大原優乃［インタビュー］2nd写真集にかけた情熱「今の自分にできることが全力でできた」

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みなさんのイメージを裏切れるような役者になりたい

――この1年は女優としてさまざまな作品に出演されていますが、大原さんの中で、女優業とグラビアで共通するところはありますか？

大原：
もともと自分にはお芝居はできないって思っていて、お芝居に対して憧れの気持ちが強かったんです。グラビアをやらせてもらえるようになって、写真を撮ってもらっていると、元気な動きをしてみたり、ちょっと甘えるような表情をしてみたりなど、演じている自分がいるっていうことに気がついて。そこから、お芝居に興味が湧き始めたということがあるので、グラビアに背中を押してもらったっていうところはありますね。

――女優業の中で役作りをする時に気をつけていることはありますか？

大原：
自分で決めすぎずに、撮影現場に入って周りのキャストさんとかの空気を見て作るようにしています。あんまり固めすぎず、その場で作っていくっていう感じというか。

――グラビアも含めて、大原さんは周囲の方との関係性で自分自身を作っていくことが多いようですね。

大原：
そうですね。自分で何かを決めて行動するというよりは、マネージャーさんに相談したりとか、いろんな方の意見を聞きながら、やらせてもらっています。

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――いよいよ20歳を迎えるわけですが、どんな女優になりたいと考えていますか？（取材日は10月初旬）

大原：
今は大原優乃に近い役をいただくことがすごく多くて、それはすごくありがたいことなんですけど、自分の中で悔しいなって思う部分でもあります。だから、みなさんのイメージを裏切れるような役者になりたいなって思っています。

――大原優乃に近い役というのは、笑顔が印象的なキャラクターということですか？

大原：
はい。あとは内向的で自分に自信がなくて、でも人は好きで、話すのも好きだけど、どこか一歩引いているっていう役が多いですね。

――もし自分が自由に選べるとしたら、どんな役をやってみたいですか？

大原：
今は相手からコミュニケーションを取ってもらって、それを受け取って自分の気持ちを出すという役が多いので、自分から気持ちを積極的に発信していくような役もできるようになりたいですね。

――それでは、最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

大原：
今回の写真集は、本気で撮影に臨めたのでたくさんの方に見ていただけたらいいなっていう気持ちと、どんな反応をしてもらえるかな？っていう気持ちの両方があって、今はドキドキしています。20歳に向けて今までやってきたことだったり、これからを想像してもらえるような1冊になったと思うので、ぜひ1人でも多くの方に見てもらえたらいいなって思っています。

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【写真集情報】

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『吐息』
発売日：2019年10月11日（金）
価格：￥2,700+tax
ベージ数：160ページ
判型：A4
出版社：集英社
カメラマン：桑島智輝
撮影時期：2019年冬〜夏にかけて撮り分け
撮影期間：合計10日間
撮影場所：地元・鹿児島県（市内および近郊、奄美地方、与論島）を中心に国内で撮影

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