モーニング娘。’25、NEWシングル発売記念イベント開催！

モーニング娘。’25が、7月2日に通算75枚目となるNEWシングル『気になるその気の歌／明るく良い子』をリリース。その発売を前に、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で発売記念イベントを開催した。なお、メンバーの北川莉央は活動休止中のため不参加となった。

今回のシングルは、7月8日にグループおよびハロー！プロジェクトを卒業するリーダー・生田衣梨奈にとってラスト参加作品。『気になるその気の歌／明るく良い子』の2曲ともをつんく♂が作詞作曲し、すでに公開されているMVはどちらも話題を集めている。

イベント前には会場で取材会が行なわれた。卒業が近づいている心境を尋ねられた生田は、”45枚目から30枚のシングルに参加させていただいて、モーニング娘。でいられて楽しかったなと思うし、悔いはないです！”と言い切る。新曲については、”『気になるその気の歌』はつんく♂さん要素がたくさん詰まっていて、みなさんに盛り上がっていただける楽曲。『明るく良い子』はロックだけど、女の子の本心に迫っている歌詞。両極端の曲で、どちらも楽しんでいただけると思います”とアピール。

メンバーが生田との思い出を聞かれると、山﨑愛生は先日、自身が愛するパンダを生田と観に行ったそうで、”生田さんが初パンダさんを見る様子を見ることができました！”と満足げ。岡村ほまれは”生田さんは、ほまたんというあだ名や『#ほまたん優勝』というハッシュタグの名付けのお母さん。これからも使っていきたいと思います！”と、生田にぴったりと寄り添った。

インスタグラムでの投稿やハッシュタグの活用など、SNSにも力を入れてきた生田。それを誰が引き継ぐかという話題になると、生田は”やりたい人がやったらいい”と言いつつも”「櫻井（梨央）はSNSの使い方が上手なので今後任せたいなと思います”と話し、櫻井は”うれしい言葉をいただいたので、みんなでSNSを動かしていけたらいいなと思います！”と意気込んだ。

最後に生田が”これまでモーニング娘。でいろんなことを成し遂げたいと思ってきて、75枚目の両A面シングルもオリコンウィークリーチャート1位を獲れるように頑張りたいです。応援よろしくお願いします！”と呼びかけると、会場から大きな拍手が巻き起こった。

この日は集まったファンを前にミニライブを開催。1曲目は転調とキャッチーな歌詞がクセになる『気になるその気の歌』からスタートし、大盛り上がりの観客に”こんばんは！モーニング娘。’25です！”とあいさつすると、熱い反応が返った。

MCでは今回のシングルに触れ、櫻井は『気になるその気の歌』について”シルバーのモーニング娘。らしい衣装を背負っていて、MVもすごく魅力的で面白い仕上がりになっているので、曲とあわせてたくさんご覧ください！”、弓桁朱琴はもう1曲の『明るく良い子』を”つんく♂さんからのエールがたくさん詰まっているので歌詞もよく読んでほしいですし、フォーメーションダンスで万華鏡を表現しているので、正面から観ているみなさんはもちろん、上から観ているみなさんも期待していただけるとうれしいです”と魅力を語った。

これまでのリリースイベントの思い出を横山玲奈から聞かれた生田は、アルバム『14章〜The message〜』発売時のイベントを挙げ、”メンバーそれぞれがアルバムに収録されたシングルの衣装を着て、最初は『バラバラやん！』と思ったけど、すごく思い出深い”と振り返る。また、今回が池袋サンシャインシティでの最後のリリースイベントであることに触れ、”リーダーになってからここに立つのは3回目。最初は心細かったけど、最後を迎えてみると楽しいなと思うし、ここに集まってくれたみんなを楽しませたいという気持ちが一番強い。みんな、最後まで楽しんでいきましょう！”とファンを盛り上げた。

羽賀朱音の曲振りから疾走感あふれるロックナンバー『明るく良い子』をパフォーマンスし、さらに『Wake-up Call〜目覚めるとき〜』『浪漫 〜MY DEAR BOY〜（23 Ver.）』と畳み掛けて会場はヒートアップ。最後は『気になるその気の歌』をフルバージョンで披露し、外の暑さに負けない熱気の中でイベントを締めくくった。

生田の卒業公演となる＜モーニング娘。'25 コンサートツアー春 Mighty Magic DX〜生田衣梨奈を見送って〜＞は7月8日に東京・日本武道館で開催。当日はHuluでのライブ配信と、全国および台北での映画館にてライブビューイングが予定されている。