【連載】26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨「よりニジマスらしさを出せるようになったんじゃないかな」｜デックス東京ビーチ（後編）26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨「えじのカフェ de すいとーよ」第6回（後編）

やっと実感が湧いてきました

――大きなトピックと言えば、メジャーデビュー作『ちゅるサマ！』がオリコンデイリー1位、ウィークリー1位を獲得しましたね。おめでとうございます！

江嶋：
ありがとうございます！　最近、テレビのお仕事とか雑誌の取材とかが極端に増えて、やっと実感が湧いてきました。ライブよりも取材と収録が多かったから、そういうので“あ、1位になったんだ”って思って。毎回、特典会で“こないだ言えなかったけど、1位おめでとう！”って言ってくれる人がいるから、その人たちの言葉を聞いていると、“やっぱ1位なんだな”ってじわじわ実感していきますね。

――オリコン1位って発売が決まった時から目指していたことじゃないですか。各所でのリリイベをやってみて、“もしかして獲れるかも！”みたいな感覚はあったんですか？

江嶋：
“デイリーは絶対に取りたい”、その一心でした。初日が1位で、みんなで“うわぁー！”って喜びましたね。その後、ウィークリーも1位を獲りたいってなって、1週間毎日ずっと、メンバーとランキングを見ていたんですけど、けっこう競っていたんですよ。ランキングに載っていなかったり、9位、10位とかだったりした日もあったので、“これはあかん”ってなって。みんなで必死にTwitterとかで呼びかけました。あれはすごく熱かったと思うんですけど（笑）。

――たくさん熱いツイートをしていましたよね。

江嶋：
最後のリリイベがダイバーシティ東京のガンダムのところで、ライブも観やすいし、たくさんの人が来られる場所だから、そのチャンスを活かして、最終日に絶対巻き返そうって、絶対1位獲れるようにしようってみんなに呼びかけて、そしたら本当に朝からいっぱい人が来ていて。たくさんの人が並んでるよって言われて嬉しかったです。でも、その日近くの東京国際展示場でコミケをやっていて、その列もすごかったらしくて。最初、Twitterを見ていて、その列をニジマス列だと勘違いしちゃって、“めちゃ並んでるじゃん‼︎”って思ったんです（笑）。“（列が）駅を突き抜けとる！　やば！”って思っていたら、コミケだったっていう（笑）。

――コミケだったのはすぐ気づきました？

江嶋：
調べてみたら、Twitterのトレンドに“東京テレポート”、“国際展示場”、“コミケ”がランクインしていたんですよ。それで察して、いろいろ探ってみたらコミケだったことに気づいて、1回落ち着いた（笑）。

――コミケの列って本当にすごいですもんね（笑）。

江嶋：
“え？　列が駅を跨いでんの？　ホント？”みたいな（笑）。ニジマスもどのぐらいの人が来てるか不安だったんですけど、イベントが始まったら、ニジマスにもめちゃめちゃたくさんの人が来てくれていて安心しました。ライブをしてる時もCD購入列が途絶えてなくて。CDを買いながらでライブをちゃんと観られていない人とかもいて、それだけ多くの人が集まってくれたっていうのはすごく嬉しかったです。週間天気予報で雨降るかもって言ってたけど、当日は晴れて。なんなら晴れすぎて、あちあちで（笑）。ファンの人たちも汗だくだくになりながらもライブを観てくれて、特典会も並んでくれて、感謝しかないです！　でも、いつかコミケの列を超えたいですね（笑）。

――超えましょう（笑）。先ほど、最近はテレビ収録が多いって言ってたじゃないですか。収録ってファンがいる公開収録もあるけど、基本的にスタジオだとファンの人たちがいない状況ですよね。普段のライブとの差で何か感じたことはありました？

江嶋：
やっぱり緊張しますね！　収録していることを知らせる赤いライトがカメラの上にピコーンって光るじゃないですか。＜TIF＞の時とかにも収録されていることはあるけど、それとはちょっと違っていて。いろんな画を同時に撮っていたりするから、放送はどんな感じに仕上がるのかなって思ってました。

――仕上がりを想像しながら、メンバーと相談した感じ？

江嶋：
どういう目線送る？とか、どういう感じにする？とかを話し合って、立ち位置とかも決めつつ……みたいな。収録が始まると、カメラの近くにいるスタッフさんとかが手拍子してくれたりとか、にこやかに観ていてくれていたので、緊張はしたけど、変にガチガチにって感じじゃなくて、いい緊張感でした。

――『バズリズム02』（日本テレビ）観ましたよ。

江嶋：
ありがとうございます！　私はリアルタイムで観て、録画もしました。あと、『PLAYLIST』（TBSテレビ）では、その日限りの「ハートサングラス」と「ちゅるサマ！」のスペシャルメドレーを披露したんですけど、それもめちゃ反響がよかったです。“テレビで「ハートサングラス」を観られるなんて！”みたいな。

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――テレビ出演も増えてきたっていう、目に見える変化があるじゃないですか。リーダーとして見ていて、グループ全体についてやメンバー個々について、ここが変わったなみたいなことはありますか？

江嶋：
んー。歌唱シーンの前に使うコメントを撮る時には、話のテンポ感が前より早いというか、いいリズム感になって。シーンって誰も話さない時間があんまりなくなりました。誰かがポンって喋って、それに誰かが乗っかって。また誰かがポンって喋って、乗っかってみたいな。そういうのがウマく出来上がってきたなって感じはします。もちろん、トークとかでも。

――ありのままの5人じゃないですけど、自然にリズムよく会話できているってことですよね。

江嶋：
そうです。楽屋のテンション感のまま、喋ってる感じ（笑）。いいのか悪いのかは置いといて、すごくいいテンポ感。だからよりニジマスらしさを出せるようになったんじゃないかなって。

――前から仲良しですけど、メジャーデビューしてより仲が深まった感じ？

江嶋：
CDを売るためとか、多くのファンの人たちに来てもらうためにはどうしたらいいとか、そういうことを話す機会が増えたからかな。より仲が深まった感はありますね。

――江嶋さん個人としてはいかがですか？

江嶋：
やっぱり反響が大きくて。昔の関係者の人とか一緒にアイドルをやっていたメンバーの子とかからLINEが来たり、1位おめでとうって言ってもらえたり。ファンの人以外でも今まで関わってくれていた人たちが喜んでくれると、かなり嬉しい（笑）。テレビも『バズリズム02』は、福岡でも遅れずに東京と同じ日に観られたみたいで、ああちゃん（江嶋のおばあちゃん）からも“可愛かたよ”って連絡が来ました！　ちっちゃい“っ”を打てないんです（笑）。あと、これが1番の変化かも。おじいちゃんは、最初の頃は私がどういう活動をしているとかに全然興味を示さなかったんですけど、最近は“綾恵梨もテレビに出るのか”って気になり始めたみたいで！　一緒に『バズリズム02』も観てくれたらしくて。

――頑張ったことがそうやって目で見てわかるのは嬉しいですね。

江嶋：
嬉しい。やっぱり身近な人が喜んでくれるのが1番嬉しいから。テレビはまだどうしても関東だけの放送番組が多かったから……。

――お母さんは観られたんですか？

江嶋：
お母さんはちょうどテレビの放送週に、私の引っ越しの手伝いでこっちに来てたんで、関東のみの放送番組も観てます。いい時に来てましたね（笑）。一緒に観ました！

――お母さん、すごく嬉しかったでしょうね。

江嶋：
横で“わあぁ！”って言ってた（笑）。私も嬉しかったです。このタイミングに合わせて、録画機能付きのDVDプレイヤーを買いました！　だからバッチリ録画もしました、ハイビジョンで！（笑）

――引っ越しも済んで、心機一転ですね。

江嶋：
快適です。やっとダンボールも片付け終わって（笑）、綺麗になりました。家具も新しいのも届いて。

――プライベートも充実している？

江嶋：
はい‼︎

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◉取材協力
『シューティングギャラリー』
『一丁目プレイランド』

『デックス東京ビーチ』 東京都港区台場1-6-1
船をモチーフにしたショッピングセンターである『デックス東京ビーチ』。
船の甲板のようなウッドデッキ張りのオープンテラスをはじめ、館内にもいたるところに船を連想させる装飾が施されている。海からの心地よい潮風にあたりながらデッキを散歩し、まるで豪華客船で東京湾をクルーズしているような気分を味わいながら、食事、買い物を楽しむことができる。

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26時のマスカレイドインフォメーション

＜26時のマスカレイド 3rd Anniversary Tour 怪盗マスカレイド 〜今宵、あなたを奪いに行きマス！〜＞
◉2019年10月26日（土）
愛知県・名古屋ボトムライン 開場16:15／開演17:00
◉2019年11月4日（月）
宮城県・仙台CLUB JUNK BOX 開場16:30／開演17:00
◉2019年11月9日（土）
福岡県・福岡BEAT STATION 開場16:30／開演17:00
◉2019年11月16日（土）
大阪府・松下IMPホール 開場16:00／開演17:00
◉2019年11月23日（土）
東京都・昭和女子大学 人見記念講堂 開場16:30／開演17:30