星名美怜 ソロワンマンライブ <Once Upon a Star> 東京・ザ・ガーデンルーム
星名美怜、アーティスト活動スタート![ライブレポート]ソロワンマン<Once Upon a Star>で見せた「かわいいは最強」な姿
星名美怜が、11月1日(土)に東京・ザ・ガーデンルームにてソロワンマンライブ<Once Upon a Star>を開催。2部構成で行われた同公演をもって、彼女はアーティストとしての本格的な活動をスタートさせた。
星名美怜は、14年間にわたるアイドル活動を経て、2025年1月よりミュージカル女優やモデルとしてソロ活動を開始。そんな彼女の新たなステージの幕開けを飾ったのが、この日のワンマンライブだった。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
ソロワンマンライブ<Once Upon a Star> 東京・ザ・ガーデンルーム
ライブは、先行配信中の「絶対最強自分支配」からスタート。「絶対最強なんだ」「他人の価値に負けんじゃねぇ」と力強く歌い上げる姿はまさにタイトル通り。フロア中に拳とピンクのサイリウムが突き上がり、星名の“かわいいは最強”な存在感が炸裂した。
続く「Bubble Ring」では軽快なビートに乗せ、朗々とした歌声で観客を魅了。MCでは「こうやってみなさんと一緒にライブができて嬉しい」と笑顔で語り、温かな拍手が送られた。
ライブ中盤では、星名が今年出演したミュージカルで歌唱した「星に夢を」「Rewrite Blue」を披露。切なさと情熱を込めて歌う姿に、俳優として培った表現力が光った。
衣装チェンジを経て披露された「Question」では、エレクトロとヒップホップを融合したサウンドに乗せ、妖艶で挑発的なパフォーマンスを展開。「Glow My Heart」ではさらにセクシーな表情を見せ、観客を圧倒した。
MCでは「150曲の候補の中から、自分の魅力をいちばん伝えられる7曲を選んだ」と語り、アーティストとしてのこだわりをのぞかせた。
この日のステージでは、カバー曲も披露。第一部ではロックテイストの楽曲、第二部では王道アイドルソングも取り入れ、星名の幅広い音楽性と未来へのビジョンを提示した。
後半では、激しいロックナンバー「Now Feel Saddest?」で会場のボルテージを一気に上昇。ラストナンバー「STAR RISE」では観客とシンガロングを巻き起こし、満員の会場が一体となって熱狂した。
アンコールでは、純白の衣装に身を包み「ミチシルベ」を歌唱。「あなた達を照らすよ」「離さないよ」と歌いかける姿に、ファンの目には涙も。ラストには再び「絶対最強自分支配」を披露し、会場は歓声とピンクの光に包まれた。
この日、星名美怜は“かわいい”だけでなく、情熱・強さ・優しさをすべて兼ね備えた“最強”のアーティストとして、新たな第一歩を踏み出した。
PHOTO:斎藤明
TEXT:長澤智典
©Tokuma Japan Communications
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