【連載：わたしのアニソン物語】上月せれな「より音楽を大切にしなきゃって思ったきっかけ」わたしのアニソン物語　第1話

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何気なく観ていて、そこから聴き始めるっていうのは魅力的

――上月さんは、アニソン自体の魅力をどう考えていますか？

上月：
アニソンのすごいところって、アニメ好きな方も聴くし、そのアーティストが好きな方も聴くってところだと思うんですよ。アニソンって入口が広いというか、何気なく観ていたアニメのエンディングテーマが気になって、そこから調べていろいろ聴き始める方とかもいるじゃないですか。そういうのはすごく魅力的だなって思います。

――上月さんは、アイドルとアニソンの両方のフィールドで活動していますよね。

上月：
そうですね。アニソン歌手にもなりたいですし、アイドルとしてもグループアイドル全盛の今、ソロアイドルとして自分をもっと作り上げていきたいと思っています。アイドルとアニソンの両方のいいとこ取りをして、その2つの架け橋になることが目標です。

――その目標を実現させるためには、自分のどういうところを伸ばしていけばいいと思いますか？

上月：
パフォーマンスに関しては、数週間前の動画を観ても、今の方が激しくなっているって思うぐらい成長している実感はあります。だから、2ヵ月前の自分のライブ動画を観るのは嫌なんですよ。ファンの方も毎回毎回“この盛り上がりよかったね”とか言ってくれますし、特にワンマンライブはどっちが先に倒れるかじゃないけど、私とファンの方の勝負なんです（笑）。でも、“楽しく激しく安全に”が、私のライブのモットーで。それはけっこう守れているとは思います。

――上月さんのファンの方は、熱く盛り上がりながらも節度を守れる人が多いんでしょうね。

上月：
あんまり怪我もないし、争いが起きたこともないのに、あの盛り上がり方はすごいなって思っています。だからこのスタンスは変えたくない。みんなで楽しく盛り上がれるのが1番なので、ライブは楽しいをメインにやっていきたいなと。あとはアニソンライブがきっかけで、より音楽を大切にしなきゃって思い始めたので、その部分をもっと追求して行きたいなって思っています。

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