LADYBABY［ライブレポート］どこまでも獰猛で、どこまでも美しい、希望に満ちた終幕LADYBABY＜Reburn＞恵比寿LIQUIDROOM（2020年1月13日）ライブレポート

始まりの歌で終わりたいと思います！

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鳴り止まぬ“LADYBABY！”コールに迎えられ、アンコールは4人となって初のシングル「ホシノナイソラ」に続き、90’sミクスチャーロック好きなら思わずニヤリとするリフとリズム、そこに昭和歌謡がクロスオーバーしていく「ダメダメ殿」で“ソイヤソイヤ わっしょい”のお祭り騒ぎ。宙に放たれた銀テープとともに大団円を迎えた。

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“始まりの歌で終わりたいと思います！”

最後の最後は、幕開け曲「ニッポン饅頭」をもう1度。最初に演奏された時とは比べものにならない熱量である。三橋が渾身のギターソロをキメると、“腹から声出せるヤツどんだけおるんかなぁ？”と有馬の煽りで始まった“LADY!!”“BABY!!”のコール＆レスポンス。ステージもフロアも持ち合わせた感情のすべてを出し切り、ありったけの熱狂に包まれた。

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LADYBABY and The CHAOSによる“ありがとうございました！”から、4人だけの“ありがとうございました！”がLIQUIDROOMに響くと、4人は抱き合いステージを去った。LADYBABYは終わってしまったのだ……そう思っていると、ステージ脇のスクリーンにて「禊island」のMusic Clipが初公開された。過去最高にブルータルな楽曲とモノクロームのライブ感溢れる映像は、アイドルであるのにどこかダークヒーローっぽくあり、ヒールすらも似合いそうなLADYBABYの魅力が詰まっていた。最後の最後にこんなとんでもない置き土産を残していくなんて。それがとてつもなく彼女たちらしくあり、この活動休止が終わりではなく、次に進むための前向きな決断であることを物語っていた。

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