Pimm’s、FES☆TIVE、BABYMETAL、EMPiRE ミクスチャヌな可胜性を远い求める新䜜「偶像音楜 斯斯然然」第15回

Pimm’s、FES☆TIVE、BABYMETAL、EMPiRE ミクスチャヌな可胜性を远い求める新䜜「偶像音楜 斯斯然然」第15回

Pimm’s、FES☆TIVE、BABYMETAL、EMPiRE ミクスチャヌな可胜性を远い求める新䜜「偶像音楜 斯斯然然」第15回

これは、ロック畑で育っおきた人間がロック芖点でアむドルの音楜を奜き勝手に語る、ロック奜きによるロック奜きのためのアむドル深読みコラム連茉である隔週土曜日曎新。

圢態も衚珟も自由で“なんでもあり”なアむドルだからこその面癜さがある。それはか぀お、90幎代にロックの新興勢力ずしお䞖界的に勃興したオルタナティノロックに䌌おいるようであり。さたざたなゞャンルを超えおクロスオヌバヌしながら可胜性を远い求めおいくそのムヌノメントは、我が囜ではい぀しか“ミクスチャヌロック”ずも呌ばれるシヌンを生み出しおいった。

さお、今回はそんなこずを思い出す、“ミクスチャヌ”なアむドル゜ングをピックアップ。最近リリヌスされた新譜の䞭から4枚を玹介。

Pimm’s 正真正銘のミクスチャヌロックアむドル

Pimm’s『LOVE AND PSYCHO』Type-A
ポスト
Pimm’s『LOVE AND PSYCHO』Type-A

たずは、ズバリ、ミクスチャヌロックを掲げおいる、Pimm’sの2ndミニアルバム『LOVE AND PSYCHO』。措氎のように怒涛に流れ蟌むサりンドにキラキラずしたメロディが连る「Kimi to boku」、重厚なバンドアンサンブルず無機質なデゞタルシヌケンスが綿密に絡み合う「Moo!」ずいった、ラむブでもお銎染みの配信限定シングル3曲に加え、凛ずした力匷さで魅せおいく「WE ARE」など新曲が6曲。さらに4皮の盀違いを含めれば党12曲を収録。

Pimm’sサりンドの魅力ずいえば、図倪く重心の䜎いバンドサりンド。ずにかくぶっずいリズム隊の匷靭さが聎いおいお心地よい。アむドルに限らず近幎流行のラりドロックは、音圧ずむンパクト重芖であたりヘノィに聎こえなかったりするもの。ギタヌの歪みだけで音を埋め尜くすこずに固執しおいたり、拡がりず開攟感の方向に行っおいたり、そもそもロヌチュヌニングにしおおけばいい  なずころだったり。そんなラりドロックに物足りなさを感じおいる90’sミクスチャヌロック奜きには迷わず、Pimm’sをオススメする。

Pimm’s - Kimi to boku

瞊暪無尜に駆け巡る歌メロディに絡み合うようなそのラむンを蟿っおいくだけで、テンションがブチ䞊がるほどゎリゎリに攻めおいくベヌスず、タむトながら䜎めに倪く気持ちよくバシバシ決たっおくるスネアが鬩ぎ合う「Kimi to boku」。良い意味での足癖の悪いツヌバスがブラストビヌト気味に加速しおいき、異様なたでにスリリングな展開を芋せる「Moo!」。ラりドでヘノィで“カッコいいバンドはリズム隊がいいんだよな”なんおこずをアむドル゜ングを聎いお感じるずは。

Pimms - Moo!

そんな獰猛なリズム隊に察し、前に出過ぎず、でもしっかりず存圚感のあるギタヌ、猛り狂うように乱れるシヌケンス  ノォヌカルを邪魔しない定䜍ず、音数は倚いが分離感のあるミックスは现郚たで行き届いおいお䞁寧。耳に優しい音像も奜感觊。

こうした楜曲ずサりンドを手掛けおいるのは、Hidetoshi Nishihara。謎の芆面バンド、Xmas Eileenのサりンドプロデュヌサヌである。これたでもPimm’sは、Xmas Eileenの「99.9」をカバヌしたり、楜曲提䟛を受けたりしおきた。たさにミクスチャヌロックアむドルに盞応しい。

Xmas Eileen - 99.9

そしお䜕より、これほどたでのアグレッシノなバックに負けないノォヌカルだろう。フロントマンずしおの圧倒的に匷い存圚感を攟ちながら、しなやかさず優艶さを備えた郡叞英里沙の歌声。利発的な圌女を䞭心ずした統率の取れたステヌゞ運びも圧巻。アスリヌト集団さながらの熱量でフロアの士気を䞊げおいく。ズバズバ斬り蟌んでくる日本人離れしたリズム感ずハンサムな発音を持った山口玗匥の鋭いラップもPimm’sを象城するものだ。

Pimm’s - 99.9

今幎12月23日を以っお、グルヌプから卒業する郡叞。10月27日から始たる、珟䜓制7人でのPimm’sツアヌから目が離せない。

Pimm’s『LOVE AND PSYCHO』

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