BOCCHI。、5周年ライブで全国ツアー開催を発表！［ライブレポート］
BOCCHI。、5周年ライブで全国ツアー開催を発表！［ライブレポート］
GDL Entertainment所属の女性アイドルグループ・BOCCHI。が12月2日（火）、東京・Zepp Shinjukuにて単独公演＜BOCCHI。5th Anniversary LIVE in Zepp SHINJUKU＞を開催した。結成5周年を迎えた彼女たちは、新曲「Dear Piece」の初披露とともに、同タイトルを掲げた全国ツアーの開催を発表した。
グループ結成当初からの目標であったZepp Shinjukuでの単独ライブは、2024年3月以来、約1年9ヵ月ぶりとなる。今回は“過去を、超える”というテーマを掲げ、オープニングでは前回のZepp公演でお披露目された黒ドレスのリメイク衣装で登場した。妹分グループ4組が会場を温めたのち、BOCCHI。のパフォーマンスはポップな楽曲からスタートし、前半ラストは「Finally」でフロアの熱気に応えた。
開演から40分後、いよいよBOCCHI。のパフォーマンスが始まり前半戦は可愛さの詰まったポップな楽曲や思わず踊りたくなる楽曲の数々、前半最後は「Finally」でフロアの熱いコールとともに終わる。
中盤の映像では、メンバーが「5年目の現実」と向き合う姿が映し出された。「卒業したメンバーと比べられることへの悔しさ」などを涙ながらに語りつつも、「過去の私たちを超えたい」という力強い決意が示された。映像明けには、これまで告知されていなかったウエスタン系の新衣装で登場。2024年4月末に8人体制が終了して以来、7ヵ月ぶりとなる「WE ARE BOCCHI」を披露し、メンバーの大嶋みくが「限界を超えろー!?」と叫ぶと会場のボルテージは一気に上昇した。
本公演で初披露となった新曲「Dear Piece」は、今回からセンターを務める澄川れみが歌い出しを担当。『夢を追いかけた 僕らの物語は今』という歌詞には、5年間の感謝と6年目への覚悟が込められている。続いて「Endless」をパフォーマンスし、澄川は「もっと上にいきたい。止まるつもりはない」と語った。 ライブ終盤、「ロコモコスカイ」から始まったメドレーパートでは、大嶋みくの「ここから責任を持って盛り上げます！ついて来れますか？」という煽りとともに、特効やVJを駆使した演出で会場を夏の疾走感で包み込んだ。
アンコールでは、ファン（通称・おひとりさま。）の声に応えてメンバーが再登場。「6年目も7人全力で届けます」という決意とともに「君となら。」を歌い上げ、会場の一体感は最高潮に達した。 終演後、モニターにて「全国ツアー＜Dear Piece＞」の開催が発表されると、客席からは大きな歓声が上がった。“過去を、超える”ことをキーワードに挑んだZepp Shinjuku公演を経て、BOCCHI。は新たな未来へと走り出す。
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