【連載】沖口優奈×わーすた 廣川奈々聖(前編)「自分がリーダーでよかったし、自分しかいないって思っています」

【連載】沖口優奈×わーすた 廣川奈々聖(前編)「自分がリーダーでよかったし、自分しかいないって思っています」

【連載】沖口優奈×わーすた 廣川奈々聖(前編)「自分がリーダーでよかったし、自分しかいないって思っています」沖口優奈「ここの責任者、出してください❤️」第10回:わーすた 廣川奈々聖(前編)

マジカル・パンチラインのリーダー沖口優奈が、さまざまなリーダーと対談して理想のリーダー像を見つけていく本企画。第10回目に登場するのは、結成5周年を迎えるわーすたの廣川奈々聖。代々木公園野外ステージでのフリーライブや東名阪福でのライブツアーを経て、リーダーである廣川はグループの将来をどう見据えているのか。リーダー対談前編となる今回は、リーダー就任の経緯を皮切りに、これまでの活動や自分らしいリーダーとしてのあり方について話を聞いた。

撮影:中島たくみ

沖口優奈「ここの責任者、出してください❤️」第10回:わーすた 廣川奈々聖(前編)

わーすたをよくしたいっていう気持ちは誰よりも強い(廣川)

沖口:
まずは、奈々聖ちゃんがわーすたのリーダーになった経緯を教えてください。

廣川:
わーすたは立候補制ではなくて、スタッフさんが“お願いします”ってリーダーを決めるパターンだったんです。それで決まりました(笑)。私は、わーすたの前に“スト生(iDOL Streetストリートデビュー候補生)”といって、研究生の時代があったんです。研究生によるグループが全国各地に6つあったんですけど、私は福岡のグループでリーダーを1年ほどやっていたんです。それで、わーすたでは、(坂元)葉月が最年長で、私の1コ上なんですけど……。

沖口:
最年長の葉月さんがリーダーになりそうですよね。

廣川:
でも、葉月は一歩引いて見るタイプで、“私は大丈夫。後ろから支えるから”って。それで、私がリーダーになりました(笑)。よく“最年長ではないのにリーダーって珍しいね”って言われるんですよ。“聞きづらいけど、何かあったの?”って(笑)。

沖口:
確かに聞きづらいかも(笑)。

廣川:
葉月が一歩引いて見るタイプで、私がサバサバ何でも言うタイプなので、私がリーダーになったんだと思います。

沖口:
福岡時代にリーダーになったのも、同じような理由で?

廣川:
どうだったかな……やっぱり、お願いしますって言われてリーダーになったのかな。

沖口:
今はグループでリーダーをやっていますけど、学生時代もクラスのまとめ役でしたか?

廣川:
小学生の頃は“やりた~い!”って立候補して、学級委員をやったりしていたんですけど、アイドルになって、急に目立つのが恥ずかしくなって(笑)。静かに生きようって思って、何もやらなくなりました(笑)。

沖口:
でも、もともとはまとめ役をやっていたんですね。

廣川:
けっこう好きでした。でも、通知表をよくしたいっていう気持ちもあって(笑)。

沖口:
受験の役に立ったらいいなって(笑)。最年長ではないけど、リーダーを“お願いします”って言われた時の率直な気持ちは?

廣川:
できることなら避けたいなって(笑)。大変か、大変じゃないかで言ったら、絶対に大変じゃないですか。だったら支える方が楽かなって、当時は思っていました。しかも、葉月は年上だし、グループの中でも先輩なので、当時はまだ敬語を使っていたんですよ。だから“私にできるかな”ってすごく不安でした。最初の3日間くらいはずっと“やりたくないなあ……”って思ってた(笑)。でも、いろいろなことを進めていく中で、自分が先頭に立ってやるってすごく楽しいなと思える瞬間がたくさんあったんです。だから、今はリーダーになってよかったなって思っています。

廣川奈々聖(わーすた)
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廣川奈々聖(わーすた)

沖口:
3日間ずっと“やりたくない”って思っていて、何がきっかけでやる気になったの?

廣川:
きっかけは特になかったんですけど、自分の中で“もうやるしかないか”って思って。わーすたのメンバーって、ほんわかした子が多いんです。みんな、あまり自分の主張が強くないというか。だから、みんなと過ごすうちに、自分がリーダーに選ばれた理由がわかってきて。

沖口:
“あ、これは自分しかいないな”って気づいたんだ(笑)。わーすたさんは、奈々聖ちゃんからすると葉月さんは1コ年上とはいえ、メンバー全員ほぼ同年代ですよね。同年代の中で、自分が先頭に立ってグループを引っ張っていくって、最初の頃、やりづらさはなかったですか?

廣川:
逆に、最初の頃の方がやりやすくて。最初は、私たちは、それまでバラバラのグループで活動していたので、メンバーがそれぞれに気を遣い合っていたんですよ。だから“ここは、こうしよう”とかって、言いやすかったんです。でも、仲良くなっていく中で、なかなか言いにくいことも出てきましたね。年齢が近いと、よい面も悪い面もあるんだなって、けっこう困った時期もありました。今は、みんながグループのことをよく考えるようになったから、始めた頃に比べて、リーダーとしての立ち位置がちょっと変わってきたような気がします。

沖口:
今は、みんなで意見を出し合って、全員で進めていこうって感じなんですね。グループとしては、それが1番理想的なのかも。

廣川:
そうかも。この間、ある対バンライブで、“リーダー対談”みたいなことをやったんです。グループによって年齢構成って違うから、それぞれにいろいろと大変なんだなって思ったんですよ。マジパンは、メンバーの年齢が離れていて、優奈ちゃんは1番年上だから、それはそれで大変でしょ?

沖口:
(最年少のメンバーとは)8歳差なんで、ヤバいんですよ(笑)。ランドセルの時期も被らない。

沖口優奈(マジカル・パンチライン)
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沖口優奈(マジカル・パンチライン)

廣川:
いろいろな話を聞いていると、何が1番やりやすいのか、わからなくなりますよね。私は、今の環境に慣れちゃったから、やりやすいなって思うけど、年齢が近いことで、やりづらいなって思う時期もあったわけだし。

沖口:
グループによって環境も違うしね。それに、リーダーもそれぞれに性格が違うので、何がやりやすいかって、人それぞれかも(笑)。わーすたさんは、今はみんなが意見を出して、メンバー全員で進めていくグループになったってことですけど、そんな中、客観的に見て、自分はどんなリーダーだと思います?

廣川:
ファンの人から言われるのは、“しっかりしてそうで、やらかす”(笑)。

沖口:
やらかすんだ!(爆笑)

廣川:
私自身は“確かにそうだな”って納得しているんですけどね(笑)。昔から自分は頑固だなって思うことがあって、ライブの内容とか、わーすたのことを決める時に、頑固な自分が出てきちゃうことがあるんですよ。多数決は絶対なんですけど……だから、5人組でよかったなって思います(笑)。でも、多数決は絶対って約束して、みんなで決めたことなのに、自分の意見を突き通したくなってしまうところがあって、そこはまだまだ子供だなって思います。でも、わーすたをよくしたいっていう気持ちは、たぶん、どのメンバーよりも強いと思っているので、そういう意味でも、自分がリーダーでよかったと思っているし、自分しかいないって思っています(照笑)。

沖口:
おぉ~。

廣川:
“(歓声)”って書いておいてください(笑)。

沖口:
“(歓声/鳴りやまない拍手)”って書いておきます(笑)。

廣川:
だいぶすぐに鳴りやんだけど(笑)。

廣川奈々聖(わーすた)、沖口優奈(マジカル・パンチライン)
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