SCRAMBLE SMILE［ライブレポート］希望溢れる未来を確信させた5人体制ラストワンマン「これからもスクスマをたくさん好きになってもらえるように全力で頑張ります！」＜SCRAMBLE SMILE ONE MAN LIVE～SECOND SCRAMBLE “LAST 5”～＞ライブレポート

取材＆文：竹内伸一

会場が暗転し、ステージ後方のモニターに映像が流れ出す。その中でメンバー5人が紹介され、＜SECOND SCRAMBLE“LAST 5”＞のタイトルが映し出されたのをきっかけにメンバーがステージに登場。その表情は真剣なものだったが、ダンスパートに突入すると笑顔が弾ける。すると土居麗菜が“SCRAMBLE SMILE”と曲名を告げて、SCRAMBLE SMILEにとって2度目、そして5人体制での最後のワンマンライブがスタートした。

グループ名を冠したテーマソングともいえるキャッチーなナンバーを、5人は弾むように歌い踊る。きらびやかな新衣装とも相まって、会場は一気に華やいだ雰囲気に。そんな中、土居がダイナミックなダンスで聴衆の目を引けば、峰島こまきと桜木果奈が会場中に視線を送る。するとゆうゆが、カメラに向かって手を振り、配信で観ているファンにもアピール、さらに松田琉那がクラップを促すといった具合いに、5人は冒頭からそれぞれにライブを盛り上げていった。5人の奮闘に応えて、「今日から運命！」では会場から大きなコールが発生。すると今度はその声に煽られるように峰島が“まだまだ行くよ！”と絶叫！　その声を聴いて今度はフロアではペンライトがガンガンと打ち振られる……冒頭から見事なまでの相乗効果で、場内のテンションは一気に高まっていった。

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MCで自己紹介を済ませると「焼きたてパンタシア」を弾むようにパフォーマンス。続く「スキパンマン」はロングバージョンにアレンジされて、“パンパンパパパン”というコール＆レスポンスをたっぷり楽しんだ。「わざとだよ？」では雰囲気を一変させ、5人で切なげに歌いつなぐ。ゆうゆの投げキスも飛び出して、会場のコールはさらに迫力を増していった。

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ここで新曲「ひとことでいうなら恋かもね」を披露。パフォーマンス前に“真似してほしい”と桜木がサビの部分の振り付けをレクチャー。彼女は一生懸命に説明していたが、言葉足らずになる部分も。するとメンバーが、“こんな感じだよ”などとすぐさまフォロー。彼女たちのチームワークのよさが感じられる場面となった。

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新曲を弾むようにパフォーマンスし、ピースサインを左右に振るような印象的な振りを会場一体となって踊り、さらなる盛り上がりを見せる中、ライブは後半戦へ。「LOVE ME ONEGAI」もロングバージョンにアレンジされ、冒頭にスローパートを追加。5人が伸びやかな歌声を響かせて魅せた。

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ストレートなロックナンバー「OVER THE SKY」を5人は真剣な眼差しで力強く歌い上げる。ここでも峰島が会場を煽りまくり、“オイ！オイ！”の地鳴りのようなコールを巻き起こす。“最後の曲です！　みんなで一緒に声出して盛り上がって行きましょう！”という土居の大絶叫からなだれ込んだ「AGE⇔DECHI」では、イントロから大コールが起こる中、5人は小気味よくも激しいダンスを披露。もちろん会場も一緒になって踊り、最後にふさわしい狂騒的な雰囲気が生まれて本編の幕を閉じた。

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