SWEET STEADY、デビュー1周年記念東名阪ツアー終幕！「2年目もみんなと一緒に一歩ずつ進んで大きな夢を見続けたい」

SWEET STEADYが、本日4月28日（月）にZepp Haneda(TOKYO)にて＜SWEET STEADY 1st ANNIVERSARY TOUR 2025「SWEET BLOOM」＞千秋楽となる東京公演を開催した。

アイドルプロジェクト『KAWAII LAB.』より昨年3月にデビューした、奥田彩友、音井結衣、栗田なつか、塩川莉世、庄司なぎさ、白石まゆみ、山内咲奈からなるアイドルグループ・SWEET STEADY。昨年12月にリリースした1stシングルCD「ぱじゃまぱーてぃー！ / ダイヤモンドデイズ」がオリコンデイリーシングルランキングが初登場2位を獲得するなど、アイドルシーンで注目を浴びている。

今回のライブは、デビュー1周年を記念したグループ初の東名阪ツアーの千秋楽となる東京公演。グループ結成1周年をお祝いするために、およそ2,200人のファンが会場に駆けつけた。

そんな多幸感あふれる空間でOVERTUREが流れると、客席で花のように煌めくたくさんのペンライトと大きな声援がメンバーを出迎える。それに応えるようにデビュー曲「始まりの合図」、「Sweet Cafe」を披露し、1年前の初ステージから大きく成長した姿をファンに見せ、ツアーファイナル公演が幕を開けた。

続くパフォーマンスは公演当日に配信リリースされた新曲「ぐっじょぶ！」。SWEET STEADYらしいポジティブかつポップな楽曲は、会場を笑顔で包み込んだ。さらに、同ツアー初披露の新曲「なりたい私」もパフォーマンスし、会場中をキラキラと輝かせる。かと思えば、「ワガママ」「ミチシルベ」ではクールな一面を見せ、可愛いだけじゃない美しくも棘のある姿でファンを釘付けにした。

MCでは結成から今日までの1年間をメンバーたちが振り返る。山内はデビュー前から雑誌やTV撮影したことで“すごいグループに入ったんだな”と当時の感動を述べれば、音井はドッキリ企画を仕掛けられたことを回顧。また、奥田と白石は“1stシングルCDをリリースできて、たくさんの地域でイベントできたことが夢のようだった”と目に涙を滲ませながら語った。

後半戦はファンから“神曲”と絶賛されている「ダイヤモンドデイズ」、仲間との絆を歌った「新世界クレッシェンド」、想い出が詰まった1stシングルCDの表題曲「ぱじゃまぱーてぃー！」を立て続けに披露。SWEET STEADYの魅力が詰め込まれた3曲に、会場の熱気はさらに上がる。

続けて、ツアータイトルにもなった楽曲「SWEET BLOOM」をパフォーマンス。この楽曲はこの1年間で出会ってきたファンたちとこれから先も着実に一歩ずつ進んでいき、いつか満開の花束を作ってほしいという想いが込められている。そんなエモーショナルな空気の中、現在TikTokで人気を集めている「Call me,Tell me 」をパフォーマンスすると客席からは歓声が上がる。「ハートの魔法」「なんてねっ！」ら人気曲を一気に駆け抜けて、最初から最後まで最高潮の盛り上がりのまま本編は終了した。

祝福のような大きな手拍子とアンコールの声に誘われ、メンバーたちがステージに戻ってくると新曲「ぐっじょぶ！」を再度パフォーマンス。客席のファンと一緒に踊って声を出し、本編とはまた違う盛り上がりを見せる。今後のライブでのパフォーマンスやSNSでも盛り上がることに期待せざるを得ない。

今回の東名阪ツアーについて音井は“2年目もみんなと一緒に一歩ずつ進んで大きな夢を見続けたいです！”と喜びを見せる。さらに塩川は“私は前にもアイドルをやっていたんですけど、ここ（Zepp Haneda）が解散ライブの場所であり、想い出のある場所でした。こうして、SWEET STEADYとしてこの場所に戻ってこれたこと、そしてこんなたくさんの人にライブを観ていただけて幸せだなと思います”と感謝を述べた。

そして、ラストはSWEET STEADYの始まりの楽曲である「始まりの合図」を披露。楽しかった時も辛かった時も、どんな時でも側にいて彼女たちと一緒に成長してきたこの曲。1年間の努力が込められたパフォーマンスは、ここまで支えてくれたファンへのお礼のようにも見えた。

決して平坦とは言えなかったSWEET STEADYの1年間。どんな逆境でも諦めずに根を張り、ファンからのたくさんの声援と笑顔をもらって綺麗な花を咲かせた7人のアイドルたち。しかし、まだ彼女たちの花は満開ではない。これからも着実に一歩ずつ進み、さらに可憐で多彩な花を咲かせてくれることに違いない。

なお、SWEET STEADYは、2ndシングルが今年の夏ごろにリリースされることが決定。全国各地でリリースイベントも実施予定。

ライブ撮影：下山春香