豊田ルナ、“半分ウソだと疑った”初主演映画【インタビュー前編】
豊田ルナ、“半分ウソだと疑った”初主演映画【インタビュー前編】映画『シーシュポスたちのまなざし』
豊田ルナの主演映画「シーシュポスたちのまなざし」が6月5日に公開。ある地方で起きた事件を題材にしたドキュメンタリー作品の制作に挑む大学生を演じている。普通の大学生を演じるのが難しかったと豊田。役柄に真摯に臨んだ現場でのエピソードを語ってくれた。
Photo/宮坂浩見
Styling/中村もやし
Hair&Make/くつみ綾音
Text/佐久間裕子
――主演に決まったときの心境はいかがでしたか?
豊田:半分ウソだと思って疑ってかかりました(笑)。
――疑っていたんですね(笑)。
豊田:というのも、今までの経験上大きなお仕事が決まったのに……みたいなことがなかったわけではないんです。だからそうなっても落ち込まないように、自分の中で防衛しているところがあって。それは子役時代にも苦い思いをしたことがあるが故の自己防衛で、半分疑っていたんですね。でも顔合わせをして、脚本読みをして、ここまでやって主演じゃないことはないだろうと思えるスケジュールを経て、やっと実感が湧いて、主演なんだなってわかってきました。なので、じわじわ嬉しかったって感じです。
――主演はオーデションで決まったのですか?
豊田:いえ、お声掛けいただいて、まず井上博貴監督と顔合わせをして。その後、「お願いしたいです」と主演のお話をいただきました。
――顔合わせしたとき、井上監督とどんなお話をしましたか?
豊田:仮台本をいただいて、「読んでみてどうでしたか?」みたいな作品のお話をしました。この作品の一つ前に出演したのがオムニバスドラマで、私が出ていない回のエピソードを井上監督が担当していらしゃったので、「それを観ましたよ」みたいな雑談もしつつお話しました。
――改めて完成した脚本を読んだときの感想はいかがでした?
豊田:むずっ!(笑)。難しいテーマではあったので。でも今、私は脚本を読んで難しいと思ったけど、観て下さる人には難しいと感じるより先に、面白かったと思って欲しいなと思いました。いろんな意味の面白いがあると思うけど、難しいの先に感じるものがあって欲しいから、この脚本をどういう風に私たちがやったら良い作品になるのかなって思ったりしました。あとはセリフが多いな、インタビューのシーンどうしよう、これ私が全部覚えなきゃいけないんだよなって、背筋がちょっと凍りました(笑)。
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