![闇雲、即完ライブで6大告知!6月にキネマ倶楽部公演[ライブレポート]](https://img.popnroll.tv/uploads/news_item/image/44686/large_%E9%80%95%EF%BD%BB%E8%9C%92_.jpg)
闇雲、即完ライブで6大告知!6月にキネマ倶楽部公演[ライブレポート]
闇雲、即完ライブで6大告知!6月にキネマ倶楽部公演[ライブレポート]
次世代ラウド系アイドル、闇雲-yamikumo-が12月8日、渋谷clubasiaにて<5th ONEMAN LIVE『東京破壊』>を開催した。チケットが即完売となった本公演にて、来年6月まで続く怒涛の6大告知が解禁された。

「生き辛い世の中で悩んでいるみんなの救世主」をコンセプトに掲げ、超攻撃的サウンドとスクリーム、異世界空間で動員を伸ばし続けている闇雲。寒空の下、会場前には長蛇の列ができ、開場してしばらくするとフロアは満員となった。開演前、スクリーンにはモッシュやリフトへの注意喚起として「WARNING」の警告映像が流れ、ファンの熱気は高まっていった。
轟音とともに公演タイトルが映し出され、トップバッターの喰海魔魅が「叫べ!」と煽ると、メンバーが登場。神楽麗紗が拳を上げ“Are you ready?”と叫び、ライブは「Howling」で幕を開けた。1曲目からモッシュが起き、続く「GoTo HELL」では深淵狂流のスクリームが響き渡り、フロア全員がヘッドバンギングで応戦した。
MCでは、天使堕門が“真っ暗な日々で悩んだ。そんな日々も今日の為だった。みんなと成長したくて、先陣切って突っ走るから、私が踏み外しそうになったら殺してくれ!”とメッセージを投げかけると、フロアからは大絶叫が上がった。また、哀憐糜爛は“今日、ここにいるってことは、闇雲のこと愛してるってことだよね? 私たちが今日この場に来られたのは、貴方たちが居たからだよ。ずっと死にたかったのにすごく救われている”と語り、マイクを通さずに“君が必要なんだ!”と叫んだ場面も印象的であった。
ライブ後半の「百鬼夜行」ではツーバスが地鳴りのように響き、シンセサイザーのイントロから始まる「空想ケセラセラ」で狂喜乱舞したフロアは、ラストの「dystopia」で宴を閉じた。
本編終了後、ステージのスクリーンにて6月までの約半年間にわたる「6大告知」が解禁された。1月のシングル「憎悪」リリースを皮切りに、主催イベントや追加単独公演<日本制圧>、特別主催<召集令状>の開催が決定。さらに、3月からは全国ツアー<カミカゼツアー>がスタートし、そのグランドフィナーレとして、6月16日に東京キネマ倶楽部にて三周年単独公演<遺書>が開催されることが発表された。同時にシングル「神風」のリリースも決定している。
長らく不遇の時代を過ごし、蔑まれ続けた彼女たちが「誰かの救済者」になることを目指し、ファンとともに特攻する覚悟を持って挑む<カミカゼツアー>。その先に待つ三周年単独公演では、さらなる景色を観せてくれるにちがいない。
次ページ
- 1