菊地姫奈、バンギャ姿を披露! 主演映画『V. MARIA』場面写真解禁
菊地姫奈、バンギャ姿を披露! 主演映画『V. MARIA』場面写真解禁
菊地姫奈が、宮崎大祐が監督を務める、映画『V. MARIA』の場面写真が公開された。
映画『V. MARIA』場面写真
同作は、創立30周年を迎えた制作プロダクション『メディアミックス・ジャパン』(MMJ)の新たなるチャレンジとして、20〜30代の若⼿社員を対象に劇場⽤映画企画のプロデュースの機会を与えるプロジェクト『M CINEMA』の第1弾。
子どものころからヴィジュアル系バンドが大好きだった小澤友美プロデューサーが、“現在元気のないヴィジュアル系シーンを盛り上げたい!”と発案。主人公の女子高生・マリアが、亡き母がヴィジュアル系バンドが好きなバンギャルだったと知り、母が残した遺品からヴィジュアル系バンドという存在に出会い、楽曲やヴィジュアル系カルチャーに興味を持っていく中で、亡き母の軌跡を辿りながら自己を見つめ、成長していく姿が描かれる。
マリアが訪れるライブの演奏シーンの中には、入居するビルの老朽化により移転が決まっていた老舗ライブハウス・目黒鹿鳴館で撮影したものも。同作は同所で最後に撮影された映画となる。
目黒鹿鳴館は、1980年にオープン。オープン初期は米米CLUBやTHE MODSをはじめ、ジャパニーズメタルのレジェンド的存在・44MAGNUM、DEAD ENDの活動拠点としてメタルブームを牽引。1990年代にはLUNA SEAやGLAYをはじめとする数々のヴィジュアル系バンドを輩出し、聖地として伝説を生み出してきた。
店長のPEPEは、“目黒鹿鳴館、この場所での営業は先日終了となりました。1980年に日本のロックを支え、日本のロックのハードな部分を進化させたジャパメタシーンをともに創り、後のV系シーンのサポートをできたと自負しております。現在では以前のような活気とまではいかないと感じるほどバンドの数が減ってしまった感は否めませんが、逆に篩にかけられて良質なバンドのみが活動が許される的なイメージです。昔の熱くめちゃくちゃな時代をもう1度体験したいので、現在進行形のベテラン勢も若手もやりたいことを忖度抜きでやり倒してほしいです。鹿鳴館は新天地でも魂は変わりませんので今後ともよろしくお願い申し上げます”とコメント。
劇中では懐かしの90年代ヴィジュアル系バンドのCDやポスター、グッズ、バンギャルたちの姿も登場するなど、ヴィジュアル系バンドへの熱い想いとリスペクト、そして、愛が詰まっている。
また、“目黒”繋がりということで、『目黒シネマ』にて4月1日(火)より2週間限定で劇場公開されることが決定。目黒鹿鳴館と同じく権之助坂にある目黒シネマは、前身の劇場からリニューアルをして1975年に開館。そんな目黒で唯一の老舗名画座は、今年で開館50周年。通常は2番館として興行をしている中、異例の新作映画の封切りで節目を迎える。佐藤支配人は“目黒といえばサンマ。この認知が覆される日がやってまいりました。目黒鹿鳴館さんとこのような形でコラボレーションさせていただくことができ、同じ地でエンタメを発信してきた身として大変光栄です。目黒×ビジュアル系バンドで、この地の新たな顔を魅せます”と興行に期待を寄せる。
併せて、菊地以外の追加キャスト情報も解禁。マリアが出逢う謎の元ヴィジュアル系バンドマン・カナタに藤重政孝、マリアの母・友人で30年以上ライブハウスに通うバンギャ・恭子をサヘル・ローズ、マリアの祖母・幹枝を藤田朋子が演じる。
解禁された場面写真では、バンギャの恰好のマリアの姿などが収められている。
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