【連載】江籠裕奈のディープ可愛い論 第7回「これからも変わらず好きが詰まった街なんだと思う」
【連載】江籠裕奈のディープ可愛い論 第7回「これからも変わらず好きが詰まった街なんだと思う」【連載】江籠裕奈のディープ可愛い論 第7回
“可愛い”が大好きな江籠裕奈が、今気になっている“可愛い”について思いのままに綴っていく本連載。今回のテーマは“原宿”。最近数年振りに訪れたという江籠が、その魅力を語る。
江籠裕奈です!
最近数年振りに原宿に行きました。
コロナ前は仕事で東京へ行く時に自由な時間ができたりしたんですけど、今は日帰りだったりスケジュール詰め詰めで遠征することが多いので、東京の街を歩くのも久しぶりでした(人が多すぎてびっくりした)。
11歳からこのお仕事をしていて、東京で1人で行動することが平気になった高校生の頃はちょっと時間ができては原宿に行っていました。
竹下通りは歩いているだけで楽しかったし、原宿の美容室へ行ってみたり、今みたいにインスタなんてやってなかったはずでどこから情報を得ていたのかさっぱり思い出せないけど、可愛いカフェを探して行ったり、いつもネットでしか見れない憧れのお洋服屋さんに行ったりするのが楽しみでした(ここで何も買わないで帰るの失礼かなあと思ってレジに持って行った鏡が5,000円くらいしたことを今でも忘れない)。
中でもラフォーレ原宿が大好きで、少しの空き時間でも通っていました(笑)。
建物の造りが不思議なのも初めて行った時は驚いたなあ。まず1階を見て、その後地下に行ってから、ぐるぐるお店を見てまわりながら上まで行く。
上まで登ったら下りながらもう1回お店を見てまわって、どうしても欲しいと思ったものを買うのが私の買い物ルール。
この間久しぶりにラフォーレ原宿へ行けて、当時は本当に欲しいものを厳選して買っていたけど、久しぶりだし、大人になったし、欲しいものたくさん買うぞ!と意気込んでいたのに、たくさんの心ときめくものを見ながらどれを買おうか真剣に悩んでいる自分がいました。
結局買ったのはiPhoneケースとステッカーセット(笑)。
もしかしたらどこでも買えたかもしれないけど、あのときめきの宝庫で自分だけのとっておきを見つけるのが好きだったし、変わらず好きなんだなあと気づきました。
私にとってのラフォーレ原宿はいろんな人のときめきが詰まったミュージアム。
可愛いも派手も否定されない空間が大好きです。
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