SUPER☆GiRLS 坂林佳奈［グラビア＆インタビュー］「2020年は1人ひとりの個性が輝いていけるような１年にしたい」

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ここでは、坂林佳奈のインタビューをお届けする。新作『超絶★学園 ～ときめきHighレンジ!!!～』のタイトルにかけて“学生時代に1番ときめいた想い出”をはじめ、新作に収録される自身のフィーチャー曲、また12月22日に開催の9周年記念ライブ＜SUPER☆GiRLS Debut 9th Anniversary～ROAD TO 2020～＞や10周年となる来年への抱負について語ってもらった。さらに、特別企画として、長尾しおりと井上真由子に“私だけが知っている坂林佳奈の超絶なところ”を聞いた。

【学生時代に1番ときめいた想い出】

初めてのライヴでは声も震えちゃって大変でした
私は、音楽の高等専修学校に通っていたんです。その時に、友達がライヴハウスでライヴをやったんです。私はもともと周りに山しかないような田舎に住んでいたので、そういうところでライヴができるなんてすごいことだなって感激して、自分もライヴハウスで歌いたいって思ったんです。それで、16歳の誕生日に初めてライヴをやりました。絢香さんの「三日月」とか、バラードを何曲かカバーしたんですけど、めちゃくちゃドキドキして、震えながら歌ったのを覚えています。授業でもめっちゃ練習した曲だったんですけど、授業で歌うのとライヴで歌うのは全然違いました。初めて出会う人に自分の歌を聴いてもらうという状況が初めてだったので、すごく緊張したんだと思います。声も震えちゃって大変でした（笑）。それが学生時代の1番のときめき……というか、どきどきした想い出ですね（笑）。スパガでは、当たり前のように大勢の方の前で歌わせていただいているので、何だか時代の流れを感じます（笑）。今は、その初めてのライヴで緊張したことをある意味で教訓にして、みんなで楽しんでライヴができるようにと思ってステージに立っています。

【フィーチャー曲の聴きどころ】

命の危機を感じるくらいの水量でした（笑）
私のフィーチャー曲は「情熱RUNNER」という曲なんですが、MVでは、雨の中でダンスするシーンがあるんです。まずはそこが見どころです！　プールに入る前に浴びるシャワーがあるじゃないですか。あれってかなりの勢いで水が降ってきますよね。あれくらいすごい雨を降らせて、そこで私たちが踊るんですけど、命の危機を感じるくらいの水量でした（笑）。みんな“鼻で呼吸ができない！”なんて言ってて。メンバー同士で目を合わせて“このカットで成功させるぞ。そうしないと死んじゃう”って（笑）。そのおかげで、すごく情熱的なシーンになったと思います。私のフィーチャー曲のMVは、なんだかいつも体育会テイストなんですよ。その中でも、今回が1番過酷な撮影でした（笑）。

それから、このMVは、私が陸上部だったこともあって、走るシーンが多いんです。撮影の前に監督さんからも“たくさん走るから”って言われていたんですけど、実際、すごかったです（笑）。インターバル走ってわかりますか？　陸上部がよくやる、ずっと走り続ける練習なんですけど、それをやっているような、本気で走る撮影でした（笑）。でも、走るのは気持ち良いので、すごく楽しかったです。私、走るのが大好きなんです。大阪城の周りをぐるっと1周したりとか、いろいろコースを決めて走っています。友達を誘って一緒に走りに行くこともありますね。スパガに加入する前は、自分の中の悔しい想いを走ることにぶつけたりもしていたんです。今は自分のフィーチャー曲ができて、みんなで歌っているこの曲を聴きながら走ったら、すごくエモい気持ちになりました。もっとパフォーマンス力を上げたいと思ったし、前向きな気持ちになりました。

【9周年記念ライヴと10周年への想い】

“第4章”だからこそ出せるものを表現したい
9周年記念のライヴついては、とにかく“ぜひ来てください！”っていう気持ちです。今は１期生の方はもうグループにはいませんけど、1期生からのみなさんの想いを受け継ぎながら、フレッシュさとか、“第4章”だからこそ出せるものを表現したいです。これまでとはちょっとカラーが変わったと思うし、今のスパガを好きになってもらえるように、パワフルなライヴにしたいです。今のところ王道的な曲が詰め込まれたセットリストになりそうなので、そこも楽しみにしてほしいです。

来年に向けては、やっぱりパフォーマンスの向上、全体的なレベルアップをしていきたいですね。そのためには、練習の時に鏡を見ながら振りの細かい角度の調整をするとか、ライヴ動画を見返して、反省点をチェックするとか、ライヴが毎日あるわけではないので、ライヴのない日でもちゃんと声出しをするとか、やるべきことはたくさんあると思います。でも、そんな風に客観的に自分を見つめ直してレベルを上げていかないと、やっぱりお客さんはついてきてくれないと思うんです。それに加えて、1人ひとりの個性が輝いていけるような１年にしたい。そうすれば、目標にしている日本武道館でのライヴに近づけるんじゃないかと思います。