![AsIs[ライブレポート]フェスの開幕を彩った可憐さと激情が交差した圧倒的ステージ「これからも前を向いてみなさんに幸せを届けていきたい」](https://img.popnroll.tv/uploads/news_item/image/42364/large_01_01_AsIs-67-watermarked.jpg)
AsIs[ライブレポート]フェスの開幕を彩った可憐さと激情が交差した圧倒的ステージ「これからも前を向いてみなさんに幸せを届けていきたい」
AsIs[ライブレポート]フェスの開幕を彩った可憐さと激情が交差した圧倒的ステージ「これからも前を向いてみなさんに幸せを届けていきたい」AsIs<Pop'n'Roll Fes vol.1>ライブレポート
アイドルメディア『Pop'n'Roll』主催イベント<Pop'n'Roll Fes vol.1>が、2月1日(土)にVeats Shibuyaにて開催された。
同イベントには、編集部が今推したいグループや実力派アイドルが出演。それぞれが個性あふれるパフォーマンスを披露した。
本記事では、満員の会場に熱狂をもたらしたAsIsのライブレポートをお届けする。
AsIs<Pop'n'Roll Fes vol.1>Veats Shibuya(2025年2月1日)
取材&文:竹内伸一
ライブ撮影:Ikuya Nishikado
“<Pop'n'Roll Fes vol.1>、盛り上がっていきましょう!”という声とともにメンバーがステージに登場。すぐさま「特別アドラブル」のイントロが流れ出すと、改めて“<Pop'n'Roll Fes vol.1>、AsIsが盛り上げていきます!”と、瀬乃ひよりが高らかに宣言し、Pop'n'Roll主催イベントの幕を切って落とした。

彼女たちにとってこの日は、休養していた北川姫子の復帰ライブ。大事をとって彼女はステージ上手(かみて)に用意されたイスに座ってのパフォーマンスに。加えて、南世菜がお休み中のため、6人編成かつイレギュラーなフォーメーションというなかなかレアな状況でのライブとなった。
しかしながら、可愛らしく弾むようなパフォーマンスは躍動感にあふれており、会場中の視線を奪っていく。イスに座る北川も、上半身で振りを踊りながら、楽しそうに観客に視線を送る。桃井美月が彼女に駆け寄り、一緒にハートマークを作った場面では、会場から大きな歓声が上がった。


続く「あと、1センチの本音」を、今度はしなやかな雰囲気をたたえながらパフォーマンス。雨野せいが可愛らしい歌声を聴かせれば、山城虹奏がちょっと切なげに歌う。かと思えば、間奏では5人で迫力のあるダンスを披露。さらに、瀬乃が“一緒に帰りませんか? ねえ、先輩”、星野夢空が“先輩の笑顔独り占めしたい”の台詞を可愛らしくキメると、会場からはさらに大きな歓声が巻き起こった。



MCでは“今日から北川姫子が復帰しました”と改めて報告。“しばらくは歌唱のみとなりますが、一生懸命頑張ります”と北川が挨拶すると、会場からは温かい拍手が生まれた。
そんな和やかな雰囲気をかき消すように、後半はアップテンポで激しい楽曲を連発。「Braver!」では緩急をつけつつも切れ味鋭いダンスで魅了し、「いつかの僕らの声に応えて」では拳を振り上げながら熱唱し、髪を振り乱しながら激しく踊る。可愛らしさを振りまいた前半のパフォーマンスから一転し、クールな表情で、その凛々しく力強い面を見せつけた。

彼女たちの熱演に会場も熱狂し、ラストの「愛を叫ぶ」では、イントロから大きなコールが場内に響き渡る。大声援を受けて6人には笑顔がこぼれたが、すぐに感情を込めて熱く歌い出し、その声はどんどん熱気を帯び、その動きもさらに激しさを増していく。5人がダイナミックなダンスをくり広げる横で北川が“これからも前を向いてみなさんに幸せを届けていきたいです”と熱くメッセージを送ると、6人で声を合わせ、叫ぶように大熱唱を披露し、ライブを締めくくった。
可愛らしく振舞った前半、熱く激しくライブで盛り上げた後半とコントラストを描いた構成は見応えのあるもので、彼女たちの表現力の豊かさも感じさせるものだった。いつもとは異なる状況の中、見応えのあるパフォーマンスを見せたAsIsは、トップバッターとして十二分にこの日のイベントを盛り上げてくれた。

AsIs<Pop'n'Roll Fes vol.1>
2025年2月1日(土)
Veats Shibuya
SE
M1.特別アドラブル
M2.あと、1センチの本音
MC
M3.Braver!
M4.いつかの僕らの声に応えて
M5.愛を叫ぶ
MC
終演後コメント

山城虹奏(AsIs):
今回の<Pop'n'Roll Fes>では、豪華な出演者さまと同じステージに立たせていただき、たくさんの方にAsIsを知っていただける機会だったので、出演できてとても嬉しかったです。緊張していたのですが、1人でも多くの方にAsIsの魅力をお届けできるように精一杯パフォーマンスしました!
