26時のマスカレイド［ライブレポート］満員の人見記念講堂で誓ったさらなる飛躍「最高のグループに駆け足で登っていく」26時のマスカレイド 3rd Anniversary Tour＜怪盗マスカレイド〜今宵、あなたを奪いに行きマス！〜＞ライブレポート

感謝の想いと飛躍を示したアンコール

名古屋、仙台、福岡、大阪で怪盗マスカレイドが集めてきた宝石の映像からアンコールの幕を開き、ライブアンセム「ハートサングラス」へ。来栖、吉井はステージから。江嶋、森は1階客席後方からトロッコに乗って登場。2番ではフロアを駆け抜け、2組が入れ替わるという演出で後方までぎっしり詰まったファンも大盛り上がり。＜TIFメイン争奪戦＞から恒例となった円陣を組み、ラストサビへと突入すると、江嶋は“ツアーファイナル、ホントにありがとー！”と感情を爆発させながらシャウト。全力でライブを楽しむ姿が露わになっていた。

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ここでのMCでは重大発表として、生バンドライブの開催と初の地上波冠番組放送決定をサプライズで明かす。“発表されるのは知ってたけど（嬉しくて）涙が出てくる”と、森が嬉し泣きしてしまう場面も。続けて、森が“だって、すごくない？　私たちテレビに出るんだよ？　嬉しい”と発すると、吉井は“視聴率上げてくださいね。録画とかじゃなくてリアルタイムで観てほしい”と呼びかけた。

“私たち、みなさんに楽しんでもらいたくて。みなさんの期待を超えていきたい、その一心でなんと！　なんと！　なんと！　新曲を持ってきましたー！”と森が告げると、フロアから大歓声が巻き起こる。新曲のタイトルは、ギリシャ語で虹を意味する「アイリス」。4人はニジマス初挑戦となるアカペラで“ありったけ 歌って 笑って 叫んで”と歌い始め、現体制になって再出発を誓うエモーショナルなメロディを高らかに歌い上げた。ライブのラストは、もはや定番になったメロウなナンバー「心から...」。飛び交うコールが、人見記念講堂の広さを微塵も感じさせない一体感を生み出していた。

歌い終わると、怪盗マスカレイドのムービーが再開。4つの宝石を集めたことで宝箱が開き、“0”、“6”、“0”、“6”のカードを手に取ったメンバーが、グループ最大キャパとなるTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブを2020年6月6日に開催することを解禁。そして、メンバー1人ひとりがこのライブの感想を言葉にしていく。

森みはる：
本日はお足元が悪い中、私たちのライブに足を運んでくださって本当にありがとうございます。ツアーがこれで最後ということで、嬉しいお知らせができたことがホントに嬉しいです。“TOKYO DOME CITY HALLでライブをやりたい”ってずっと言ってたんですよ、勝手に。そしたら叶いました。私はいつもやりたいことをすぐ口にするんですけど、けっこう叶います（笑）。今回も叶いました。言霊ってすごいですね。来年からは（ライブの会場が）もっと大きなキャパになったり、また生バンドができたり、まさかテレビが始まったりと、ちょっと有名人みたいになってきちゃったんですけど（笑）。まだちょっと気持ちが追いつかないというか焦りもあるので、それを見せないくらいの余裕で。みなさんの期待を超えていけるような、いつまでも輝き続けられるような、みなさんに愛されるグループでありたいなと思いますので、今年もまだありますけれども、来年も、それ以降もずっと、よろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました！

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吉井美優：
本日は私たちのライブにお越しいただきありがとうございます。今回の全国ツアーでは、去年行けなかった仙台に行けたり、トロッコとか光るリストバンドとか、やりたかったこととか、自分たちで“ああしたいね”って言っていたことがたくさん叶って嬉しいです。今年はメジャーデビューをさせていただいて、オリコン1位も取らせていただいて、誇れる、自信に繋がることがたくさんありました。2020年もZepp Osaka BaysideとTOKYO DOME CITY HALLでワンマンライブができるということで、すごい嬉しい気持ちでいっぱいです。今、みなさんに私たちがどう映っているかわからないですけど、くじけても絶対に前だけを向いて進んでいきたいと思います。みなさんがいてくれるからこその私たちなので、ずっと応援していてくれたら嬉しいです。みなさん、Zepp Osaka BaysideとTOKYO DOME CITY HALLも来てくれますよね？　（盛大な拍手を受けて）安心しました（笑）。これからも全力でやっていきますので、どうぞ応援のほどよろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました！

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来栖りん：
まずは、みなさん本日は来てくださってありがとうございます。SNSとかでも直接の特典会でも、いろんなファンの方から“ニジマスは推してて楽しい”と言っていただくことが多いです。それがホントに嬉しくて（感極まって、少しだけ言葉を詰まらせる）。こうやってたくさんいい報告をさせていただいて、今、それをみんなが一緒に喜んでくれているのが嬉しくて。それと同時に“もしみなさんがニジマスから離れて行ってしまったらどうしよう”っていう不安が出てきて。そんな時に改めてみんなとこうやってライブをして、メンバーと毎日一緒に過ごして、たくさんのスタッフさんや関係者の方が手を貸してくださっていて、そんな心配はいらないのかなって。もっともっと頑張れば、その分みんなが楽しい、嬉しいってついてきてくれるんだなっていうことを大きな発表がある度に実感させられることも増えて。みなさんが私の誇りになっています。TDCホールが決まったり、大きな冠番組が決まったり、バンドライブをさせていただくことになったりと、私たちにとっても、ファンの方にとっても嬉しい発表がたくさんあったのですが、これからももっとみんなが“推してて楽しい”ってなるような、最高のグループに駆け足で登っていく予定でございますので、これからも応援よろしくお願いします！　本日は本当にありがとうございました。

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江嶋綾恵梨：
本日はご来場いただきまして本当にありがとうございます。ニジマスはけっこう目標を年表にして、みんなで話し合う機会があるんですけど。近しい目標とかって“これをやったら叶うかも”っていうわかりやすいものもあるんだけど、漠然と大きい目標って“どうしたら叶うんだろう”ってみんなで考えてこれまでやってきて。今回発表したことって、私たちの中で以前から漠然と大きく掲げていた目標だったものが多いんですね。テレビとかもすぐ出られるものでもないし、まさか冠番組を持たせていただけるなんて、私たちにとっても大きな目標だったので、それに手が届いたっていうのはやっぱりみんなのおかげだし、関係者の方のお力添えのおかげだなって思います。ニジマスはこれまでいろんなことがありましたけれど、それでもツアーに来たいとか、ライブを観たいとか、この4人を応援していきたいと思ってくれている方が今日来てくださっていると思うので、この気持ちにしっかりと応えていきたいです。ちょっとずつだけどJOL原宿から始まったニジマスがこうして人見記念講堂で、みんなの前で歌えて、スタッフさんも今までに見たことない数の方々にこのライブを支えてもらっているので、2020年もっともっといろんな人を巻き込みながら、楽しいことをみんなで作っていけたらいいなって思ってます。今年もあとちょっとありますけど、対バンライブとか後夜祭とかもあるので、みんなと触れ合える機会もこれから増やしていけたらなって思います。ニジマスの応援、これからもよろしくお願いします。今日はありがとうございました！

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現在の胸のうちを明かした4人は、最後に“ありがとうございました！”と、感謝の気持ちをマイクを通さずに伝え、3rd Anniversary Tour＜怪盗マスカレイド〜今宵、あなたを奪いに行きマス！〜＞の幕を下ろした。お披露目から着実にステップアップしている26時のマスカレイドだが、これまでの道のりは決して順風満帆とは言えない。彼女たちは数多くの逆境に直面してもなお、それを乗り越えていくことで強く、美しくなってきた。2020年のTOKYO DOME CITY HALL、そしてZepp Osaka Baysideという東阪2大ワンマンライブに向けて、これから4人が紡ぐニジマスストーリーをぜひ見届けてほしい。

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重大発表

生バンドワンマンライブ＜2月6日のマスカレイド～今宵はバンドで踊りましょ？～ vol.2＞
日程：2020年2月6日
会場：マイナビBLITZ赤坂

ニジマス過去最大キャパワンマンライブ
日程：2020年6月6日
会場：TOKYO DOME CITY HALL
（2020年5月15日 Zepp Osaka Baysideワンマンライブと合わせて東阪2大ライブ開催）

ニジマス初の地上波冠番組スタート！
時期：2020年初春（詳細は後日）