濱岸ひより、卒業後初舞台! 5月16日開幕の舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で一人二役に挑戦

濱岸ひより、卒業後初舞台! 5月16日開幕の舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で一人二役に挑戦

濱岸ひより、卒業後初舞台! 5月16日開幕の舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で一人二役に挑戦

東野圭吾シアターVol.2 舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が、5月16日に東京・サンシャイン劇場にて開幕した。日向坂46を卒業後、今作が初舞台となる濱岸ひよりをはじめ、葉山侑樹、土屋神葉、SANTA、神保悟志、多田直人ら多彩なキャスト陣が成井豊の演出のもと、時代を超えた温かい奇蹟の物語をくり広げる。

東野圭吾シアターVol.2 舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

世界累計1,300万部を超えるベストセラー小説を原作に、脚本・演出の成井豊が4度目の舞台化を手がける本作。

物語は1932年、のちにナミヤ雑貨店の店主となる浪矢雄治(神保悟志)が、恋人・皆月暁子(濱岸ひより)との駆け落ちに失敗し、大きな喪失感を抱える場面から静かに幕を開ける。

一転してオープニングでは、爽やかなナンバーに乗せて、桐生敦也(葉山侑樹)、太田翔太(土屋神葉)、伊勢崎幸平(SANTA)の3人がダンスシーンをくり広げる。

2016年のシーンで中心となる幼馴染3人の関係は、友情というより家族や同志に近い絶妙な距離感だ。リーダー格の敦也を演じる葉山は、現実を見つめる重さを体現。翔太役の土屋は、手紙をさまざまな声色で読み上げるシーンで声優としてのスキルを存分に発揮する。日本での初舞台となるSANTAは、幸平のもつ思いやり深さと天然さで場を和ませる愛されキャラを好演した。

店主・浪矢雄治を演じる神保悟志は、じっくりと腰を据えた深みのある芝居で一人の人間の人生を浮かびあがらせる。また、過去に敦也役を演じた多田直人は、今作では店主の息子・浪矢貴之ほかを演じ、緩急の見事な芝居で舞台に柔らかな空気を生み出した。

濱岸ひよりは、今作で水原セリと皆月暁子の一人二役に挑んだ。役として歌うというアイドル時代とは異なる歌唱スタイルにも真摯に向き合い、セリの生きる意味を切なく歌声に乗せて観客の心を揺さぶる。

舞台転換は雑貨店のシャッターと店内が表裏一体となった盆が回転し、時代の往来がスムーズに、そして視覚的に印象づけられる。作品の見せ方を知り尽くした成井の手により、「誰もが誰かの幸せを願っている」というシンプルで力強いメッセージが宿る舞台が完成した。

舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
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舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

開幕前日となる5月15日、囲み取材が行なわれ、葉山侑樹、土屋神葉、SANTA、神保悟志、濱岸ひより、多田直人の6名が登壇した。

養護施設で育った3人の関係づくりについて、土屋は「プライベートで時間を過ごすうちにどんどん仲が深まって、それが役につながっていると感じる」と振り返り、SANTAも「3人一緒に公園で自主練することも多く、お互いの真面目さがいい形で作用したと思う」と語った。

ダンスシーンについては、ダンサーとして実績をもつSANTAが「2人ともダンスに対して貪欲で、もっと学びたいという気持ちが強かった。こんなに真剣な姿勢はなかなかない」と2人を称賛。土屋は「ダンスができる2人に囲まれて、声優ですが、かつて習った日本舞踊とクラシックバレエという武器を引っ提げて頑張りました」と笑わせた。

舞台での歌唱に挑む濱岸は、「役のままお芝居として歌うのはアイドル時代とはまったく違う感覚で難しかったが、毎日試行錯誤して、最近ようやくいい感じになってきた」と語り、神保からのアドバイスに支えられたことへの感謝を口にした。

神保は「40歳も年齢差があるので恋仲と言われてもなかなか難しいのですが」と笑わせつつ、「ひよたん」という愛称で呼び合う2人の和やかな関係性をのぞかせた。

最後に神保は「大変いいカンパニーです。この3人がめちゃくちゃ仲いいのを見ているだけでも楽しいと思いますし、芝居としての完成度も非常に高い。ぜひご覧ください」と力を込め、葉山も「やるべきことはすべてやってきた。全力で臨むだけです」と自信を見せた。

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