初披露となる「BxMxC」では、BABYMETALの新機軸となるラップがフィーチャーされたミクスチャーブルータルメタルを体現。「シンコペーション」と｢ヘドバンギャー！！｣を披露した後は、激しくも神秘的な光を放つ演出の「Starlight」と幻想的な「Shine」で会場が静かな興奮に包まれる。さらに「Arkadia」でクライマックスへと盛り上がっていき、3rdアルバム『METAL GALAXY』のラストを飾る“光3部作”でライブは一旦締めくくられた。

少しの間を置きストーリームービーが流れると、アベンジャーズの3人と、西の神バンドに加え、東の空の守護神であるもうひと組の神バンドの合わせて2組の神バンドが演奏することが告げられ、衝撃的な展開に歓喜の声が湧き上がる。「イジメ、ダメ、ゼッタイ」のイントロが流れると、会場内ではWALL OF DEATHの狼煙が上がり、花道の両端からMOAMETALとアベンジャーズによるお馴染みのダッシュを披露。そしてセンターステージに揃った5人の一糸乱れぬパフォーマンスとダメジャンプで会場がひとつとなり大団円をむかえ、光と闇という異なるテーマで2日間にわたって繰り広げられた“メタルの銀河の旅”は完結した。

なおBABYEMETALは、5月13日（水）に、2019年10月11日にアメリカ・ロサンゼルスで行われた初の北米アリーナ公演＜METAL GALAXY WORLD TOUR LIVE AT THE FORUM＞の模様を全編収録した映像作品をリリースする。

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