
ARCANA PROJECT、デビュー5周年ライブで“現在・過去・未来”を巡る音楽の旅!
ARCANA PROJECT、デビュー5周年ライブで“現在・過去・未来”を巡る音楽の旅!
ARCANA PROJECTが9月27日、東京・浅草花劇場にて<ARCANA PROJECT 5th ANNIVERSARY CONCERT「Chrono Crossing」>を開催した。10thシングル「未発見アタシ座」にちなみ、“現在・過去・未来”をテーマにグループの軌跡と進化を6名体制で体現。全曲ノンストップパートやライブ初披露曲など、未来への展望を感じさせるステージで観客を魅了した。

<ARCANA PROJECT 5th ANNIVERSARY CONCERT「Chrono Crossing」>
2020年9月9日(水)、「カンパネラ響く空で」でメジャーデビューを果たして以来、数々の人気アニメ主題歌を担当してきたARCANA PROJECT。本公演では、9月9日(火)に発売した10thシングル「未発見アタシ座」に収録された“現在・過去・未来”をテーマにした3曲にちなみ、グループの軌跡と進化を6名体制で体現。これまでの活動を振り返りながらも、今この瞬間の躍動、そして未来への展望を感じさせるステージがくり広げられた。
コンサートは“過去”パートからスタート。
声優としても活動する蔀祐佳による語りで幕を開け、「リドル」から情感たっぷりに物語が始まる。
“本日のコンサートは、ARCANA PROJECTの現在・過去・未来を巡る音楽の旅。ひとつの映画のように、私たちの歌物語をお楽しみください”と桜野が語ると、会場は一気に引き込まれていった。
続く「Ruby Ruby」は、本公演での初披露。6人の個性とスキルが炸裂するアクトで、序盤から観客の熱量は最高潮に達した。
続くライブ定番曲「厭世的ストレングス」では、相田詩音の煽りにフロアが応える。
観客との一体感が高まりを見せる中、オルゴールのSEに導かれ披露されたのは「ハシロウ」。今年4月のツアーファイナルで新メンバー2名がお披露目された記念すべき1曲だ。加入から約5ヵ月、成長と結束が感じられるパフォーマンスで、現体制の強さを印象づけた。
中盤突然のアラームから雰囲気は一転、「ラブリーボイス」「あざとスマイル」などのスキルが獲得されたことが立て続けにアナウンスされる。スマートフォン獲得により次の曲が動画・静止画の撮影可能曲であることが明かされ、「キミのイチ推しありますか」では、ファンが思い思いにその瞬間を切り取った。
一転して、時計の秒針のSEが鳴り響くと、蔀祐佳の語りが再び始まり“現在”の扉が開く。
披露されたのは最新シングル「未発見アタシ座」。ディスコファンク調のナンバーで、ミラーボールと色とりどりのペンライトが照らす中、躍動感あふれるダンスパフォーマンスが展開された。
さらに「硝子玉の世界」からは、4曲をノンストップで連続披露。息をつかせぬ展開に会場のボルテージも上昇する。
“未来”パートでは、「メラメラ」で天野ひかるが《未来はこの手にあるわ》とソロで歌い上げ、物語はいよいよクライマックスへ。
花宮ハナがファンへの感謝と公演のラストスパートを宣言し、最新楽曲「旋廻のベンダバール」をライブ初披露。
グループと親交の深い草野華余子がメンバー1人ひとりに宛てて作詞したこの曲で、ARCANA PROJECTは明るく、清々しい未来を高らかに提示してみせた。
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