【連載】寺嶋由芙「ファンのことを考えて警備をしてくれて生活指導の先生みたい」|BONDS(前編)

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【連載】寺嶋由芙「ファンのことを考えて警備をしてくれて生活指導の先生みたい」|BONDS(前編)「寺嶋由芙の推しごと訪問記」第4回:株式会社BONDSグループ編(前編)

Pop’n’Roll のChief Idol Officer(CIO)寺嶋由芙が、アイドルに関係していたり、自身が興味のある企業を訪問する“アイドル社会科見学”連載企画「寺嶋由芙の推しごと訪問記」。第4回目の訪問先は、音楽イベントのセキュリティをはじめ、各種施設や身辺警備などに携わっている株式会社BONDSグループ。アイドルファンにとっては、<TOKYO IDOL FESTIVAL>などの会場で、“BONDS”のロゴTシャツを着た屈強な隊員たちの姿はお馴染みのはず。今回、寺嶋由芙が、同社の代表取締役の伊勢野寿一さん、<TIF>を担当している小松裕史さんと中村淳平さんに、会社設立のきっかけから、どのような想いを持って警備活動に取り組んでいるのか、またアイドルイベントのセキュリティの実態について、じっくり話を聞いた。

警備は強さだけではないんです(伊勢野)

寺嶋:
BONDSのみなさんとは、今年の<TOKYO IDOL FESTIVAL>でも一緒に写真を撮っていただきました(その写真を見せる)。

寺嶋由芙 公式Twitterより

中村:
あ! 思い出しました。確か、去年だったか一昨年だったかも一緒に撮りましたよね。

寺嶋:
はい、毎年、お世話になっているんです。それで、まずは基本的なことから教えていただきたいんですけど、BONDSさんはどんなことをされている会社なんですか?

中村:
もともとはクラブのバウンサーチーム(用心棒)だったんですよ。

寺嶋:
バウンサー?

小松:
用心棒と言えばわかりやすいでしょうか。20年くらい前にそういうことを始めたんです。そのうちに、いろいろな仕事を頼まれるようになって、11年前に会社法人になりました。

伊勢野:
日本の警備業界って歴史がまだ60年ほどなんです。前回の東京オリンピック(1964年)の時に、警察だけでは警備にあたる人が足りないということになり、ヨーロッパではボディガードが立派な仕事になっているので、それを取り入れようとなって始まったそうなんです。ただ、日本は諸外国に比べて治安が良いですから、現在、警備会社が行っている業務は、公共施設での施設警備(1号警備)、大規模なイベント上での雑踏警備、建設現場や道路での交通誘導警備(2号警備)、現金を指定された場所に届ける現金輸送警備(3号警備)、対象者を身辺を守る身辺警護(4号警備)。これらが日本では、いわゆる警備業の仕事とみなされているんですけど、BONDSは、そもそも僕がクラブのバウンサーをやっていたところから出発しています。僕は格闘技をやっていて、週末はクラブの用心棒を頼まれるようになったんです。格闘家がそういう仕事をするというのは、海外ではよくあることなんですよ。そのうちに“ウチのクラブもお願いしたい”という感じで、どんどん仕事が増えていって、1人では対応し切れなくなったので、仲間を集めたんです。そうやって“クラブセキュリティ”としての実績を作っていった。そうするうちに、民間企業や行政機関からも仕事を頼まれるようになりました。

寺嶋:
それは、ほかの警備会社とは違うから声がかかるようになったんでしょうか?

伊勢野:
そういうことなんでしょうね。普通の警備会社には頼まないだろうなと思われる仕事が来ますから(笑)。

小松:
ほかの警備会社の警備員は、平均年齢が50代なんです。仕事を引退されて、セカンドキャリアとして警備の仕事を始める方が多いんですね。そういう方に、真夏の炎天下でアイドルイベントの警備をやってくれとは頼みづらいですよね(笑)。BONDSの隊員の平均年齢は20代半ばですね。

伊勢野:
もちろん、隊員の若さだけじゃなくて、現場の安全を責任持って守ってくれるという点が評価されたんだと思います。それで、企業や行政と仕事をするのであれば、きちんと警備業の資格を取得して、会社組織にした方がいいなと思って、満を持してBONDSを立ち上げたんです。

寺嶋:
若い隊員さんが多いそうですが、やはり日々トレーニングしているんですか? BONDSとしてのトレーニング方法があるんでしょうか?

伊勢野:
BONDSの隊員は、格闘技や武道、相撲、ラグビーといったアスリートが多いんです。だから、それぞれに日々トレーニングはしていますね。また、大きな仕事の前には、会社として集中的にトレーニングをすることもあります。ただ、警備は強さだけではないんです。特にウチの場合は、独自のノウハウがあるので、やはり<TIF>など、大きな仕事の前にはBONDSが考えるセキュリティとはいかなるものかを、隊員に勉強し直してもらうようにしています。

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