
Genesis Girl、多彩なパフォーマンスで圧巻のシーンを描いた香田メイ生誕祭
Genesis Girl、多彩なパフォーマンスで圧巻のシーンを描いた香田メイ生誕祭
Genesis Girlが、5月5日(月・祝)に下北沢シャングリラにて、香田メイ(Mei)の生誕祭を兼ねた生バンドワンマンライブ<香田メイ生誕祭 〜May I sing to you〜>を開催した。
Genesis Girl<香田メイ生誕祭 〜May I sing to you〜>下北沢シャングリラ(2025年5月5日)
荘厳なSE「GOLGOTHA -Overture-」が鳴り響くと同時に、観客のボルテージは最高潮へ。続く「GOLGOTHA」は静寂のアコースティックパートから“ゴルゴタ!”の掛け声とともに高速ビートと印象的なサビがフロアを揺らした。「Look alive!!」ではプログレッシブサウンドとオーケストレーションがさらに熱を加速させ、香田メイらメンバーのキレのあるダンスとハイトーンボーカルが観客を魅了した。
MCを挟んで披露された新曲「End of Eden」は、サイバーなイントロから刺さるラップを経てダイナミックなサビへと展開。初演奏とは思えない完成度に観客は息を呑み、演奏後には割れんばかりの拍手が巻き起こった。
中盤の「PUSH」には、実妹のOS☆U香田リンが特別ゲストで登場。姉妹ならではの息の合ったデュオパートで会場は一層ヒートアップし、この1曲限りの共演にファンは大興奮した。
その後は「フィーバー!!」「WakeUp」「マンマミア-ZERO-」「Loveless」と立て続けにアクト。高速ギターとタイトなグルーヴを刻むバンド演奏、メンバーのエネルギッシュなパフォーマンスでフロアはさらなる熱狂に包まれた。
スクリーンには「香田メイの今までを辿る動画」が映し出され、デビューから現在までの軌跡と“これからも仲間と羽ばたきたい”というメッセージに、他メンバーと多くのファンが瞳を潤ませた。
アコースティック編成で披露されたカバー「音楽はいつまでも」は、アンプラグドの柔らかなギターと香田メイの伸びやかな歌声が心にじんわりと染み入るシーンとなった。
バンドインで始まった「Dear」には、香田リンが冒頭からステージに復帰。姉妹2人のハーモニーがバラードの切なさを際立たせ、場内を感動の渦に包み込んだ。
「prime star」で再び熱気を呼び起こした後、2017年の高校生時代の歌唱映像が流れ、アカペラで始まった「少年の詩」。2番からメンバー全員が加わり、観客の大合唱と相まって感動の一体感を生んだ。
「YOLO」では圧倒的なリズムとハイトーンで会場を大熱狂させ、ライブ本編は圧巻のクライマックスを迎えた。
アンコールで再度演奏された「少年の詩」では途中から香田リンが再登場。Genesis Bandのメンバー紹介を経て、姉妹とメンバー全員によるハーモニーがラストを飾った。熱狂と拍手の中、観客は名残惜しそうに会場を後にした。
香田メイ生誕祭は、“家族との絆”と“ファンへの感謝”をテーマに贅沢な演出で彩られた一夜に。香田リンのゲスト参加がドラマを生み、初披露の新曲からアカペラの原点回帰まで、多彩な演出が“May I sing to you”の想いを観客の胸に刻んだ。
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