レディキス＆ベビキス［ライブレポート］2マンイベントで、ベビキスより3名がレディキスへ昇格＋ベビキスに新メンバー加入発表！

BABY TO KISS

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先手を担ったBABY TO KISSのライブは、READY TO KISSのカバー曲「STAR LIGHT〜星色のこの気持ち、空に映れ〜」からスタート。愛らしい動きと可愛さを全面に押し出した彼女たちの歌声やパフォーマンスに触れながら感じていたのが、未完成だからこそ惹かれる危うい可愛らしさ。守ってあげたい、育てたい想いを刺激されるたび、5人へ熱い声を送りたくなるファンたちの気持ちもよくわかる。愛らしさを振りまきながら全力でぶつかった「I LOVE YOU」でも、表現力の甘さを一生懸命に立ち向かう姿でカバーしていくさまがとてもチャーミングに見えていた。

BABY TO KISSは、READY TO KISSやSAY-LAなど先輩ユニットの楽曲をカバーし歌うユニット。先輩グループと比べられてしまうのも当然のこと。それでも、「こじらせ片想い」を通して“君が好きです”“俺も”“誰よりも”と、いつもと変わらぬ熱いやり取りをフロア中の人たちが送るのも、そのエールが彼女たちを輝かせるパワーになるのを知っているからだ。スカートを大きくなびかせ歌い踊る姿からも、視線を外せない。

BABY TO KISSとREADY TO KISSのツーマンというスタイルを取りながら、互いに心がけていたのが楽曲をだぶらせないこと。BABY TO KISSは「トップシークレット〜切ない極秘事項〜」など、比較的初期からファンたちに親しまれてきたREADY TO KISSナンバーをセレクト。その姿は、活動初期のREADY TO KISSにも重なる姿も。

最後にBABY TO KISSは「BELIEVE」をプレゼント。冒頭の微妙にピッチがズレたハーモニーもご愛嬌。実力不足を補うように笑顔のパワーを振りまき歌う姿が、今のBABY TO KISSの魅力。むしろ、ここで実力を磨き、早く先輩ユニットへ昇格していくのを心待ちにしたい。そんな成長していく姿を投影し続けていくところが、BABY TO KISSの存在意義だからこそ。

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