江籠裕奈＆夢月［江籠裕奈のディープ可愛い論 1周年記念 特別対談］「自分なりの可愛いを表現し続けていけたら」「言語化も武器にして可愛いを表現したい」【連載】江籠裕奈のディープ可愛い論 第27回

編集協力：竹内伸一
撮影：河邉有実莉

えごちゃんはマジで顔と骨格がアイドル過ぎる！（夢月）

――まずはおふたりの“馴れ初め”から教えてください。

江籠：
“馴れ初め”は、私の1st写真集『わがままな可愛さ』（2022年3月発売）です（笑）。その時に初めてお会いしました。私は可愛い女の子を見るのがすごく好きで、可愛い女の子を見ていた時に“この子のメイクをしているのって、夢月さんっていう方なんだ”って知って、一方的にSNSをチェックしていたんです。

夢月：
嬉しい！　私はその写真集の時に初めて会って、名古屋にこんなに可愛い子がいるって衝撃を受けたんです。マジで顔と骨格がアイドル過ぎる！　それって写真だと伝わりきらないと思うんですけど。写真も可愛いんですけど、本物に会っているファンの人は、えごちゃんの本当の可愛さを1番理解していると思います。肌も超きめ細かいんです！　手足も顔もつるつるで真っ白。マジで毛穴がない！（笑）　しかも顔もちっちゃくて。あ、手足もすごく長いんですよね。ホント、アイドル過ぎると思います！

江籠：
ははは（照笑）。

夢月：
ソロライブのヘアメイクも担当させてもらったんですけど、手足が長いからステージですっごく映えるんです。AKB48系の衣装って、丈が短くてめっちゃぷりぷりしているというか、“パニエたっぷり”みたいな感じで、踊った時にぷりぷり揺れる衣装が多いと思うんですけど、腰の位置が高いからすっごく映えるんですよね。スタイリストさんにも言われるでしょ？

江籠：
手足が長いというよりも、胴がめちゃくちゃ短いんです（笑）。

夢月：
ははは（笑）。でも、日本人離れした骨格を持っているんですよね。ヘアメイクとかスタイリストさんとかカメラマンさんとか、作る側の人はえごちゃんと一緒に仕事をすると、すごく楽しいと思っていると思います。

江籠：
ありがとうございます！　すごい褒められた（笑）。

――素敵な連載1周年記念企画になりましたね（笑）。

江籠：
もう満足です（笑）。私、夢月さんのSNSを見ていて、メイクも素敵なんですけど、メンタルというか、“コンプレックスを指摘しない”みたいなことを投稿されていることが印象深かったです。

夢月：
あ、めっちゃバズったやつだ（笑）。

江籠：
“本人が言わないコンプレックスをわざわざ指摘するのは違うと思う”っていう投稿を見て“こんなにいい人がいるんだ”って思って。私もアイドルを長くやってきて、いろいろな方にメイクやヘアをやってもらってきましたけど、何気ない一言がグサッと刺さったりすることもあったので、“この人は信頼できるかもしれない”って思いました。その後、写真集を出すことが決まった時に“希望のメイクさんはいますか？”って聞いてもらえて、“夢月さんにお願いしてみよう”って思ったんです。初めて出す写真集なので、いい機会だから一緒にお仕事してみたかったし、夢月さんなら信じられるはず、絶対楽しく撮影できるだろうって思って。

夢月：
写真集って、雑誌のグラビア以上に露出度が高い衣装を着たりもするじゃないですか。そういう時にスタイリストさんやヘアメイクさんが信頼できる人かどうかって大事ですよね。“ちょっとこれ、気になるかも”とか“もうちょっとこうしたい”って言える人が近くにいると安心するよね。私は写真集やグラビアのお仕事もちょこちょこやるんですけど、安心できる存在でいられるように意識しています。

江籠：
（大きくうなずく）この話は夢月さんにはしたことなかったけど、メイクももちろん、自分の気持ちの部分でもすごくよくしてくれるんじゃないかって思って、お願いしたんです。