モヌ嚘。、゚ビ䞭、EMPiRE、神宿に我儘ラキア「今いちばんロックしおるのはEDMずヒップホップ」「偶像音楜 斯斯然然」第19回

モヌ嚘。、゚ビ䞭、EMPiRE、神宿に我儘ラキア「今いちばんロックしおるのはEDMずヒップホップ」「偶像音楜 斯斯然然」第19回

モヌ嚘。、゚ビ䞭、EMPiRE、神宿に我儘ラキア「今いちばんロックしおるのはEDMずヒップホップ」「偶像音楜 斯斯然然」第19回

これは、ロック畑で育っおきた人間がロック芖点でアむドルの音楜を奜き勝手に語る、ロック奜きによるロック奜きのためのアむドル深読みコラム連茉である隔週土曜日曎新。

改めお攻めの姿勢を芋せる

“サビがない曲がトレンドである”ずいう話題は以前にも取り䞊げたが、12月18日にリリヌスされるEMPiREのニュヌアルバム『the GREAT JOURNEY ALBUM』からのリヌド2曲は朔いほどにサビがなく、かなり攻めおいる。

EMPiREはWACKずavexの共同プロゞェクトであり、過去に取り䞊げおきたように、80sニュヌりェヌノや90s J-POPダンスミュヌゞック、そしお珟代っぜいグリッチホップなど、埀幎の゚レクトロサりンドずトレンドを混ぜたものを持ち味ずしおきたが、改めお攻めの姿勢を芋せる楜曲を持っおきた。

EMPiRE「WE ARE THE WORLD」

「WE ARE THE WORLD」は冷たくも枩かい゚レクトロなサりンドスケヌプを描きながら、ビルドアップしおいき、サビ代わりのドロップぞず繋がるEDM。「Have it my way」は、メむンずなるのはサビではなくシンセリフであり、そこから堰を切ったようにラップで畳み掛けおいくダンスチュヌン。方向性も方法論も違えど、サビはなく、加えおノォヌカルを前に出さないミックスも興味深いずころだ。こうした手法を、ロックテむストが埗意なWACKがやっおいるずいうずころにも、EMPiREの面癜さがある。

EMPiRE「Have it my way」

EDMのアむドル゜ングずいえば、倖せないのがモヌニング嚘。である。アむドルの䞭ではかなり早い時期からEDMテむストなサりンドを取り入れおきおおり、モヌニング嚘。にける぀んく♂流アむドルEDMは、埀幎のディスコ調の節回しがより研ぎ柄たされた「君の代わりは居やしない」2014幎からダブステップ調の「Oh my wish!」2015幎で確立されたず思っおいるのだが、ここにきおずんでもない曲が来た。2020幎1月22日リリヌスのシングルから「KOKORO&KARADA」。

音のバランスが倧きいわけではないのにノォヌカルがしっかり前にいるのは、ハロヌプロゞェクトのミックスの特性でもある モヌニング嚘。’20「KOKORO&KARADA」

むントロから隙間の䜿い方、虚を衝くようなトラックが印象的。ビルドアップは、ドロップやサビに向かっお勢いづけおいく意味合いでもあり、音を䞊昇させおいく、リズムを加速させおいくこずが垞套句でもあるが、この曲ではビルドアップ代わりに流麗なピアノの旋埋が入るこずによっお、灌熱の䞭に萜ずされた䞀滎の冷氎ような緊匵感ずなっおいる。そしお、捲し立おるビルドアップのリズムは薄く入っおいくものの、サビに入るず䞀切のリズムトラックがなくなるのだ。それによっお生たれた、䌑笊をたっぷり取ったアレンゞず歌の䜙韻が織りなす空間がなんずも矎しい。

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