BABYMETAL、わーすた、おやすみホログラム……ロックファンに捧げる今観ておきたいバンドセットのアツいアイドル8選|「偶像音楽 斯斯然然」第14回

BABYMETAL、わーすた、おやすみホログラム……ロックファンに捧げる今観ておきたいバンドセットのアツいアイドル8選|「偶像音楽 斯斯然然」第14回

BABYMETAL、わーすた、おやすみホログラム……ロックファンに捧げる今観ておきたいバンドセットのアツいアイドル8選|「偶像音楽 斯斯然然」第14回

これは、ロック畑で育ってきた人間がロック視点でアイドルの音楽を好き勝手に語る、ロック好きによるロック好きのためのアイドル深読みコラム連載である(隔週土曜日更新)。

多様化する音楽性や活動スタンスを指し“アイドルのロックバンド化”などと言われて大分経つが、それを後押しするように、いわゆる“(カラ)オケ”ではなく、生バンドでライブを行うグループが増えている。遡れば90年代前半あたりまでは生バンドの生演奏が主流であったわけだが、昨今多く見られるのはそうした“バックバンド”ではなく、音楽性をそのまま表すような“ロックバンド”的なアプローチである。

このスタイルといえば、アイドルというアイコンとバンドが生み出すポテンシャル、双方の魅力と実力が拮抗し、お互い高め合いながら1つの空間を作り上げていたBuono!がパイオニアであったし、アイドルとバンドの熱量をこれでもかというほど高らかに突き上げたベイビーレイズJAPANの存在が圧倒的だった、と個人的には思っている。

Buono!「初恋サイダー」(2016.8.25 at 日本武道館)

ベイビーレイズJAPAN「夜明けBrand New Days」(2017.4.9 at 日比谷野外大音楽堂)

バンドスタイルでライブをやればいいライブができるのか、カッコいいのか、といえばそういうわけではない。バンドに負けない歌唱力があることは大前提だが、そもそものジャンル的な向き不向きもあるし、アレンジの問題もある。生演奏を想定していない楽曲やトラックを生バンドアレンジにした場合、センス次第で原曲イメージがプラスにもマイナスにもなってしまう。さらに、バンドメンバーの人選も得意なプレイスタイルによって左右される。単に、歌っている当人たちの実力だけではどうにもならないことだってあるのだ。

今回はそうしたロックバンド的アプローチを武器に、ロック好きの心揺さぶる今観るべきアイドルグループを紹介する。

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