武田玲奈、10周年記念写真集『SISU』への想い「また新しい一面を見ることができると思います」発売記念イベント開催

『武田玲奈10周年記念写真集 SISU』（12月6日（金）発売）の発売記念イベントが、12月8日（日）に開催。イベントの前に行なわれた会見に、武田玲奈が登場した。

ABEMAオリジナルドラマ「透明なわたしたち」に出演するなど、俳優として映画、ドラマ、舞台と多方面で活躍する武田玲奈が、芸能活動10周年を記念した『武田玲奈10周年記念写真集　SISU』を発売。サウナマガジン『SAUNA BROS.』誕生時から9号連続で表紙を務めるなど、サウナ好きとしても知られる武田が、サウナの母国・フィンランドでのオールロケで撮影した、念願の写真集となっている。

地方での撮影時に、共演者に勧められたこときっかけにサウナにハマり、今回写真集の撮影で初めてフィンランドを訪れたという武田。“素敵な国で、日本の次に住めるなと思いました。すごく綺麗で、自然も壮大で豊かで、大好きなサウナもたくさんあって。しかも、サウナに対しての感覚が日本と違っていて、より人々に近いように感じました”と撮影を振り返った。

撮影ではフィンランドの首都・ヘルシンキ最古の公衆サウナ『コティハルユン サウナ』や、フィンランド中南部に位置するビスマル湖のほとり、20棟以上のスモークサウナが建ち並ぶ『サウナヴィレッジ』など、地方や島などにも足を伸ばし、各地の信じられないほどに美しい自然の中で、さまざまなサウナを体験した。“日本だと、「サウナに行くぞ」と気合を入れる感じがあるのですが、フィンランドはすごく寒い国なのでサウナが当たり前というか。 家族みんなで一緒に入ってその日あったことを話すみたいで、生活の一部になっているのがいいなと思いました。フィンランドのサウナは温度もそこまで高くなくて、みんなでロウリュの音を聞きながら入っているのがとてもよかったです。プライベートでも、旅行でまた行きたいです”と大満足の様子。

武田の選ぶお気に入りカットは、青いニットを着た武田が、同じく青い花の中でカメラを見つめる印象的な1枚だ。“島で撮影したのですが、青いお花に囲まれていて、その時青いニットを着ていたので、ちょうどいいねということで撮りました。何気なく撮った写真なのですが、出来上がりを見てみたら光の入り具合いが幻想的な雰囲気に仕上がっていて、1番好きなカットになりました”と嬉しげに語った。

また、写真集の発売に際して、12月14日から12月22日にかけてhmv museum 渋谷5で＜武田玲奈10TH ANNIVERSARY BOOK SISU 発売記念展示会＞を開催。展示会では、写真集撮影風景を収めたメイキングや着用衣装、未公開写真のパネルが展示されるほか、ポストカード、クリアファイル、Tシャツなどに加え、武田玲奈とサウナマガジン『SAUNA BROS.』がコラボしたサウナグッズの販売も行なわれる。武田は“いろんな写真を展示していたり、写真集のオフショットを使ったオリジナルグッズもあったりと盛りだくさんな内容になっているので、ぜひ遊びにきていただきたいです”とアピールした。

芸能活動10周年を迎えた武田は、この10年を振り返り“10年も経ったという気があまりしなくて、いつの間にか経っていたなと感じます。振り返ってみると、いろんなことを経験させていただいたなとすごく思います”としみじみ。これからの10年をどう過ごしたいかと尋ねられると、“今のお仕事を、健康に、永く楽しく続けていけたら”とほほ笑んだ。

2024年については、“いろんな作品に携わらせていただいて、ドラマも映画も舞台もいろいろ経験させていただいた”と振り返り、“舞台中に体調を崩してしまった時に、カンパニーの温かさというか、人の想いに触れました。今年は人や縁に恵まれた年でした”と明かした。

2025年は、すでに舞台＜華岡青洲の妻＞への出演が決定するなど、さらなる活躍が期待される。来年の抱負を聞かれると“今年ご一緒させていただいた方とまた共演する機会があって、ご縁が繋がっていっています。来年は舞台も決まっていて、私にとってチャレンジングな作品になると思うので、頑張りたいです”と意気込んだ。

最後に、ファンに向けて“今回、『武田玲奈10周年記念写真集　SISU』を発売いたしました。私の10年をかけた1冊になっていると思います。フィンランドの美しい自然の中で、アートな私を綺麗に撮っていただいて、また新しい一面を見ることができると思いますので、ぜひ手に取ってください”と呼びかけ、会見を締めくくった。