≠ME、11thシングル「排他的ファイター」MV解禁！テーマは“自分対自分”

指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ≠MEが、12月10日に11thシングル「排他的ファイター」を発売する 。これに先駆け、表題曲のMVが11月11日（火）PM11時11分にYouTubeプレミア公開された 。あわせてジャケット写真、アーティスト写真も解禁となった 。

新曲「排他的ファイター」は、前作「モブノデレラ」とは異なり、「恋愛」や「青春」の要素をまったく含まない楽曲だ 。歌詞全体を通して、《なんで人生ってしょうもないんだろう》 という憤りや諦観を持つ主人公の、小さな世界での葛藤が描かれている 。

今作のテーマは“自分対自分” 。MVでは、≠MEの各メンバーが2タイプの自分を演じる 。爽やかな水色・白衣装を纏った“表層意識”の自分は怯えや脆さを持ち 、茶色衣装を着た抑圧された“潜在意識”の自分は解放的で勝ち気な強さを持つ 。

MVでは、追われ逃げ惑う表層意識が潜在意識についに追い込まれ、存在を消去される模様が描かれる 。これは、殻を破り本来の自分を取り戻すという、自己実現を比喩したものだという 。ラストシーンに飛び交うカラフルなスーパーボールは、《僕の世界よ明日輝け》 という救いと願い、生まれ変わった自分への祝砲を思わせる 。

センターを務める冨田菜々風は、今作について以下のようにコメントしている 。

冨田菜々風：“《僕の世界よ明日輝け》という歌詞は、新しい一歩を踏み出す勇気をくれるような気がしました 。今の姿も、奥底にある思いも、どちらも本当のもの 。苦悩や迷いの先には、きっとその経験があるからこそ見える未来があると思います 。《此処じゃ狭いんだ》というフレーズには、きっとこの場所や環境が合っていなかっただけ。そう思うことで救われる感覚と、少しずつ自分を解放してあげる安心感のような言葉に感じました 。この楽曲が、今もどこかで自分自身と戦っている誰かの明日を少しでも照らせるような一曲になっていたら嬉しいです”

©YOANI/KING RECORDS