アップアップガールズ（２）、新体制7人でZepp DiverCity大勝負！

アップアップガールズ（２）（以下、にきちゃん）は、高萩千夏、鍛治島彩、島崎友莉亜、新倉愛海の既存メンバーに加え、11月30日に兵頭美波、今田花琳、藤永みれいの3人が加入。新体制となって約1ヵ月というスピードでZepp DiverCityワンマンに挑む本公演は、まさにグループにとっての「大勝負」となった。

会場には多くの観客が集まり、オープニングアクトとしてアップアップガールズ（仮）、アップアップガールズ（プロレス）が登場。アプガファミリーによる熱演で会場の熱気は一気に高まっていく。

「OVERTURE」とともに、高萩がデザインした新衣装に身を包んだ7人がステージへ。つんく♂提供の「Be lonely together」でライブがスタートすると、パワフルかつ一体感のあるパフォーマンスで観客を引き込む。続く「Dong-Dong-Dong!!!!!!!!」では祭りのような盛り上がりを見せ、にきふぁみ（ファン）のボルテージは序盤から最高潮に達した。

中盤では、新体制初楽曲「好きバレっぴ」や「ぱーれぇ〜」、「世界で一番かわいいアイドル」などを披露。さらに、メンバーそれぞれの個性を前面に押し出した特技披露コーナーでは、笑いと驚きが交錯するにきちゃんらしいステージが展開された。

ライブ後半には、「ギリギリバーニング！」や「Life Is Beautiful」など、熱量の高い楽曲が続き、Zepp DiverCityは強烈な一体感に包まれる。そして本公演で初披露された新曲「終わりよければすべてよしじゃない」では、二丁目の魁カミングアウトのミキティー本物が作詞、michitomoが作曲、新山俊也（GOLDTAIL）が編曲を担当した爽快感あふれるナンバーで、観客から大きな拍手が送られた。

終盤のMCでは、メンバーそれぞれが新体制で迎えたZeppワンマンへの思いを語り、グループとしての絆と未来への決意を言葉にする。ラストは「l♡co day! l♡ve day!」で締めくくられ、会場は大団円の空気に包まれた。

アンコールでは「EVER REMEMBER」などを披露し、最後まで熱量を落とすことなく完走。さらに、2026年2月22日（土）に原宿RUIDOでのワンマンライブ『2月22日は にきちゃんの日』、そして4月から6月にかけての春ツアー『アップアップガールズ（２） にきちゃん春ツアー2026』の開催も発表され、会場からは大きな歓声が上がった。

4人体制で駆け抜けた夏を越え、新メンバー加入からわずか1ヵ月で挑んだZepp DiverCityワンマンという大勝負に見事勝利したアップアップガールズ（２）。新体制で迎える2026年に向けて、にきちゃんのさらなる飛躍に期待が高まる。