モーニング娘。 ’19[ライブレポート]初単独での代々木第一!「見たことのない景色、可能性を信じて」

モーニング娘。 ’19[ライブレポート]初単独での代々木第一!「見たことのない景色、可能性を信じて」

モーニング娘。 ’19[ライブレポート]初単独での代々木第一!「見たことのない景色、可能性を信じて」

モーニング娘。'19が12月5日、東京・国立代々木競技場第一体育館にて<モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜FINAL>を開催。公演上で通算68枚目となるニューシングルを1月22日にリリースすることを発表した。

モーニング娘。'19が同会場でライブを行なうのは2008年のHello! Projectコンサートツアー以来11年ぶり。グループ単独としては満を持しての初ライブとなった。この日は約11,000人を動員し、見切れ席まで開放しての盛況ぶり。ライブの模様はスカパー!とライブ・ビューイングで全国に生中継された。

(また、本ライブはHello! Projectの試験的取り組みとして、スマートフォン・携帯電話での撮影が可能な5公演の一つとなっている。撮影したライブ写真をSNS共有する際に、おすすめのハッシュタグは「 #morningmusume19 」。)

ライブの幕開けを飾ったのはツアータイトルにも据えられていた新曲「KOKORO&KARADA」。DTMベースに未来的な雰囲気を漂わせた楽曲を14人の鍛え抜かれた鋭いパフォーマンスで魅せ、続く「人生Blues」からパワフルに5曲をたたみかけていく。「わがまま 気のまま 愛のジョーク」ではメンバーの煽りに合わせ、観客席から圧巻の大声援で“愛されたい!愛されたい!”というコールが押し寄せた。

本ツアーは今年6月から加入した15期メンバーにとっては、初のパフォーマンス参加を果たしたツアーになった。初めて立つ代々木第一体育館の大きさに、15期の山﨑愛生は「すごい広い会場なので、遠くの方からは私達がちっちゃく見えちゃうと思うんですよ。だから私達も会場の大きさに負けないように大きく踊ります!」とコメントしている。

<モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜FINAL>
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<モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜FINAL>

少人数ユニットで代わる代わる楽曲をパフォーマンスするブロックでは、そんな15期の北村莉央・岡村ほまれ・山﨑愛生が3人でセンターステージに立って「好きな先輩」を披露。全員でのステージとは一味違うフレッシュな立ち振る舞いに会場全体が勢いを合わせてパフォーマンスを楽しんでいた。

<モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜FINAL>
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また、「雨の降らない星では愛せないだろう?」ではセンターステージにピアノが2台登場。イントロから佐藤優樹と野中美希が向かい合う形でピアノを連弾するという初の演出で会場をピースフルな空気に包んだ。曲後のMCでは石田亜佑美が「日頃あんまり褒めないけど、今日はよくやった!」と佐藤の肩を叩き、舞台裏で羽賀朱音が練習に励む野中を「野中氏頑張れ!」と励ましていたというエピソードも。

小田さくらは「15期が3人だけでセンターステージに立ってるのを見て感動した」と語りだし、横山玲奈は他メンバーに押し出されて一人センターステージへと走り出したかと思うと「気持ちいいわ」と実感のこもった声をあげ、15期メンバーを呼び寄せて4人でメインステージまで駆けっこで競争。譜久村聖に「運動会みたいになってる」と言わせる打ち解けぶりを見せていた。

後半ブロックではメドレーで6曲を一気に駆け抜け、MCではリーダーの譜久村聖からニューシングルの発売決定が告知された。ライブ冒頭に披露した「KOKORO&KARADA」に加え、新曲「LOVEペディア」「人間関係No way way」を加えたトリプルA面シングルになることも発表され、さらにその場で「LOVEペディア」「人間関係No way way」の2曲が初披露された。この2曲は同じメロディに全く異なる歌詞・歌割り・ダンスが付けられた楽曲になっており、モーニング娘。'19にとっても新たな試みとなっている楽曲だ。2曲が同時お披露目となったことで、両曲はグループの中でも不思議な存在感を放つこととなった。

<モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜FINAL>
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「What is LOVE?」まで鉄板のライブ人気ナンバーを連打し、アンコールではライブ新曲である「Hey! Unfair Baby」を披露。メンバーによるライブ感想が伝えられる中で譜久村聖が「本当にこの半年間、14人でたくさん頑張って、いろんなステージに立って、いろんな事ができて、いろんな可能性を見つけることができました。この代々木の公演を一区切りにして頑張ってきたんですけど、2020年も私達が知らない、見たことのない景色、可能性を信じていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします!」と言葉を残し、「青春Night」そして「ブラボー!」で最後まで11,000人を魅了してライブを締めくくった。

<モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜FINAL>
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モーニング娘。'19は今後、本ツアーの振替公演(札幌)を経て大晦日にはHello! Projectのカウントダウン・コンサート、2020年の年始からはHello! Project全体のコンサートツアーへと出演。1月22日(水)にはモーニング娘。'20として15期メンバー加入後初のシングル作品となるトリプルA面シングル「KOKORO&KARADA/LOVEペディア/人間関係No way way」をリリースする。

さらに12月14日、15日にはニューシングルリリースに伴う全国握手会が開催されることも発表され、オフィシャルYouTubeチャンネルでは告知動画も公開。同時にニューシングル収録曲「KOKORO&KARADA」のミュージックビデオも公開された。

モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜FINAL

2019年12月5日(木)
東京 国立代々木競技場第一体育館

1.KOKORO&KARADA
2.人生Blues
3.負ける気しない 今夜の勝負
4.青春Say A-HA
5.わがまま 気のまま 愛のジョーク
6.ジェラシー ジェラシー
7.シャボン玉
8.自由な国だから
9.ロマンスに目覚める妄想女子の歌
10.抱いてHOLD ON ME!(譜久村、生田、石田、佐藤、小田)
11.私の時代!(野中、牧野、羽賀)
12.Rockの定義(加賀、横山、森戸)
13.好きな先輩(北川、岡村、山﨑)
14.雨の降らない星では愛せないだろう?
15.ザ☆ピ~ス!
16.HOW DO YOU LIKE JAPAN? ~日本はどんな感じでっか?~
17.ブレインストーミング
18.女が目立って なぜイケナイ
19.Tokyoという片隅
20.直感2 ~逃した魚は大きいぞ!~
21.ドッカ~ン カプリッチオ
22.LOVEペディア
23.人間関係No way way
24.One・Two・Three(updated)
25.I surrender 愛されど愛
26.What is LOVE?
EN1.Hey! Unfair Baby
EN2.青春Night
EN3.ブラボー!

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