
AKB48 村山彩希&倉野尾成美、戦後80周年平和祈念映画『ハオト』出演決定!
AKB48 村山彩希&倉野尾成美、戦後80周年平和祈念映画『ハオト』出演決定!
AKB48の村山彩希と倉野尾成美が、8月8日(金)より公開の映画『ハオト』に出演することが決定した。
2005年に下北沢の本多劇場で初上演した創作舞台<ハオト>。太平洋戦争末期の東京郊外にある精神病院を舞台に、病院内との対比で外界の狂気を問うテーマを、シリアスなだけではなく、ユーモアとサスペンスとファンタジー要素も織り交ぜで描き、鑑賞した観客からは、『カッコーの巣の上で』に匹敵すると絶賛された。今回、満を持して映画化。ロシアのウクライナへの軍事侵攻など、世界的にも軍事的緊張が高まる戦後80周年を迎える2025年夏に、いよいよ劇場公開となる。
舞台は、小学校を借り、特異な患者が集められ、表向きには精神病院と称されていた特殊機密施設。患者は、弟・正和(石田隼)が原因で突然軍を辞め、戦争や軍を批判し精神病扱いをされた元エリート海軍兵の水越(原田龍二)、原子爆弾開発間近に解離性同一障害(多重人格)となった荒俣博士(片岡鶴太郎)、虚言症と診断されたが、戦況を語るその虚言が100%当たる“閣下”(三浦浩一)、21世紀の未来の男性と交信していると伝書鳩を飛ばし続けている藍(村山彩希(AKB48))。貝瀬婦長(高島礼子)、梶谷医師(植松洋)、真関看護師(倉野尾成美(AKB48))が患者を担当し、銃恐怖症のため発砲することができない若い兵士“ボン”(清水一光)が、病棟の監視を担当している。
この施設は、陸軍将校の森本(木之元亮)が指揮していたが、指揮権が海軍の将校・蓬(長谷川朝晴)に移行。蓬は、ハワイ生まれの日系人である米国の諜報員・津田(バーンズ勇気)を二重スパイとして雇い、また、ソ連に仲介してもらって和平交渉を進めようと、日系のソ連大使・ロモフ(マイケル富岡)と森本陸軍将校をこの施設に呼ぶ。一方米国は、津田の存在を怪しみ、同じく日系ハワイ人の田中(金城大和)を送り込む。
80年後、刑事(丈)のもとに現れた大叔父・菅沼守(二瓶鮫一)が話すこととは? 蓬の親友である水越は、何を思って軍を辞めたのか。藍が平和の祈りを込めて未来へ放つ白い伝書鳩のハオト(羽音)は、はたして何を伝えるのか。
同作は、8月8日(金)より池袋シネマ・ロサほかにて全国順次公開される。
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