
髙石あかり、故郷・宮崎に凱旋! 「春のしんとみ芸術祭」に山本英監督・小島崇嗣町長と登壇
髙石あかり、故郷・宮崎に凱旋! 「春のしんとみ芸術祭」に山本英監督・小島崇嗣町長と登壇 【イベントレポート】
宮崎県新富町の文化会館「ルピナスみらい劇場」にて5月16日、「春のしんとみ芸術祭」が開催された。NHK連続テレビ小説『ばけばけ』で主演を務めた俳優の髙石あかり、映画『熱のあとに』を手掛けた監督の山本英、小嶋崇嗣新富町長が登壇。髙石が同町を舞台にした主演短編映画の制作をサプライズ発表し、会場に集まった約800名の観客を沸かせた。

イベントでは、朝ドラの撮影・放送を終えた髙石が「毎日放送があったので、終わってからもう2ヵ月くらい経っていることがすごい不思議な感覚です。その日々がすごく懐かしいし、なんかちょっと寂しかったりもします。でも今、新たに別の作品に向かっている時間が、自分自身がリニューアルしてる感じがあって、すごく楽しい日々です」と現在の心境を明かした。
トークショー中盤には、髙石から「自分が主演させていただく短編映画の制作が決定しました。 shadow そしてその撮影地がなんと宮崎県新富町です! そして、昨日撮影が終わりました!」と重大発表があり、特別ゲストとして本作の脚本・監督を務める山本英も登壇した。
本作は、エイベックスが主催する俳優陣とクリエイターの橋渡しを目的としたプロジェクト「ACTORS STAND」のvol.2、その第3弾作品となる。山本監督は「今まで観たことのない髙石あかりさんを観られるといいなと互いに話しながらこの企画をスタートしました。実際に撮影を通して、僕も観たことのないような髙石さんが観られたのではないかと思っています」と手応えを語った。
約4日間のタイトなスケジュールで行なわれた撮影について、髙石は「ここ最近で一番過酷な撮影でした(笑)。撮影自体は過酷だったんですが、この作品は圧倒的に静かな映画で、自然にあふれる音とかに耳を傾けたくなるような映画になっています。監督の一つひとつのこだわりが物凄く細かくて、自分も監督の求めているものに挑戦するのですが、中々OKが出ず……。ただ、OKがやっと出たときに“こういうことだったのか”と自分の中で役に対して納得する感じがすごくあって、そういった意味でも、今までの自分の範疇を超えて、新しい自分を見つけられたような気がしました」と充実した表情で振り返った。
それを受けて山本監督は「過酷な撮影になりすみません。どのシーンも探りながら本当に細かい箇所を、髙石さんが体現してくださっていたので、モニターを通してお芝居を観ながら感動していました」と称賛。髙石から「それでも“もう一回”って言ってましたよね(笑)」とツッコミが入ると、会場からは笑いが起きた。

本作には、新富町の町民らもエキストラとして参加。町民の印象について髙石は「東京からきたスタッフさんたちが“町民の皆さんが明るいですね”と言っていて、自分にとっては当たり前のことでしたが、改めてそう言っていただけると嬉しい気持ちになりました」と語り、山本監督も「長時間の撮影で大変だったと思うのですが、最後まで明るくその場を楽しんでくださっていた印象で、感謝しかないです」と振り返った。
新富町を舞台とした映画が生まれる経緯について、小嶋町長は「地域おこし協力隊を軸に、俳優やアーティストを目指したい方々が、新富町で夢を叶えられるように3年間全力で新富町が応援するプロジェクトをしたいと思い、現在全国からそういった方々を募集しています。こういった取り組みをしている中で、今回ご縁とタイミングが重なり第一弾として髙石さん主演の短編映画を制作させていただきました」と明かした。
最後に髙石は「やっと発表できただけでなく、その発表を地元宮崎でできたことが本当に嬉しいです。宮崎のみんなも改めて感じる宮崎の魅力が詰まっていると思います。素敵な作品になると思いますので、来年まで少し時間が空きますが、それまで楽しみにお待ちいただけるとありがたいです」と締めくくり、会場は温かい拍手に包まれた。
「ACTORS STAND vol.2」第3弾
主演:髙石あかり
監督:山本英
上映:2027年秋頃イベントでの上映を予定
主催:エイベックス・マネジメント・エージェンシー株式会社