Genesis Girl［ライブレポート］生バンドワンマンで轟かせた圧巻のパフォーマンス【メンバーコメントあり】

渋谷の地下に現れた、もうひとつの楽園——それは美しくも激しい音の黙示録。Genesis Girlが放った2月からの6連続楽曲配信の集大成が、この夜、ついに“生バンド×リアルステージ”として解き放たれた。

荘厳なSE「New GOLGOTHA Overture」から幕を開け、冒頭の「マンマミア-ZERO-」「S.M.J（スーパーミラクルジェット）」で一気に火をつけたGenesis Girl。その勢いをさらに加速させたのが、新曲「Wake Up」の初披露だ。疾走するバンドサウンドに乗せて、ハードロックなビートに突き抜ける高音と鋭いラップが交錯する。重厚な照明の中、観客はまさに“目を覚まされた”かのように魅了された。

「PUSH」「フィーバー！！」で弾けるようなエネルギーを叩きつけ、MCでは素の笑顔を見せたかと思えば、「FAKE」「偶像連鎖」ではダークで哲学的な世界観へと引き込む。緩急のコントラストが観客の感情を揺さぶり続ける中、披露されたのはバラードナンバー「Dear」。静けさと涙が染み込むような1曲に、フロアの空気は一転。強さの裏にある“儚さ”を、彼女たちは静かに、しかし確かに伝えた。

本編を締めくくった「少年の詩」で会場が一体となった後、アンコールでは観客の歓声に応え、伝説的バンドEARTH SHAKER公認のカバー曲「MORE」を初披露。原曲の魂を受け継ぎながら、キレキレの振り付けと圧巻のパフォーマンスで“Genesis Girl流”に昇華。誰もがその完成度の高さに息を呑んだ。そして最後は「YOLO」。今この瞬間を生きろ、と叫ぶようなラストチューンに、誰もが拳を高く掲げた。終演後も鳴りやまない歓声と拍手が、それが“伝説の夜”だったことを証明していた。

13曲の物語を、全身で、全力で表現しきったGenesis Girl。それは、ただのライブではない。“Mephisto”とは、少女たちが自らの運命に挑み、信じた音楽で世界に立ち向かった証明の舞台だったのだ。

オリジナリティ溢れるコンテンツ性とクオリティの高い楽曲性とパフォーマンスが、業界関係者やコアなファンからサブカル的人気を博し、2026年度全米進出を目標に必死に今を闘っているGenesis Girl。圧巻の生バンドライブを大成功で終え、次回のフル生バンドライブは、5月5にち（木・祝）に＜香田メイ生誕祭 〜May I sing to you? 〜＞を開催する。

彼女たちのリアルなノンフィクション・ストーリー、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。

メンバーコメント

Mei：
2025年3月20日、1日1日が変えられないこの人生で、私たちに今日という日をくれてありがとう。

生バンドで、この5人で歌えたのは、私の人生の中でもかけがえのない時間だったし、そこにバンドメンバーのみなさまがいて、観に来てくれたあなたがいて、何より幸せでした！！

いつだって人生は選択して先へ進みます。

今までの人生で選択してきて、その選択のお陰で出会えたのは奇跡で、そこからもう1度会うか、ライブに来るか、また選択です。

私たちと音楽を創っていく選択を！！！

5月5日、ワンマンライブも必ず来てください！！　今回来れなかったみなさまも！

Anji：
Genesis Girl5人体制初の生バンドワンマンライブ＜Mephisto＞にお越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました！！

私がずっと目標の1つに掲げていた生バンドライブを叶えられて、叶えた瞬間を観ていただけて、本当に嬉しかったです。

加入前、初めてGenesis Girlのライブを観た日が生バンドで、“いつか私も生バンドで、Genesis Girlで歌いたい”と思いました。

それがついに、みなさんの応援のおかげで叶えることができました！

また1つ成長した私たちをお見せできたのではないかなと思います。これからもみなさんを驚かせるようなパフォーマンスをできるよう、1曲1曲に心を込めてお届けします！

Genesis Girlについて来て後悔させませんので、これからも応援よろしくお願いいたします！

Nana：
Genesis Girl ワンマンライブ＜Mephisto＞ご来場いただきありがとうございました！

デビューしてからずっと目標の1つであった生バンドでのライブ。すごく熱く、楽しい空間、最高の時間にできたのはスタッフのみなさん、そして来てくれたみんなのおかげです！

本当にありがとう！

この日を迎えるまで本当にいろんなことがありました。どうしたら私たちのライブを楽しんでもらえるだろう、1人でも多く来てもらえるだろうと。私たちだけの力じゃどうしても限界があります、みんなが自慢の推しだと自慢のグループだから観に来てって頑張ってくれたの知ってるから、もっと自慢の推しであるためにこれからも頑張ります！

最高の景色を見よう！

Yu-hi：
まずは生バンドワンマンライブ＜Mephisto＞にお越しくださったみなさま、ありがとうございます！！　初の生バンドライブ不安なこともありましたが、最高の時を過ごすことができました。ハモリ担当の自分としては苦悩するところも多くありましたが、いろいろな気づきもあり成長することができたライブだと思っています。

ジェネガのことを、私のことを好きでいてくれる君へ。誰にだって苦しい時はあるけれど、ここが限界だと思わず、でも力を入れすぎず水が流れるように生きていきていこうね。あなたたちがいるからあんなに素敵な空間が作れたんだよ！　いつも本当にありがとう！！！！！　たくさん幸せになろうね。

Ren：
生バンドワンマンライブ＜Mephisto＞、お越しいただきまして本当にありがとうございました！！

今回のワンマンは、新メンバーになってから全曲参加することができるライブだったため、いつにも増してワクワクするライブでした。

どの曲をやればみんなが楽しんでくれるかな？とメンバーでセトリを考える時間や、練習もとても楽しくて、本当にあっという間に終わってしまったと感じるライブでした。

水色のサイリウム振ってくれた方、初めましてでライブに来てくれた方、ジェネシストのみんな、本当に本当にありがとう！！！

これからも応援よろしくお願いします！