STU48［ライブレポート］表情豊かなパフォーマンスで強い決意を見せた2期生5周年コンサート「これからも夢に向かって諦めずに頑張っていきます」

STU48の2期生は、2019年12月にお披露目され、2021年10月に正規メンバーへと昇格。コロナ禍で思うように活動ができない中でも、2022年10月23日に＜STU48 2 期生 3rd Anniversary Live＞を開催し、今回は約2年ぶりとなる 2 期生だけの周年記念ライブとなる。

Overtureからスタートすると、吉田彩良の“みんな円陣するよ〜。2期生5周年コンサート！　私たちは今が⻘春だ！　いくぞ〜”の掛け声ととともに「初日」からスタートし、「少女たちよ」では迫姫華が“少女たちはこの5年間でたくさん成⻑しました。その姿を全力でお見せします”と意気込むと客席からは大きな拍手が起こった。いつでも初心を忘れないという想いを込めて全員で4曲続けて披露。

ユニットブロック後は、高雄さやかの“2期生はまだまだ通過点です。ここからはみなさんがまだ知らない私たちの新しい姿をお見せします。それでは始めましょう”の合図とともにダンスインターがスタート。前半ブロックとは雰囲気が変わり、「RIVER」や「風は吹いている」などダンス曲を3曲続けて披露。迫の靴底が取れるアクシデントがあり、“今までにないくらいガムシャラに毎日10時間くらいレッスンをしてきた証拠です”と話すと、客席からは大きな笑いと拍手が起こった。

アンコールでは、2期生のオーディション時の楽曲でもあった「大好きな人」から始まり、尾崎世里花が“私たち2期生は1期生、ドラフト3期生の先輩たちに憧れてSTU48に加入しました。ファンのみなさん、支えてくださるみなさんがいるからここに立てています。これからも夢を追いかけ続けます”と感謝を伝え、全員で客席にサインボールを届けた。

最後に吉田彩良は、“私たちは5周年を迎えたんですが、5年前に加入した時、すぐにコロナ渦になってしまって、みんなが理想としていたものとは違う日々が続いていたのですが、それでもいつも応援してくれるみなさんがいたから、私たち12人はここまでやって来ることができました。今はSTU48の中で2期生の人数が1番多いのですが、自分たちが前に出たり、中心だっていう自覚をなかなか持てていなくて、でももう次世代って言っていられるほど甘えていられるポジションでもなくなっていて。各々のいろいろな想いからメンバーみんなで考えて今日のこのセットリストができました。5年間やってきて、ファンのみなさんと近くで会えたり、コールをしてもらえる環境が当たり前じゃないということを2期生は特に感じているのかなと思います。これから6周年も私たち12人で迎えられたらいいなと思うし、このレッスン／リハーサル期間は2期生の絆を再確認できた時間でもありました。これからも夢に向かって諦めずに頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いいたします”と呼びかけると、客席からは大きな声援が上がった。

5年間の感謝と今後への意気込みをファンに届けた2期生5周年コンサートは、全23曲を披露して幕を下ろした。勢いを感じさせた2期生コンサートに、1月15日（水）にリリースする11thシングル「地平線を見ているか?」にも期待が高まる。