坂口健太郎、早瀬憩ら登壇!映画『私はあなたを知らない、』7月27日完成披露舞台挨拶!
坂口健太郎、早瀬憩ら登壇!映画『私はあなたを知らない、』7月27日完成披露舞台挨拶!
7月27日に新宿ピカデリーにて、映画『私はあなたを知らない、』の完成披露舞台挨拶が開催された。主演の坂口健太郎をはじめ、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、滝藤賢一、原田美枝子、中野量太監督の豪華7名が登壇し、作品に込めた思いや撮影時のエピソードを語った。
坂口健太郎が主演を務め、中野量太監督が10年ぶりに完全オリジナル脚本を手がけた映画『私はあなたを知らない、』が、8月28日に全国公開される。本作は、狂おしいまでに“家族”という幸せの形を追い求め、愛する人を殺めてしまう重い罪を犯した孤独な青年・西山夕平と、事件に関わる人々の葛藤を描く日仏共同製作のヒューマンサスペンスである。
満員御礼となった会場で、西山夕平役を務めた坂口健太郎は「とても丁寧に一瞬一瞬を切り取った作品です。今日の舞台挨拶で作品の良さが伝われば良いなと思います」と挨拶した。脚本を読んだ際の心境について、坂口健太郎は「愛情とある意味の生々しさ、監督の正直な気持ちみたいなものを一気にすべて受け取った気がした」と明かし、「とあるシーンに描かれている気持ちが痛いほどわかって、そのシーンを読んだ瞬間にぜひともご一緒させていただきたいという気持ちになりました」とオファーを即決したことを振り返った。

オーディションを経て13年前の事件で母を失った東浜朝子役に抜擢された早瀬憩は「監督とご一緒したいという気持ちと朝子を演じたいという気持ちで、オーディションの結果がわかるまでウズウズしていました。決まったと聞いたときは安心もありながら、朝子の人生を自分が背負うことに対するプレッシャーもすごく強かったです」と心境を打ち明けた。

朝子の母・東浜紗月を演じた堀田真由は、デビュー1年目に『湯を沸かすほどの熱い愛』を観て感銘を受けて以来の中野組ファンであることを告白し「自分のキャリアの中でいつか中野組に参加したいという思いがずっとありました。実は昨日も見え返したんです」と喜びを口にした。
5歳の朝子役を演じた倉田瑛茉は「今日は来てくれてありがとうございます」とはにかみながら「初めて坂口さんと会ったときは一緒にお弁当を食べました。監督さんはたくさん演技を教えてくれました」と感謝を伝えた。

夕平を担当する町村弁護士役の滝藤賢一は「49歳、滝藤賢一です」と笑いを誘いつつ「中野監督と切磋琢磨、苦しみながら戦いながら作った作品です」と語り、13年ぶり3作品目となる中野量太監督とのタッグに全幅の信頼を寄せた。

朝子の祖母・東浜道代役の原田美枝子は「中野監督は本当にナイーブで、静かに物事が進んでいくような現場でした。登場人物たちも愛情深いけれど、愛情表現が下手。そのちょっとしたずれのニュアンスを芝居で表現するので、淡々と撮影は進んでいきました」と撮影を回想した。

中野量太監督は「オリジナルは自由度がすごく高いけれど、それだけに答えのないものを探して作っていく面白さがありました。ここにいるメンバーと共に毎日頑張ってこの物語を作り上げました。自信作です」と強い手応えを示した。

劇中で13年前の事件の真相を探っていくストーリーにちなみ、「最近知った真実や出来事」を発表するコーナーも実施された。坂口健太郎は「泣く芝居」とフリップに書き、「面会室のシーンでは、ありがたいことに幼い頃の朝子と過ごした後に大人になった朝子とのシーンが撮れたので、憩ちゃんの声を聴いているだけで過去の思い出が蘇って泣いちゃう。いつの間にか僕も涙腺が緩くなった」と明かした。
早瀬憩は「坂口さんと好きな食べ物が同じだった」と発表し、ふたりで「卵!」と答えを揃えて喜ぶ場面もあった。堀田真由は「体内時計が狂ってる!?」と明かし、1分間を測るゲームで2分経過していたマイペースなエピソードを披露。倉田瑛茉は「夜の挨拶がおやすみなさいじゃなくて、こんばんはだったことです」と可愛らしく回答し、滝藤賢一はレモンの鉢を小さくして実らせたエピソードを披露した。原田美枝子は「無しです」と書き、中野量太監督から「もう人生をすべて知っているということですね」とフォローを受けた。
最後に、中野量太監督は「なんとかこの映画はヒットさせたいです。今日観ていただいて面白いと思っていただければお力を貸していただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけ、主演の坂口健太郎は「一瞬一瞬をすごく丁寧に撮影した作品です。夕平の選択は肯定されるべきことではないけれど、そこがこの作品の一番伝えたいことではなくて、夕平の生きた証や登場人物それぞれの感情は観客のみなさんに伝わると思います。観る環境によって捉え方も変わってくる作品だと思うので、大げさなことを言うと、本当に心の一本にしてください! というそれだけです」と思い入れたっぷりに語った。
次ページ
- 1