
黒木華、映画『日曜のあと』11月20日公開決定!
黒木華、映画『日曜のあと』11月20日公開決定!
黒木華が主演を務める加藤拓也監督の最新作『日曜のあと』が、11月20日より新宿ピカデリーほか全国で公開されることが決定し、あわせてティザービジュアルと特報映像、キャストコメントが解禁された。
劇作家・演出家の加藤拓也が自ら脚本を書き下ろして監督をつとめた長編映画の最新作『日曜のあと』が、11月20日より新宿ピカデリーほか全国で公開されることが決定した。本作は『わたし達はおとな』『ほつれる』に続く長編3作目となり、「夫婦」という最も身近で、最も複雑な人間関係を描く心理劇である。
妊娠した妻の麻衣を演じるのは黒木華。その夫である洸一を橋本淳が演じるほか、二人の危機に立ち会う麻衣の伯母夫婦役として吉田羊と古舘寛治が出演する。

あわせて解禁されたティザービジュアルは、スチールを木村和平、デザインを大島依提亜が担当。「近くて遠い、隣のあなた」というコピーとともに、夫婦であっても分かり合えない二人の距離感を描き出している。また特報映像では、美しい非日常の風景と、二人の間に言葉にできない感情が積み重なっていく緊張感が映し出されている。
キャスト&スタッフコメント
加藤拓也(監督):
いずれ決めなければならないことはたくさんありますが、この映画が追っているのはその決断ではなく、それを口に出せないまま並んで過ごしている数日間です。同じ部屋で寝て、食事をとり、隣で歯を磨く。そのどの瞬間にもずっと、言えていないことが二人のあいだに置かれたままになっている。この映画にあるのは、夫婦が丁寧にもてなされながら、言えていないことが二人のあいだに積み重なっていく時間です。
企画が始まってから四年が経ち、ここまで長く付き合ってくださったプロデューサーとキャスト、スタッフのみなさんに、この場を借りて御礼を申し上げます。秋、劇場でお待ちしています。
黒木華:
「夫婦」という、いちばん小さなコミュニティ。近い存在だからこそ言えないこと、不満、少しずつ生まれていく距離。その繊細な感情を、加藤さんは驚くほどリアリティのある台詞で描き出しています。だからこそ、1つひとつの言葉が鋭く胸に刺さるのだと思います。
橋本淳:
相手を思って紡いだ言葉は、受け取る側によっては暴力にもなり、癒やしにもなる。それぞれに正義があり、どちらも間違ってはいない。しかし、その正しさが交わらなければ、言葉はただの攻防になってしまう。
本人たちは必死に言葉を重ね、分かり合おうとする。そんな張り詰めた光景を少し引いた視点から眺めると、どこか滑稽で、思わず笑ってしまいそうになる。
その可笑しさと切実さが同時に存在していること。そして、リアリティのある緊張感の中で、登場人物たちの真意を探り続ける時間。それらすべてが、この作品の魅力なのだと感じています。
安藤忠雄建築に360°囲まれた空間。その中で流れる一瞬一瞬の空気。目の前で刻々と変化し続ける黒木華さんの繊細な揺らぎ。表現を削ぎ落とした先を見つめる加藤拓也監督。その世界を、各部署が刹那の機微まで掬い上げていく。宝物のような美しい光景が、映像作品となることでさらに輝きを増していました。
この作品の一端を担えたことに、心より感謝申し上げます。どうか、この作品が一人でも多くの方のもとへ届きますように。
古舘寛治:
自然と人工物の間でいつも人間は悩むのだ。この異様なホテルと青々とした自然。
快適さと野生。いいとこ取りなど本当にできるのだろうか? 私はできるだけ自然に寄っていたい。
そう、あのままもっとずっとカヤックで釣りをしていたかったのです(あ、カヤックは人工物だ汗)。
吉田羊:
言葉と身体の裏腹を
山あいのホテルに封じ込め
声にならない言葉たちを
カヤックのペダルでたきつける
女の心と身体
男の心と肉体
その溝は埋まるのか
なんてことを考えながら
試写を観た
加藤監督が作る極上の静謐
ぜひ映画館で
五感を研ぎ澄ませてご覧ください
映画『日曜のあと』
11月20日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
出演:黒木 華
橋本 淳 古舘寛治
吉田 羊
監督・脚本:加藤 拓也
配給:ラビットハウス コムデシネマ・ジャポン
©2026 映画「日曜のあと」製作委員会